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【MOTOR FARM】リアルオフロード性能を融合した2つの傑作ホイール!レトロアメリカンな世界観とモダン・オフロードスペック

オリジナルのパーツブランド「FARM(ファーム)」として、ジムニーパーツを総合的にプロデュースする大阪のモーターファーム。自社オリジナルホイールもそのラインナップに加えているが、近年は人気の四駆全般に対応するモデルとサイズを追加するなど、すべての4WD・SUVオーナーから注目されている。そのホイールのひとつが『FARM D10(ディーテン)』、そして第2弾が『SONORAN(ソノーラ)』だ。

◆FARM D10

 新世代のFARMホイール『D10』は、その名の通り〝Dウィンドウのホールが10個あるデザイン〟を由来とするモデル。特長はビードリングテイストな処理を施したリムフランジから、センターに向かって大きくコンケイブさせたそのフォルムにある。

6H-139.7モデル
マットブラック/DCティントディスク

6H-139.7モデル
 マットブラック/DCリム

6H-139.7モデル
 マットブラック

モダンでストリートな見た目はドレスアップ映えするデザインだが、実はこの形状は、ハードなオフロード走行に耐える強度を備えたフォルムでもある。

張り出し感のあるコンケイブ・ディスクが特徴のD10。オフロードホイールの定番であるレンコンスタイルを10個のDデザインで表現したが、ホールにもエッジを効かせることで複雑な立体造形を構築。これがホイール剛性に貢献し、限界まで攻め込んだ肉抜きが可能となり、軽量化も実現。保安基準に適合した軽合金製ディスクホイールでJWLはもちろん、強度確認試験をパスしたVIAの刻印付きだ。
ディスク面とリムの間を深く彫り入れることで、ビードロック風なリムの別体感を強調してフィニッシュ。そう、D10のもう一つのポイントがリムフランジデザイン。「FARM」「D10」などを刻印した段付きデザインとドリルドピアスを採用するなど、鋳造1ピースホイールと思えないアピアランスだ。

◆SONORAN

 一方『ソノーラ』は一見するとレトロでシンプル。往年のスチール製ラリーホイールの風合いを感じさせるアルミだが、コンセプトは単なるクラシック風ボトムではない。アリゾナからカリフォルニア、そしてメキシコのソノーラ州へと広がる広大なソノーラ砂漠がネーミングの由来であり、1960年代頃のアメリカ大陸を走っていた古き善き4WDの足もとを彩る〝アメリカン・クラシック〟なスチールライクなデザインだ。

マットブラック

オフホワイト

 さらに鏡面仕上げの脱着式センターキャップを採用し、クラシカルにも思えるスクエアなフォルムや7スロットなどのアイコンをジープCJ時代から長年に渡って継承し続けるラングラーとの相性も実に良い。
 センターキャップを外せばワイルドかつ硬派な表情を見せ、オフロードで映えるボトムスを強調。一方鏡面のセンターキャップを付けた途端、トラディショナルで上品なレトロ感漂うボトムスへと変貌する。しかもセンターキャップはボルト2本で簡単に脱着できるのでシーンに応じてアレンジできるところも特筆点だ。

古き善きアメリカを彷彿とさせる、スチールホイールチックなデザインの「ソノーラ」。ネーミングの由来はアメリカにある荒野・ソノーラ。つまりラフロードを駆ける1960年代頃のアメリカン4WDの足もとがモチーフの〝アメリカン・クラシック〟スタイル。モーターファームの自信作だ。
レトロで頑強、深みのあるルックスを採用したソノーラ。放熱効果とデザインのアクセントとして、ディスクに4つのスリットを採用。対してセンターキャップには6つのスリットを配置。
最も特長的な部分でもある樹脂製のメッキセンターキャップには「SONORAN(ソノーラ)」の文字が刻みこまれる。これはビスで2点留めされているので簡単に着脱可能。センターキャップを外せば、また違った武骨なスチールホイール的な雰囲気を味わえる。※オフロード走行の際はヒットして破損する場合があるため、センターキャップの取り外しを推奨。