ペニーレインといえば、走り系の印象が強い。当然、走りに関してのこだわりは強く、サスペンションは、柔らかい、硬いだけでは表現できない乗り味となっている。初期はしなやかで、中間ストロークからのコシが強く、ニュートラルステアながら、応答性の高い乗り味には、ファンも多い。
しかし、ここ最近の新製品は、アウトドアアクティビティに振った内容のものが多い。今回のデモカーにも新たなアイテムが装着されているが折りたたみ式のワイドキャリアに注目したい。アウトドアアクティビティの際、どうしても荷物が多くなってしまう。ジムニーの車内の広さには限界がある。ルーフラックなどで対応するのが主流だが、屋根の上からの積み下ろしは大変だ。そんな時に役立つのがこのワイドキャリア。ゲート幅いっぱいに設定されたワイドキャリアは、かなりの積載が可能。さらに、キャリアプラスを追加すれば、3段積みが可能に。今回のワイドキャリアはそれだけではない。畳んだ状態で横方向のスリットが入っている。このスリットがTスロットとなっており、様々なユニットが装着可能。背面仕様のスノーボードキャリアにもなる。
発展性は自由自在。新たなアイテムの登場なのだ。
様々なエクステリアパーツで個性を主張するペニーレイン。走りだけでなく、アウトドアでの利便性を高めた仕様で、現行ジムニーの使用用途にジャストフィット。アウトドア遊びに大人気のJB64がオシャレに作り込まれているのだ。
サスペンションのこだわりは、さすがペニーレイン。初期はしなやかで、乗り心地は良いのに、ロール量は少なく、ステアリングの応答性が高く、スポーツすることが可能。ただ乗るだけで楽しく感じる、数少ないサスペンションと言えるだろう。オンロード、オフロードを問わない高性能が魅力なのである。
フロントエンジンミッドシップとなったJB64は、アームの負担が歴代ジムニーの中で最大となる。強固なアームはスポーツ走行時の必需品だ。
シンプルな形状のフロントアームにも、負荷がかかる部分に補強が入っている。この辺りのノウハウは、さすがペニーレインと言ったところだ。
ありそうで、今までなかった角パイプ仕様のフロントバンパー。スクエアなボディデザインのJB64には、角パイプ仕様のバンパーがよく似合う。純正フォグランプが使用できるのもありがたい。
スクエアなボディデザインに最適な、ブラッドレーVをチョイス。JA系のシルエットに似たJB64にはかなり似合う。
ワイドキャリアに、キャリアプラスを使用すれば、最大で3段の積載が可能となる。この量、ルーフの積み下ろしを考えると若干ゾッとする。手が届く範囲に積載できる利便性は一度使うとやめられなくなる。荷物を降ろした後は、テーブルとしても使用可能。アイデア次第で使用用途は無限に広がるのだ。
畳んだ状態で、リアゲートの開閉など、基本的な使用に関してなんら問題がない。横方向に走っているスリットは、Ｔスロットとして使用可能。様々なアイデアで使用することが可能となる。
ウインドーガードと呼ばれる車内装着アイテム。荷物の転倒からガラスを守るだけでなく、様々なアイテムを引っ掛けて車内を演出できるおしゃれアイテムでもあるのだ。
- ペニーレイン
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