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【MOTOR LABEL】スタイリッシュなSUVから遊べる四駆までプロデュース!

カスタムというと、ついつい様々なパーツでクルマを着飾ってしまい、むしろドレスアップやデコレーションに陥りがち。だが、四駆らしさを強調しつつ、さりげなくノーマルとの差別化を図ったのがこのプラドのポイントだ。
 サスペンションはモトレージのキットを使用し、フロント3.5/リア3インチのリフトアップを実施。タイヤサイズこそ285/70R17だが、非常にアグレッシブなデザインのマキシスRAZR・MTをチョイスしており、これだけでただならぬ雰囲気を演出。これに組み合わせるのは強靭さで定評のあるブラッドレーだが、その中でも最新モデルであり鍛造を採用したブラッドレー匠。エンブレムやミラーにチッピング塗装を施す事で、四駆の逞しさをさりげなくアップグレードしている。
 対するランクル70は、本格的にオフロード走行を楽しむためにカスタムを実施。サスペンションはオールドマンエミューで、ロックスライダーやパイプタイプのバンパーに交換。35×10.5‐16と、実にマニアックなタイヤサイズを選択するが、よく見るとフェンダーアーチがカットされており、タイヤがストロークしてもボディにヒットしない。これぞ、機能美だ。
 一括りにランクルと思いがちだが、実に対照的なデモカー。ライトなカスタムからハードなモディファイまで、モーターレーベルならユーザーの目的に合わせて最適なカスタムを実現してくれる。

LAND CRUISER 150PRADO

ノーマル車高ではSUV的なイメージが強いが、3.5インチリフトアップする事で、俄然四駆らしいスタイリングへと変貌するプラド。サイドステップはエルフォードを装着。ステップはラプターライナー塗装、ミラーカバーやリヤガーニッシュにはチッピング塗装を施す。本来はパーツの強度をあげるためのものであるが、その独特な質感は視覚的に力強さを強調できる。車両全体で見るとブラックの部分から艶をなくすだけで、非常に落ち着いた雰囲気を醸し出しており、さりげないが個性的なスタイルに仕上げられている。
近頃人気沸騰中の、TOYOTA文字をあしらった海外製のグリルに交換。バグガードと合わせてマットブラックにペイントする事で、同じプラドとは思えないほどワイルドな雰囲気を醸し出すことに成功。

フロント

リア

サスペンションはモトレージのキットを仕様。前後のスプリングやラテラルロッドに加え、ビルシュタインショックもモトレージのスペシャルで、ロングタイプをセット。ただ車高をアップさせるだけでなく、オフロードでのしなやかな動きも重視している。
独特なトレッドパターンの、マキシスのRAZR MTに、あえてシンプルなデザインのブラッドレー匠を組み合わせる事で、両者を引き立てる。

LAND CRUISER 70 HZJ73V

リヤバンパーやスペアタイヤはレスとし、走破性や車両の軽さを重視。FRPトップはノーマルのままだが、これをブラックにペイントするだけで、全く違った印象となる。ガード類は必要最小限の装備で、スッキリとしたまとまりの良さが感じられる。

フロント

リア

サスペンションはオールドマンエミューを使用してリフトアップ。ステアリングダンパーも追加し、直進性も重視する。
フロントバンパーは、ワンオフのパイプ形状のものに変更。ウインチベッドとしての機能も備えWARNを搭載。シンセティックロープやFACTOR55のハウズフェアリードなどに変更し、細かな部分まで現代的にアップグレード済みだ。
バンパー同様、ワンオフで製作したロックスライダーを装着。サイドシルをしっかり保護するアイテムはオフロードの必需品。比較的大きなタイプなので、サイドステップとしても使いやすい。
フェンダーを外せば大径タイヤは装着可能だが、ランクルらしさが失われる。でも35インチタイヤをストロークさせたい!という事で、自然なラインでフェンダーの一部をカット。仕上げも美しく、最初気づかなかったほど。
オフロードでの強烈なトラクションを生み出してくれる、アクセレラのBADAK X-TREMEをチョイス。ホイールはリアルビードロックのturbine Z1を組む。

モーターレーベル

歴代のランドクルーザーに加え、Jeepやジムニー、更にはディフェンダーなど幅広く本格4WDを取り揃えるモーターレーベル。かつては男性向けの専門店といったイメージが強かったが、最近ではキャンプなどのアウトドアにも力を入れており、女性ユーザーが気軽に足を運べる雰囲気づくりを心がけているそうだ。四駆ユーザーの裾野を広げるために、様々なアウトドアイベントにも積極的に出展中。