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【MOTO RAGE】ジープをもっと好きになる様々なアイテムを展開中

創業から半世紀という節目が近づいてきたモトレージ。四駆オーナーのためのプロショップであるが、車検やカスタムだけでなくありとあらゆるオリジナルパーツをリリースしており、パーツメーカー的な一面も持つ。
中でもランクルやランドローバーを得意とするが、ジープ用のアイテムも絶賛販売中だ。
 言葉が過ぎるかもしれないが、JLラングラー以前のモデルは、何かしら不満点のあるクルマと言える。例えばアクセルペダルなどは、一般的な体型の日本人の場合、まず足が届かないだろう。それを「ジープはドライバーがクルマに合わせて運転するもの」と割り切らず、普通に運転できる様に改善できるパーツは
、右ハンドルのJKオーナーの大多数がお世話になっている事だろう。
 基本的に他社と競合するアイテムは積極的に開発しないが、サスペンションだけは別格。JKラングラーのショートとアンリミテッドにそれぞれ、2.5〜4.5インチリフトまで、3種類をリリース。ユーザーの求めるスタイルに合わせてバリエーションを展開しているが、モトレージのポリシーとしてただ車高を上げるのではなく、四駆の機動性を向上させるのが狙い。そのためリフト量の違いはあるが、いずれのスプリングもオンロードの安定性とオフロードでのしなやかな動きを両立させている。
 機能や乗りやすさを向上させ、ラングラーをもっと楽しくしてくれる。それがモトレージの目指すカスタムだ。

1インチ刻みで3種のスプリングを設定する!

デモカーには4.5インチリフトアップスプリングを装着するが、他にも2.5インチリフトと3.5インチリフトを設定。またショックのバリエーションも多く、減衰力調整式のランチョRS9000Xや固定式の5000Xを用意。また2インチリフト用と4インチリフト用に最適なロングタイプも設定。ちなみに国内では特注扱いの製品も、モトレージでは常時在庫する。なお、取り付け方法でサスペンションの動きが変わるなど、岡本氏は様々なノウハウも持っている。
アメリカのカスタムパーツの多くは非常に派手なスタイルで、中にはジープの原型を留めていない物もなくはない。もちろんユーザーの好みによるが、モトレージでは敢えてノーマルのパーツをそのまま活かし、そこにオリジナルパーツを追加。純正のステップは樹脂製で、トレッキングシューズなどで乗る機会が多いジープの場合、傷がつきやすい。そこでステップ部分にプレートを追加。スタイルだけでなく、実用性もアップする。
 他にもノーマルフェンダーに追加する形状のオーバーフェンダーは、片側30㎜ワイドと50㎜ワイドの2タイプをラインアップ中で、ノーマルからステップアップしたいけどアグレッシブさよりも都会的な洗練された雰囲気を演出したいオーナーに最適。さりげない個性を演出したいなら、これらのアイテムはマストと言えるだろう。
ジープのショックを取り外す時に、あると便利な特殊工具もモトレージでは発売中。DIYで整備をするユーザーなら、持っておいて損はないだろう。
約4インチリフトアップ車に最適な、ロングタイプのランチョRS9000XL。ダイヤルを回すと減衰力の調整が可能。日本で常時在庫しているのはモトレージだけで、最大長フロント687㎜、リヤ693㎜。
2〜3インチリフトアップまでに対応する、RS9000XL。夏と冬タイヤで乗り心地が大きく変わる事があるので、より快適な乗り味を求める人にオススメ。こちらのストローク量は最大長フロント634㎜、リヤ653㎜となる。
片側50㎜ワイドとなる、オーバーフェンダータイプ2。ノーマルフェンダーを延長した様なデザインで、さり気なくワイドなタイヤが装着可能となる。
減衰力固定式のRSR5000Xで、4インチリフトアップ車に対応するロングタイプ。
リーズナブルにリフトアップを楽しみたいが、オフロードではしっかりストロークさせたいと言うユーザーに最適だ。
2〜3インチリフトに対応するRS5000X。もう少し乗り味や安定感をしっかりさせたい人にピッタリ。経年劣化したショックを交換するだけで、快適性は格段にUPする。
2008年を境に形状が異なるJKの純正のサイドステップ。樹脂製なのでアウトドア用のシューズなどで乗り込むと傷がつきやすい。そこで上の部分に取り付けるアルミ製のプレートをモトレージでは発売中。カラーは2色設定しており、2008年以前と以降をそれぞれ設定。またアンリミテッドだけでなく、ショート用までフルラインアップする。
快適なドライブに重要な物、それはブレーキ。JKラングラーは2010年からブレーキローターが大きくなっているが、モトレージでは全年式用にブレーキパッドとスリットローターを発売中。特にタイヤサイズを大きくしている人は、ブレーキの強化をオススメしたい。
タイプ2よりも出幅を抑え、30㎜ワイドとなるオーバーフェンダータイプ1。素材はどちらもFRP製で、フェンダー部分にウインカーが内蔵されている。
JKの国内仕様のリヤナンバーは、中央に低く垂れ下がった位置にあり、オフロードでは引っ掛ける。これをUS仕様と同様に、左側にオフセットして装着するプレートを発売中。日本のナンバーサイズに合わせて製作されているのが最大の特徴だ。
JLラングラーでようやく解消さえたが、JKラングラーは正直シートとペダルのレイアウトは最悪と言えるほど。特にアクセルが遠いが、これを手前側に延長するキットを発売しており、右ハンドルのJKではマストアイテムと言える。またブレーキペダルも発売しており、これらを装着するだけで、運転姿勢が格段に楽になる。
AEV社製のシュノーケルを装着。空気の流入速度が増すので、レスポンスアップや燃費の向上が期待できる。モトレージでは海外製品の取り寄せも可能だ。

スタイルだけでなく機能もアップさせる

JLラングラーの専用品ではないが、スチールタイプのバンパーにウインチを搭載すると、ライセンスプレートをどこに付けるか悩むことになる。そこでオススメしたいのが、この跳ね上げ式のベース。通常時はフェアリードが見えず、使う時にライセンスプレートを跳ね上げるだけ。シンプルでスマート。しかも機能的なカスタムを目指したいなら、こう言った細かなパーツを追加も重要となる。ただただ個性を追求するのではなく、ジープの持つ機能性をもっと強調したカスタムの方が似合うだろう。