TOP > 記事 > 【kudo-J】ルックス・サス・eチューニングで全方位進化
ジムニー

2023.04.19

【kudo-J】ルックス・サス・eチューニングで全方位進化

ジムニーをジムニーらしくというコンセプトでカスタムされた工藤自動車のJB64。ノーマルから50㎜リフトアップを行ない、前後バンパーはコンパクト&強靭なスチール製に変更。ここまではよく見られるカタチかもしれないが、敢えて18インチのオープンカントリーR/Tをチョイスしている所に工藤自動車らしさを感じさせる。
 どんな路面でも誰が乗っても安心感のあるドライブフィールを追求しつつも、やはり個性も重要。そこで18インチを選ぶ訳だが、そのためにはオーバーフェンダーも必要となる。もちろん軽自動車のサイズを超えてしまうが、このスタイルを実現するために、小型乗用車に変更し公認改造も実施済みだ。
 他にもアイズフューズやハイレスポンスアーシングケーブルなどに交換することで、各部の電気抵抗を軽減しレスポンスアップを図る「eチューニング」も実施している。MT車なのに非常にスムーズに走ことができるので、ドライビングプレジャーが確実にアップするのだ。見える部分だけでなく見えない部分にも手を加える、これこそが工藤自動車のカスタムと言えるのだ。

フロントグリル&バンパーは、工藤自動車のオリジナルに交換。グリルはマークレスとすることで、スポーティな印象をアピールしている。またバンパーはオフロード性能の向上を意識した形状で、頑丈さも追求。牽引フックやランプの追加も可能で、拡張性も高い。

フロント

リア

オリジナルのスプリングで50㎜リフトアップ。エナペタル製ビルシュタインは3インチリフトに対応する長い物なので、オフロードでの長いストローク量を実現。アームの変更でアライメントも補正、ジャダーストップリングで、快適なハンドリングを実現する。
オーバーフェンダーはケイプロダクツの製品で片側30㎜ワイドに。オフロード走行時にぶつけて変形させてしまいやすいサイドシルは、RA-NO’SのHDサイドシルガードでしっかり保護。4㎜厚の鋼板を仕様しており、サイドシルの下までしっかりガードしてくれる。
電気抵抗を減らし、各部機器のポテンシャルを引き出すことでレスポンスをアップさせるeチューニング。まずは手軽に効果を体感できるスターティングキットがおすすめ。他にもインテークパイプやファンネルスロットルチャンバー、マフラーを交換し、エアーのスムーズな流れも追求。なお、マフラーは工藤自動車のオリジナルで、同社のリアバンバー36とのマッチングを考慮したデザインとなっている。