知識とテクニックが必要のため、ハードルが高いと思われがちなカーオーディオの世界だが、「グレードアップできるならやりたい!」と考えるジムニーオーナーは多い。ここでは、「限りなくハードルが低く、気軽に取り組めるのに、純正との差は歴然!」そんなカスタムオーディオプランを紹介する。
ジムニー&ジムニー シエラは全グレード・フロント2スピーカーが標準装備のため、カーナビ(ヘッドユニット)のみ交換、なんて人も多い。そんなユーザーに向けて“カロッツェリア”でお馴染みの『パイオニア』が提案するのが、スピーカーのアップデートである。純正のフロントスピーカーは13㎝口径だが、同じ位置に16㎝口径のスピーカーを装着できる「カースピーカー取付キット(UD‐K124)」。スピーカーの口径が大きくなれば、それだけ出力は増すし、広い帯域で情報量の豊かなサウンドが楽しめる。さらに16㎝口径では、リーズナブルながらハイグレードなスピーカーを積極的に選ぶこともできる。これでも十分に満足できるのだが、セパレートスピーカーにグレードアップすれば、高音部分をしっかり再現できるので音質が格段に向上する。
さらにサブウーファーで重低音に磨きをかければ、もはや音の安定感は純正とは別物!ジムニーに乗る楽しみが、ますます高まること間違いなし。
■お手軽に始めるなら
スタンダードモデル
Cシリーズ専用に設計した振動板や磁気回路、フレームにより、臨場感のある音で車室内を満たすスピーカー。長年にわたるスピーカー作りのノウハウを結集し、細やかな部品に至るまで徹底して吟味している。低クロスオーバー化と取付性を考慮した専用インライン「クロスオーバーネットワーク」を採用する。
エントリーモデル
繊細かつ迫力ある音で車室内を満たすFシリーズコアキシャルスピーカー。新技術の採用や素材の見直しで、さらにクリアでメリハリのある力強い音を実現した。コアキシャルタイプでありながらも広指向特性と優れた前方定位により、豊かな音場を再現し、クラスを超えたサウンドを響かせる。
■さらにグレードアップするなら
スタンダードモデル
情報量豊かな「ハイレゾ音源」をより解像度高く表現するため、構造の見直しやパーツ素材の厳選を行ない、振動板や磁気回路を再設計。あらゆる音源でクラスを超えた音楽再生を実現。優れた空間描写力で鮮やかな臨場感を描き出す。トゥイーターは、ダッシュボードの上に置くこともできる。
エントリーモデル
エントリーモデルでありながら、「ハイレゾ音源」再生に対応。低域から超高域まで情報量豊かな音を余さず描き出す。またセパレートタイプならではの明確な定位とリアルな音場感をクルマの中に再現。純正スピーカーからの交換で、車室内を高音質かつ臨場感あふれるサウンドで満たしてくれる。
専用キットで確実に音質をアップ!
16㎝スピーカーへのサイズアップやトゥイーター(Aピラー装着の際に必要)の装着には、ジムニー/ジムニー シエラ専用に開発された取付けキットを使用する。細部にまでこだわった造形となっているので、インテリアとの相性は抜群にいい。まるで標準装備品のよう。
識者の声 ❶
エヌズ・ステージ 津野 健さん(https://ns-stage.jp)
タイヤ交換でマッドなタイヤを履く機会の多いジムニーだけに、車内はロードノイズでうるさくなりがちです。スピーカーが13㎝から16㎝に変更されたこと、トゥイーターが追加されたことなどで、高音と低音が良く聞こえるようになり、サウンドにメリハリが付いただけでなく、臨場感も感じられる様になりました。また、大音量にしてもしっかりと聞くことができるので、耳障りなノイズもしっかり打ち消しているようです。
識者の声 ❷
- パイオニア・カスタマーセンター
- 0120-944-111(フリーダイヤル)
- https://jpn.pioneer/ja/carrozzeria/