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【BRUT】あの頃の“鉄ホイール”をアルミで再現したBR-44を、クラシック代表のランクル40で履く「BR-44」

◆BR-44

ランドクルーザーやデリカといった、歴史が長くそして不変的なクルマにはヴィンテージなスタイルがよく似合う。そうなると足もともしっかりとレトロデザインのホイールでフィニッシュさせたい。そこでオススメなのが、「BRUT(ブルート)」ブランドからリリースされているアルミホイール「BR-44」だ。

コンクリート

ミリタリーブラック

特徴はズバリ、ネオクラ。二世代くらい前のクルマの多くが履いていたスチールホイール(いわゆる鉄チン)にオマージュを込めて開発されたアルミホイールだ。日々新たなトレンドが生まれ、消えていくのはホイールのデザインにおいても同じだが、中には、決して色褪せることなく不変のスタイルがある。そんなオールドファッションなフォルムを構築したのが、このBR‐44なのである。
なお、スチールホイールのような薄さをアルミホイールで再現するのは、素材の扱いや製造工程の違い、そして強度の面から難しいとされているが、BR‐44は、独自のデザイン力と技術でレトロなスチールホイールの雰囲気を6本スポークで再現。さらにアルミホイールの軽さを持ちながら、強度と剛性をしっかりと確保(JWL/JWL-T規格に適合)している。
そのフォルムだけでなく、カラーリングも秀逸。緩やかにRを描くシンプルな6本スポークに絶妙にハマるカラーは、まさにスチールホイールを現代風にアレンジして蘇らせた、といえる質感を秘めているのだ。

往年のスチールホイールを彷彿とさせるのは、そのディスクデザインによるところが大きいが、コダワリのディーテルにも注目したい。そのひとつが、段付き風のリム形状を採用していること、さらにスポークとリムフランジが交差するリムエンドに凹んだ意匠を与えていることだ。
アールを取り込んだ緩やかな造形や絶妙な太さと長さの6スポークによって、あの頃のスチールホイールのデザインをオマージュ。そこにコンケイブフェイスという現代的トレンドを加えて、無骨で力強い彩りを与えた。マニュアルフリーハブを採用する車両用サイズにはセンターキャップは未設定だが、その他センターキャップが付属するモデルでは、サイズによってそのデザインを変更しているのもポイントだ。
レトロ感のあるそのフォルムを効果的に際立たせているのが、BR-44が設定する2つのカラー。独特の質感を持ちどんなクルマ/ボディカラーにもマッチするミリタリーブラックと、コンクリートと呼ばれる艶のあるスチールホイールの風合いが感じられるグレー系カラーはBR-44に一層魅力を加えている。