東北地方(宮城県)でラングラーのグレードアップといえばまず名前が挙がるのが、本格的なオフロードカスタムにおける高い技術力と豊富な知識を持つ、千葉氏が代表を務めるグラベルオートサービス。同社のモットーは「ユーザー1人1人の使い方や好みに合わせたクルマづくり」で、ユーザーがJeepをどの様に使うのか、しっかり話を聞いてから最適なパーツを提案してくれる。新車のコンプリートカーの販売を展開するプロショップは全国各地にあるが、ある意味その対極にあり、オーダーメイドでお客さんと一緒に少しずつクルマを作り上げている、そんな親しみやすいお店でもある。まだまだ新車は納期のかかるラングラーの新古車・中古車の取り扱いも可能なので、購入を考えている人はぜひ問い合わせの上、来店してみてはいかがだろうか。もちろん、今乗っているラングラーのカスタムの相談などもOKだ。
ここに紹介するグラディエーターは、同社が手掛けた作品だが、パーツのコーディネイトは、この車両のオーナーが自ら探し出し個人輸入によって買い集めたもの。グレードアップに関わる全てをお膳立てするのではなく、オーナーだけでは難しい作業のみをお手伝いするのも同社のお仕事なのである。

手数を抑えたカスタムでルビコンの性能をアップ
開発コンセプトは、Jeepブランドらしさの強調と、素性の乗り心地の良さを両立させること。まず、グラディエーターの尻上がりスタイルを補正するべく、ラフカントリーのレベリングキットで2.5インチほどリフトアップして前後のバランスを調整。均衡の取れたスタイルとなった。ワイドボディキットを装着し片側50㎜ほど拡張。純正フェンダーはそのママにワイド化したので、グラディエーターらしさは少しもスポイルされていない。スタイリングの要となるタイヤは、パワーをしっかり路面へ伝えるためにBFGoodrichのマッドテレーン・37インチを選択。ホイールはJeepカスタムでは定評のあるKMC XD138(インセットはマイナス12)とした。車高アップに伴い乗降性確保のために、電動格納式のサイドステップを取り付けた。走行時はステップが格納される優れものだ。前後バンパーはロードアーマー製、ルーフにKCのライトを配置するなど、オフロードランナー的な要素もミックスされたオリジナリティを高めたルックスなっている。











デイライト点灯

シーケンシャルウインカー
ウィンカーをクオーク製の薄型に変更。フェンダーラインがより薄くスタイリッシュになり、また、大径タイヤが丸見えとなるので力強さが強調される。シーケンシャルで点灯し、デイライトは白色となる。

- グラベルオート
- 022-287-6310
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