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【JIMKEN TAC】ただの車屋ではない!老舗の技術系ショップそれがTACなのだ!

大阪の老舗といえば、TAC。しかし、今のジムニーユーザーはタックという認識で、TACではない。常に在庫豊富な中古車と、新車コンプリート販売を行なっているジムニーショップという認識だろう。筆者世代のジムニーユーザーからすると、TACは、タクティカルオートコマンドの略で、トライアルフォーミュラーという言葉を作り、ブルーコマンドというJA11ベースの競技車両コンプリート販売を行なっていた、超技術屋集団。それがTACなのだ。
 現代のTACジムニーにも、その血脈は受け継がれている。今のジムニー界ではアウトドアブームが盛り上がっている。積載量問題のあるジムニーは、どうしてもルーフ上に様々なアイテムや荷物を装着する。すると、重心位置が高くなり、走りをスポイルしてしまう。ここでTACの技術が光るのだ。乗り心地を確保しながら、重心位置の高さを感じさせないしっかりとしたサスペンション。さらに、オフロードでのアングルを確保しながら、スタイリッシュで目を引くエクステリア。特にグリルに関しては、このスタイルの本家なのだ。様々な装備を装着することで、ベースとしての機動力が低下するなら本末転倒。TACのジムニーは、歴代の経験からルックスだけでなく、乗り心地や安定感などの走行性能を両立している。

すでに定番化しつつあるこのグリル。様々なショップから真似されているが、本物の本家はTACなのだ。JB74の純正オーバーフェンダーからのラインにジャストフィットな専用前後バンパー。純正のスタイルを受け継ぎながら、薄型で印象をシャープに変えてくれる。リアはセンターナンバー対応で、様々なスタイルを可能としている。
5本スポークタイプのハードタックル。リムの深さを強調したデザインで、奥行き感がかなり印象的なのだ。
絶妙なサイレンサー位置で、ルックスはバッチリ。トルク重視の特性が、ストリートからスポーツ走行までこなしてくれる。
ボディカラーとコーディネイトされたブラウンのシートカバー。レトロな印象で、車内の雰囲気がかなり変わるアイテムなのだ。
ラプターライナー塗装で、車両全てをコーティング。ハードなオフ走行にも対応し、傷がつきにくい。マットな印象がかなりオシャレ。
減衰力調整式ダンパーと、様々なシチュエーションを考慮し、セッティングされたコイルスプリングの組み合わせは、スポーツ走行からルーフテント装着の高重心化に対応。ロングドライブでの乗り心地の良さもかなりのものなのだ。

GIWORKS ROOF TOP TENT

ワンタッチで展開可能な、GIワークス ルーフトップテント。大人二人が足を伸ばして楽々就寝できる。閉じた状態で、ルーフラックを装着可能。高圧力のダンパーが装着されており、ロックを解除すると、自力で展開。3方向にメッシュ素材を使用。シールド状態との使い分けで、様々なシーズンに対応可能となっている。ジムニーのルーフレールに装着する設定。サイドラックに取り付けた伸縮自在のラダーで、テントに簡単アクセス可能。展開、収納が簡単に行えるのがルーフテントの魅力なのだ。

伸縮自在のラダーがサイドラックに装着。センター部には、ロトパックスが取り付け可能。ルーフテントに装備されたTスロットに、ラダーの取り付け部を設置することで、安心安全にラダーが使用可能。対荷重は100キロ以上なので、大柄な男性でもゆとりを持って使用することが可能だ。
リア、サイドのロックを解除すると、高圧のシリンダーで跳ね上がり、自力で展開可能。室内には、電動ファンが備え付けられ、換気可能。メッシュの窓を備え、開閉機構を持っている。大人二人が楽々就寝できるスペースがあり、ジムニー車内の荷物などを移動させて就寝スペースを作る手間や、車外にテントを張る手間が省ける。路面が悪い状況でも、就寝スペースの確保に悩むことが無くなるのだ。

GIWORKS 270 SIDE AWNING

ルーフテントのTスロットに装着できる、270度展開式サイドオーニング。収納時にはほぼジムニーのルーフ長だが、リア側を起点に270度展開。天井部分の支柱にそれぞれポールを立てることで、風のある日でも展開可能。基本的にポール無しでも使用することが可能。天幕に高低差をつけるユニットを起こすことで、天幕上の雨を溜めずに流すことができる。支柱を立てた場合でも、リアゲートの開閉スペースは確保されており、荷物の出し入れなどはスポイルされないのだ。

ユニット本体のチャックを開けると展開式のルーフユニットが出てくる。軸の剛性が高いので、スタートポールを引き出すことで、全体が展開する。スタートポールの固定ロープをルーフテント下部の脚部分に引っ掛ける。設置手順は基本これだけ。風の強い日は個別にポールを立てる。ペグダウンを行うことで、さらに強くすることが可能。収納時のサイズに対して展開時のサイズはかなり大きい。遮光性に優れた天幕は、かなり快適なのだ。
収納時のサイズはかなりコンパクト。通常のサイドオーニングと変わらないサイズだ。展開時のサイズ感は、上から見た画像で、ルーフテントと比較するとよく分かるだろう。サイド、後方に広がっているこの展開状態は、実際のキャンプ時の動線的にかなり便利。リアゲートの開閉にポール位置が邪魔をしない。