TOP > 記事 > 【MUDRON】多彩なバリエーションから好みの仕様へ

【MUDRON】多彩なバリエーションから好みの仕様へ

アドベンチャー、クラシック、アーミーの3つのジャンルで大きく表情を変化させるマッドロンアドベンチャーシリーズ。アドベンチャーと名がついていてもそれぞれのコンセプトは欧州やアメリカンSUVをモチーフにアレンジされた人気の輸入車4WDモデルが主軸となっており、どれもワンランク上の車格を彷彿させるディテールとフォルムで視線を釘付けにする魅力を放つ。また、北米やアジアの富裕層が楽しむオフローダーを連想させるLEDスポット付属のクワッドフロントルーフのアクセントも相まって、その雰囲気にリアリティを増している。
 マッドロンシリーズのスポーツは復活を遂げた新型ブロンコをモチーフにジムニー特有のスクエアなフォルムと調和させた力作。特にグリル形状は懐古主義的なレトロ、クラシックなイメージとは一線を画す最新のネオクラシックアメリカンSUVらしい造形で、あえてこのグリルでアドべンチャーと合わせてみるのもお洒落。結論から言うと同社の様々なコンプリートプランはあくまでもサンプル。オーナーの好みに合わせて‘‘最良‘‘を豊富な選択肢の中から選べるところがエイムゲインの素晴らしさである。

MUDRON SPO

背面タイヤを外してスムージングパネルを装着するのではなく、タイヤ形状に合わせて立体的な装飾とすることで、リアゲート部分の存在感が際立つ。エンボス仕立てなMUDRONの文字もクール!立ち上がりの付いたルーフスポイラーはインパクトの強い表情に対してリアエンドのトップ部分までトータルでバランスを整える上でマスト。

立ち上がりの付いたルーフスポイラーはインパクトの強い表情に対してリアエンドのトップ部分までトータルでバランスを整える上でマスト。

MUDRON ADVENTURE

マッドロンアドヴェンチャーのエアロパーツにはベースとなるグリルの他にアーミーグリル、ディフェンダーVerの3タイプからセレクトが可能。デモカーにはシングルフォグバージョンのフロントバンパーを装備、こちらはグリーンのディフェンダーで採用しているデュアルフォグの装着も可能。

MUDRON ADVENTURE

ディフェンダーを彷彿させる硬派なオフローダー的なルックス。タフネスを印象付けるヘッドライトべゼルや骨太感のあるグリル造型、さらにはボンネットエンドのMUDRONイニシャルエンブレムの装飾に加え、フルバンパーエアロのボトム部分に採用されるスキッドプレート風のデザインやリベット止め風のアクセントも相まって、質実剛健な雰囲気を強調させる。
マッドロンシリーズで唯一のオンロードスタイルとして新たに加わったのがGTシリーズ。メルセデスベンツのGクラスをオマージュしたワイドシルエットは、リフトアップを施してブラバスのフォーバイフォースクエアード的なフォルムにするも良し、ローダウンして定番のAMG的な雰囲気に作り込むのも良し。等身大のGクラスでも様々な仕様が存在するのと同じ様に、折角そっちへ寄せるなら独自のスタイリングでアレンジの幅を多く提供した方がユーザーとしても嬉しい。GTがベースとすればGT-Xはクロススタイル。そのどちらにもワイドフェンダーや造型に拘りをプラスしたダクト月のワイドフェンダーを組み合わせられる。要するにチューナーズブランド的なスタイリングを、好みに応じて足し算引き算だけじゃなく、割り算や掛け算的にアレンジできるってことだ。
 そのサンプルとして用意していただいたのがベージュのJB74シエラオリジナルフェンダー、そして白のワイドフェンダー+Gクラス御用達のボンネットマーカーをあしらったリフテッドスタイル、一方ブラックがアーバンテイスト溢れるロー&ワイドな仕立てとなる。目指す方向性や組み合わせるホイール&タイヤによって、理想のスタイリングが可能となる選択肢の広さもまた、エイムゲインならではの魅力だ。

MUDRON GT-X

テールから大きく張り出したフェンダーアーチ、ディープリムに低扁平タイヤとサイドステップが織りなすフォルムは、モチーフとなるGクラスを色濃く印象付ける。大胆なダクトをあしらう事で、ボディ造型にインパクトを高める辺りはスーパーカーをはじめ様々なエアロパーツ開発実績を持つ経験値とノウハウの賜物。細部を切り取ってみると本物のGクラスと見間違えるレベルにリアル。メッシュのアクセントや専用デイライトまで、細かいアクセントパーツのラインナップも抜かりない。

MUDRON G

MUDRON GT