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【flexdream】ARB4×4による本格スペックなリアルオーバーランダーな世界

オーストラリアから4WDパーツやアイテム、さらにアウトドアギアをリリースする世界に名立たるARBアクセサリーズ。フレックス・ドリームは日本の正規輸入代理店を務めているが(さらに同じ豪州のライノラックの代理店も)、オーバーランドスタイルを目指すユーザーから、ARBのルーフトップテントは強く支持されている。
 そんなARBルーフトップテントシリーズに新たな製品「エスペランスルーフトップテント」が追加された。従来のジッパー式カバーではなく、ARBとアクリルの腹複合素材によるハードカバータイプであることが最大の特長だ。
 このハードカバータイプのメリットは、ジッパー式のカバータイプと比べ、さらに設営と撤収が簡単になったこと。このジッパーに代わる3本のプッシュロック式ラチェットストラップを操作すればガスダンパー付きのカバーを簡単に開閉できる上、内部にあるテントがカバーに連動して展開。さらに伸縮タイプのラダーもハードカバー内に収納されているため、使い勝手は非常に優れている。まさに一人でも短時間でルーフトップテントを楽しめるのだ。
 また、収納時の空気抵抗も軽減されるほか、ARBのルーフトップテントの中でもコンパクトで軽量であることもポイント。展開時のサイズは長さ:2000㎜×幅1520㎜×高さ:1200㎜、重量は56㎏、収容人数は大人2名と子供1名程度。天幕には開閉式の天窓、室内と室外を照らす2つのLEDライト、さらに収納ポケットやシューズポケット、カーゴポケットなどを標準装備。これまで以上に、日本のキャンプシーンにマッチした、ベストなルーフトップテントの誕生は実に嬉しい!

◆ROOF TOP TENT [SIMPSONⅢ]

収納時は1450㎜×1250㎜×400㎜というコンパクトなサイズながら、展開時は1400㎜×2400㎜×1300㎜という余裕の広さを実現。雨でも濡れにくいひさし付きの入り口には丈夫で軽い格納式ラダーを使ってアクセスするが出入りしやすい仕様だ。広いサイドウインドー、高密度の単層押出フォームマットレスなど、充実の装備と快適なスペースを実現する。また、今回は展開していないが、リビングスペースとなるアネックスも付属。

◆ROOF TOP TENT [FLINDERS]

ARB4x4のルーフトップテントシリーズの中でもこの「フリンダース」は、薄さを徹底的に追求し、収納時サイズは1400㎜×1200㎜×200㎜に収まり、脱着可能なラダーをトップに装着しても300㎜という低さを実現している。また展開時に外側のPVCカバーも一緒に180度開く仕様(つまりテントカバーの脱着が不要のため)、設営・撤収がより短時間かつ簡単になった。また、テント内にはフカフカのマットレスのほか、LEDタッチランプ、USB充電ポイント、収納ポケット、シューズポケットなどが標準で備わる。広く大きな天窓の採用もフリンダースの魅力を高めているポイントだ。

ROOF RACK

A:ライトブルー

B:ヴィンテージグリーン

C:セメントグレー

A:ライトブルーとB:ヴィンテージグリーンの86が装着しているのが、ARB4x4のスチール製フラットルーフラック。2200㎜×1250㎜というサイズで、ルーフトップテント、オーニングを搭載した上で、ほかのギアコンテナも積載できそうだ。一方でC:セメントグレーの86には、新世代のARB4x4を代表するベースラックを装着。超薄型・超軽量でサビに強いアルミ製だが、ルーフトップテント&オーニングの設置が可能な強度を実現している。

ARB4x4のベースラックを装着するセメントグレーの撮影車はIPFのLEDライトバー20インチ×2を先端に装着して夜間のフィールドにも備える。さらに、シングル40インチ×1orダブル40インチ×1に対応可能なIPF製の専用ステーも用意。

■丸目2灯フェイスで生み出す最新のレトロスタイル

キャンプをはじめとするアウトドアシーンで絶大な人気を誇るカスタムランクルがこの通称“86” で、フレックス・ドリームオリジナルのFD-classic Ver.3。丸目フェイスを換装したモデルだ。ベース車両はランクル80だが、まさに『ランクル60丸目ヘッドライトのフロントフェイスとランクル80が融合』したスタイルである。いい意味でカスタムした感がなく自然に見えるのは、ランクル80本来のプレスラインを尊重しながら、ヘッドライトだけでなくボンネットの「折り目」にもランクル60のテイストを再現した結果だ。見た目はもちろん、頼りがいのあるランクル80の走破性もまた大きな魅力だ。

FD-classic Ver.3丸目フェイスは、紹介した2台のように、通常はメッキグリルとメッキバンパーの組み合わせで構築されるが、下の写真のようにブラックアウトしたスタイルもある。