◆WINTER MAXX SJ8+
ダンロップからリリースされているお馴染みのスタッドレスタイヤ「WINTER MAXX(ウインターマックス)」。そのウインターマックスにおいて、4WD・SUV専用モデルを謳う最新の冬タイヤ 「WINTER MAXX SJ8+(以下、SJ8+)」が、今シーズンデビューした。お気付きの方もいるかもしれないが、コードネームが示す通り、先代SJ8から実はトレッドパターンを変更していない。それでも“新型スタッドレスタイヤ”として大幅に進化した!
それはダンロップ史上最高の氷上性能を実現する「WINTER MAXX(以下、03)」で採用した革新的なコンパウンド「ナノ凹凸ゴム」を、取り入れたから。これにより氷上ブレーキ性能は14%アップ、氷上コーナリング性能は11%アップしている。
このナノ凹凸ゴムはダンロップ独自の最新技術で、冬道でタイヤがグリップを失って滑り出す原因である水膜を「いかに早く」除水し、さらにタイヤを路面に「素早く長く」密着させられるかという「瞬間密着」を狙って開発したもの。しかも、もっとも滑りやすい状態の氷上で高い効果を得られるかをテストし、厳しい基準をクリアした結果、ゴムの変更だけで大きく進化できた。
さらに氷上性能を支えるもうひとつの重要な要素が「MAXXグリップトリガー」の採用。これはゴム内部に配合され、タイヤが摩耗しても常にタイヤ表面に凹凸を形成できるという技術。
こうした数々の新しいアイデアとそれを実現する技術、SJ8+は使い始めから、使い終わりまで常に「瞬間密着」という、最新スタッドレスタイヤにふさわしいパフォーマンスを披露する。
ちなみにダンロップでは、街中だけでなく冬は雪山にもよく行くような本格派4WDユーザーにSJ8+を推奨。それは03ゆずりの高い氷上性能に加え、深雪や泥濘路の走破性も有しているからだ。
一方で舗装路をメインに走る都市型ユーザーは、ランド比(接地ブロックの面積比率)を上げて左右非対称パターンを採用することで、劇的に氷上性能を追求した03がオススメ。使い方やニーズの合ったスタッドレスタイヤをぜひ選んでみて欲しい。
氷上性能を高める最先端技術
①ナノ凹凸ゴム
高密度ゴム/MAXXグリップトリガー
②液状ファルネセンゴム
氷上性能を大幅に向上した『ナノ凹凸ゴム』を採用し4WD・SUV専用タイヤで最高レベルの安心感!
先代SJ8から踏襲した定評のある4WD・SUV専用パターン
走行シーンも選べる車種も全方位で強化
大幅な氷上性能の向上を中心に実力アップ!
●DRY
コンパウンドは柔らかくなったが、ドライ路面でしっかりとポテンシャルがあるのもSJ8+の持ち味。例えば高速道路ではヨレる感じはないし、レーンチェンジの挙動もしっかり。さらにコンパウンドの進化は、これまでも定評のあった静粛性にも好影響。総じてロングツーリングでも快適な冬タイヤと評価できる。なお普段履きするなら、気になるのはライフ性能だが「1シーズン5000㎞×4シーズン」という、ダンロップのロングライフ基準を満たしている。
●SNOW
圧雪路・積雪路でのSJ8+は、氷上走行より、さらに安心感が高い。ブレーキの効き、ステアした時の反応、加速に至るまでの一連の挙動がとても安定しているのだ。また専用トレッドパターンとの相乗効果もあり、雪山へアクセスするユーザーにSJ8+は特にオススメ。攻め込むような深雪のほか、ちょっとした泥濘路などの走破性は飛躍的に高い。なお『MAXXグリップトリガー』をコンパウンドに配合して、効き持ち性能も向上させている。
●ICE
ミューが極限まで低いアイスバーンは、どんなに進化したスタッドレスタイヤでも厄介。新型のSJ8+は特に氷上性能の強化を狙った〝瞬間密着〟を謳う新しいコンパウンド「ナノ凹凸ゴム」を採用。結果、先代のSJ8比で、氷上ブレーキ性能は14%アップ、氷上コーナリング性能も11%アップ。しかもこれがゴムだけの進化で……というから驚き。運転感覚的にもブレーキにしっかり感があり、例え滑り出してもリカバリーが早く、安心して運転できる印象だ。
人気車の純正サイズを含めあらゆる4WD・SUVにサイズを設定
先代SJ8から新たに16サイズを追加し、豊富なサイズバリエーションとなる全54サイズで展開するのもWINTERMAXX SJ8+の注目点。人気の高いエクストレイル、RAV4といったミドルクラスをはじめ、大型4WDのプラド&FJクルーザー、ハイラックスなどの純正サイズを幅広くラインアップ。さらにそれより大きいBIGランクルやJeep系、ジムニー用サイズまでもしっかりとカバー。これが4WD・SUV専用スタッドレスタイヤの強み!
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