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【RAYS】軽量・高剛性・高強度のスーパースポーツモデル「A・LAP 07X」

◆A・LAP 07X

ジムニー&シエラのオーナーのために開発された超軽量スポーツホイール「A・LAP-J(エーラップジェイ)」。そのコンセプトは、名前のA・LAPが示す通り「As Light As Possible(出来るだけ軽く)」というもの。これを実現すべく、RAYSが誇る金型鍛造工法によって、鍛流線を途切れさせることなく造り出した鍛造1ピースホイールとなる。
 2020年には、A・LAPのネーミングを冠したブランド「A・LAP」が誕生。時を同じくして登場した鍛造ホイールが、2×7スポークの「A・LAP 07X」だ。ジムニーはもちろん、それ以外の4WD・SUVをフォローするモデルとしてリリースされ、好評を博している。

ブラック/リムDC

ブロンズ

 さて現在サイズは18インチオンリーだが、本格派4WDのランドクルーザープラドやハイラックス用のほか、おそらく世界唯一となるジムニー&シエラ向けの鍛造18インチホイールをラインアップ。実は大きなトピックとして、5H‐114.3/16インチもバリエーションに追加される予定だ。
 オンロードからオフロード、さらにレースまで、4WD・SUVの実力を存分に引き出し、さらに大柄なボディに負けないだけの迫力を生み出す07X。破格の軽さを実現しているのはもちろん、高強度・高剛性・高耐久性という要件を満たしている。

スポークの幅や奥行、配置を熟慮し強度を持たせながら軽量に仕上げて、さらにリム幅、インセットごとに異なるリムの深さとフェイスを設定。現時点では18インチオンリーだが、ノーマルフェンダー向けからマイナスインセットまで、幅広いサイズを用意。
バネ下重量は、燃費、乗り心地、ハンドリングの良さ、転がり出し、制動距離など走行性能に大きく影響する。ある程度重いオフロードタイヤと組み合わせる四駆の場合、A・LAP 07Xを選択すれば鍛造ホイール最大のアドバンテージである「軽量」が活かされ、パフォーマンス低下を最小限に抑えられる。特にブロンズカラーは、塗料のわずかな重量増加すらも省くブロンズアルマイトによって仕上げられている。

NEW SIZE!! A・LAP 07X 16inch

 ノーマルスタイルからオーバーフェンダースタイルまで、あらゆるカスタマイズに対応する細やかなサイズ設定だが、今秋、16インチ導入の噂もある。対応車種はデリカD:5やRAV4、そしてジムニーほか。A・LAPの新たな展開に期待が高まる。
高度に管理された生産体制のもとで製造される鍛造ホイール。その製造工程では、高鍛錬比のホイール成型を可能とする10,000t鍛造機はじめ、RAYS RM8000回転金型鍛造工法やRAYSデザイン金型鍛造工法の導入など、鍛造が本来持っているポテンシャルを最大限に引き出すための取組みが行なわれている。