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【MOTO RAGE】見た目のドレスアップではない!機能も高めるオリジナルパーツの数々

1982年の創業以来、数多くの4WDオーナーを支え続けてきたモトレージ。代表の岡本社長は探究心に溢れた研究熱心なタイプで、他社から望む様なパーツが発売されていなかったため、「無いのなら作ろう!それが誰か1人でも役に立つのならやるべきだ!」というポリシーも後押ししてオリジナルパーツの開発をスタート。車種が増えるにつれアイテム数は増え続け、今ではパーツメーカーと言っても過言ではないラインアップとなっている。
 特にモトレージがこだわって開発しているのは、サスペンションパーツとアンダーガードなどのプロテクションパーツ類。単純に○インチリフトというのではなく、それぞれのユーザーが求める乗り味は違うもの。車高は上げたくないけれど安定感は高めたいとか、オフロードを重視しつつワインディングもしっかり走りたいと言った、ある意味ワガママな要望にも答えるべく、様々な仕様をラインアップする。
 また、オフロード走行にはリスクが伴うもので、トラブルを未然に防ぎ安心して帰って来られる本格的なガードがあるとウレシイ。そんなガード類もラインナップし、発売中なのだ。他にも、強化FRPを使用したジムニー用のバンパーもラインアップ。ただの装飾ではなく、機能を高めるカスタムをしたいなら、モトレージをチョイスするべきだ。

LANDCRUISER PRADO

150プラドがデビューした当初から、リフトアップスタイルを提案し続けるモトレージ。デモカーは9㎜幅のフェンダーカバーを装着。フロント3.5インチ/リヤ3インチリフトを行なうことで、BFグッドリッチの最新モデル・トレイルテレーン(285/70R17)を装着。エンジンの真下から燃料タンクまでアンダーガードを一式装備。オリジナルのマフラーに交換するが、デパーチャーアングルを損なわぬ様、エンド部分はオーバル形状としているのがポイントだ。
メインサイレンサーから後ろの部分のみを交換するテールパイプタイプ2。オーバル形状とすることで、オフロードでのヒットを防止。なお、ダウンテール形状のタイプ1もある。
オフロード性能のためにロングショックを装着するとステアリングギアボックスのブーツとスタビが干渉してしまう。それを防ぐ為のロアボールジョイントスペーサも新発売。
リヤバンパーのリフレクターやバックフォグをクリアレンズに交換し、バックランプに変更。リフトアップするとバックランプの高さが問題となるが、これで解決できる。
リヤバンパーの内側にあるフレームに直接取り付けるヒッチメンバー。リヤビューを美しく見せる為のメンバーカバー(前中期、後期用あり)も併せて装着したい。
ホイールはBRUTの最新モデルBR-33をチョイス。シンプルだが新しさも感じるデザインと言える。タイヤはアウトラインホワイトレターが特徴的な、BFグッドリッチの最新アイテム・トレイルテレーン(285/70R17)をセット。
サスペンションは、ガソリンとディーゼルで作り分けるだけでなく、それぞれ0.5インチ刻みで好みの仕様を組み合わせることが可能。ユーザーの理想とするカタチに仕上げられる。
フロントバンパーの下や、ミッリョン&トランスファ、さらには燃料タンクまでジュラルミン製のガードを装着ししっかり保護。まさに、備えあれば憂いなし、だ。
モトレージのマッドフラップの特徴は、フェンダーの内側にフラップがないこと。大きなタイヤを装着しても干渉しないが、もちろん泥や小石の跳ね上げをしっかり抑制する。
フェンダーカバーは構造変更が不要な9㎜ワイド。デモカーには装着していないが、よりワイルドなスタイルが実現可能な、30㎜ワイドのオーバーフェンダーも発売中だ。
リフトアップなどを行なうと、どうしても車両重量はアップしがちとなる。そのため、安心して走れる様にモトレージではパッドだけでなくスリットローターも絶賛発売中だ。

DEFENDER

元々は三菱ジープが大好きだった岡本社長だが、キャメルトロフィーの国際選考会でディフェンダーと出会ったことで、人生が一変。正規輸入される前に個人輸入を行い、様々なトラブルを解決するうちにいつしかランドローバーの駆け込み寺となって行く。この110は正規輸入モデルだが、NOx規制をクリアするためにDPF装置を装着。また、暖房の効きが悪いためにレバストヒーターを車内に設置。いちユーザーとして悩みを解消した結果の仕様と言える。

ディフェンダーオーナにとって最大の悩みの種は、クラッチの重さ。若い時は問題なかったが、オーナーが年齢を重ねるとともに運転そのものが厳しくなる。そこでパワーブースターを追加。これまでのクラッチの重さが嘘の様に軽減され、まだまだディフェンダーで運転を楽しめるようになる。
モトレージが今年ディフフェンダー用に新発売したのが、こちらのスポーツグリル。グリルとヘッドライトカバーを交換するだけで、最終型の様なスタイルにアレンジ可能。ヘッドライトのストーンガード的な役割も備えているのだ。
タイヤはヨコハマ・ジオランダー M/T G003(255/85R16)をチョイス。ホイールはZU(7J×16、+11)を組み合わせる。細身大径という、リアルオフローダーにはたまらないサイズと言える。
アルミボディのディフェンダーでモーグルなどを走ると、最悪の場合リヤコーナーをヒットさせボディが歪んでしまう。それを防ぐためにスチール製のコーナーガードを装備。高額な修理代にを考えれば、決して高くはないハズだ。
サスペンションは、モトレージのオリジナルスプリングで3インチのリフトアップを実施。前後ともスタビライザーを装着するが、オフロードでは非常にしなやかな動きを見せる。