TOP > 記事 > 【4×4Engineering】4×4ESを代表する「カントリーサスペンション」は、ストリートからラフロードまで快適な走りを約束する!

【4×4Engineering】4×4ESを代表する「カントリーサスペンション」は、ストリートからラフロードまで快適な走りを約束する!

 4×4Engineeringには、ブラッドレーと並び、もう一つ顔と言えるアイテムがある。それがオンロードからオフロードまで、あらゆる路面での快適性や安定性を追求した、カントリーサスペンションだ。ブラッドレー同様、多くのユーザーに愛用され続けており「カンサス」という愛称も広く一般化しているので、一度ならず耳にした事があるだろう。
 数年前まではカンサス=ランクル専用というイメージが浸透していたが、昨今の4WDブームの再興に合わせジムニーやD:5、さらにハイラックス用も追加された。
 今回はその中からハイラックスとD:5を紹介しよう。まずハイラックスだが、前後ショックアブソーバーは14段階で減衰力調整が可能で、周波数に感応して微振動を抑制するハーモフレック機構を搭載。またフロントショックは車高調機能を備えており、20〜60㎜まで任意の高さに調整が可能だ。
 デリカD:5用は、ノーマルから約25㎜リフトアップしたスタイルとなる。リヤショックのみ減衰力の調整が可能だが、フロントショックにはショックがゆっくり動くときには減衰力を高める一方、ショックが速く動くときには減衰力を低くするHLSバルブが機能するのだ。ただ車高を上げるのでなく、車両の使われ方やキャラクターにも配慮して、それぞれの持ち味を引き出せる味付けを行なっているのもカントリーサスペンションのポイントと言えるだろう。

COUNTRY SUSPENSION

カントリーサスペンションキットの最大の特徴は、ショックアブソーバーとスプリングを同時に開発することで、ノーマルを凌駕する快適な乗り心地を実現しているにも関わらず、安定したハンドリングも追求している点だ。ランドクルーザーシリーズでは60系以降を各種ラインアップ。他にもハイラックスやFJクルーザー、ジムニー 、デリカD:5をラインアップするが、いずれも本格的なオフロード走行を楽しめるるよう、ノーマルよりもリフトアップしたスタイルとなる。発売時期は未定だが、ランクル300用もいずれリリースされる事だろう。

COUNTRY SUSPENSION×DELICA D:5

ノーマルよりも約25㎜リフトアップし、タイヤサイズも1サイズ大径化しているが、ロールスピードがしっかり抑制されているので、非常に安心感が高い。もちろん楽しいのはステアリングを握っているパパだけでなく、後席に座る家族全員も快適な乗り心地にキット満足することだろう。
リフト量が前後とも約25㎜。数字だけ見るとノーマルと大差がないように思うかもしれないが、その差は歴然。荒れた路面もサスペンションがしなやかに動き綺麗にトレースするので、バタついた挙動は皆無。それでいて少し速度が上がるとHLSバルブが機能し、高い安定性と操舵感を感じることができるのだ。

COUNTRY SUSPENSION×HILUX

車高調でフロントを上げたことで、フェンダーのクリアランスを拡大。大きなタイヤが装着可能となるのもサスペンションチューンの利点で、オフロードでの走破性を高めることができる。ノーマルのスプリングはモーグルで簡単に浮いてしまうが、フロントがしなやかに動き、しっかり接地してくれる。
4×4ESでは、2019年に登場したハイラックス後期型用のカンサスをラインアップ。後期型は乗り心地がマイルドに改善されているので、フロントスプリングのみ交換。フロントの車高調はかなり上げた状態で車両の姿勢はほぼ水平だが、コーナリング時の安定感は高く、ノーズが綺麗に入っていくので、運転自体が楽しくなる。

COUNTRY SUSPENSION×LANDCRUISER PRADO

4×4ESでは、150プラド用のカントリーサスペンションキットも好評販売中。フロントショックには車高調機構を採用し、最大80㎜のリフトアップが可能。フロントの減衰力は40段階、リヤは14段階の調整が可能で、好みの乗り味にセット可能。季節で装着するタイヤを変えるユーザーに最適と言える。
  • 4×4エンジニアリングサービス
  • 愛知県名古屋市東区矢田南3-1
  • 052-715-4411
  • https://www.4x4es.co.jp