【PENNY LANE】数々のオフロードマシンを鍛えてきたペニーレインから〝OFF化の提案〟

最近、ペニーレイン発のNEWアイテムはエクステリアが中心だ。その理由はまず一つに個性化。現行ジムニーは歴代のジムニーの中で最もパッセンジャーからの乗り替え組が多い大人気車両となった。当然、街中に同じクルマが溢れてしまう…。そうなるとユーザーは、何か自分のクルマだけの違いを求める。それがチューニングの敷居を下げてくれる。そこで様々な選択肢をユーザーに提供しようとする動きが原動力となっているという。
　個性化に最も効果的なのが、前後のバンパーだろう。旧規格ジムニーでは主流だったスチール系バンパーをいち早く現行のジムニーに取り入れたペニーレイン。今ではスクエアタイプや丸パイプベースのストレートツインや、角パイプベースのスクエアツインなど、その種類は多種多様。フォグランプ有りや、スキッドプレートの有無など、各自のコンセプトで様々なフェイスを演出できる。
　さらに、ペニーレイン山中氏が力を入れているのが、リアのカーゴキャリア。従来販売していたゲートの横幅3分の2のモデルに追加して、ゲート幅いっぱいの大型タイプを近日販売開始予定だ。従来型のユーザーからの「もっと大きなモデルが欲しい」との要望を反映しての追加ラインナップだ。そう、ルーフ上に積載するルーフラックでは利便性が悪く、ゲートに折り畳み式で使えるカーゴが大人気なのだ。今回は、発売開始前に新製品をパパラッチしてみた。

PLUS SPORTSスクエアツインバンパー

今、逆にスクエアツインバンパーが新しい…。ジムニーのボディ形状を考慮すると、どうして今までなかったのだろうと思ってしまうのが、この角パイプバージョン。エッジの効いたデザインは、旧ジムニーを彷彿とさせるスタイルであるにも関わらず、むしろ新鮮なシルエットに思えてしまうだろう。フォグランプやスキッドプレートのオプション設定も嬉しい装備といえよう。

ストレートツインバンパーJB64用
スキッドプレート付き（フォグ用）

フロントスクエアバンパー JB64用
スキッドプレート付き（フォグ用）

ストレートツインバンパーやフロントスクエアバンパーは、もはや現行ジムニーの定番アイテムといってもいいもの。オフテイストを増しつつ、ストリートでも似合うこのデザインは、まさに装着するユーザーを選ばない。

リアストレートバンパー JB64用
純正テールランプ用（プレート台有り）

リアストレートバンパー JB64用
小型コンビランプ用（プレート台無し）

リアスクエアバンパー JB64用
小型コンビランプ用（プレート台無し）

近年、ジムニーのナンバー位置の定番が変わりつつある。ご存じの通り、ゲートに移動するのが定番だったのだが、一方でバンパーに装着するタイプがお洒落である…という風潮がある。ペニーレインもそのニーズに対応し、ストレートバンパーにナンバーを装着するタイプをラインナップ。ニューカーゴとの同時装着には必須なアイテムだ。

フロント

リア

スタビライザーレスとしながらも、オンロード＆オフロードを問わずスポーツ走行できるサスペンションが、PLUS SPORTSの3インチアップだ。コイルとショック以外に、様々なオリジナルアイテムで各種補正を行い、スムーズなストロークで、普段使いの乗り心地も確保しているのが特長だ。

PLUS SPORTS カーゴキャリア JB64/JB74用

コンテナボックスにシンデレラフィットするカーゴキャリア。ロトパックスの搭載もできるため、収納時にもお洒落な印象となる。

PLUS SPORTS 〝NEW〟カーゴキャリア

従来型のカーゴキャリアから、ゲート幅いっぱいまで拡張し、積載量を大幅に増やした形のモデルが追加ラインナップ。キャリアプラスというオプションパーツを使用することで、3段まで荷物を搭載することが可能。このキャリアの積載だけで、1泊2日分の荷物を余裕で積載できる。上げ下ろしが意外と大変なルーフラックと違い、積載時の利便性も高く、収納時の走りの影響も少ない。さらに簡易テーブルとしても使用できる。アイデア次第で使い勝手が広がるアイテムだ。