【オートフラッグス】機能美で個性を主張する家族&野外に最適なスタイル
20年以上の長きに渡り、デリカのカスタマイズパーツをリリースしてきた『オートフラッグス』。D:5が登場から早15年が経過しているが、時代の変化に伴いカスタムのスタイルも様変わりしてきた。
もちろんオートフラッグスもその変化を察知し、以前のような大幅なリフトアップスタイルからGOQBUTO(ゴクブト)やBUCK ARMOR(バックアーマー)に代表される、ボルトオン装着で雰囲気を一新できるアイテムのプロデュースにシフト。また魅せるパーツだけでなく、電動サイドステップなどの機能アップ系のアイテムも好評を博している。
そうして培ったノウハウの集大成が、ルーフラックやリヤラダー、さらに新作のサイドオーニングなど、多種多様な可能性を備えたBUSTERS(バスターズ)シリーズだ。リーズナブルな価格も大事なポイントだが、最大の魅力はラックとしての機能を確保しつつ、極力高さを低く設計していること。今回のデモカーはオートフラッグスのオリジナルコイルで30㎜リフトアップしたが、この状態で2.1m立体駐車場も問題なし。ファミリーで使うケースのあるD:5だけに、乗車時や運転時に家族全員がストレスを感じない配慮のあるカスタムといえよう。
デリカ=四駆らしさを強調した仕様に憧れるユーザーも多いが、個性と機能美、使い勝手の三拍子が揃ったオートフラッグスのアイテム群とカスタムスタイルは間違いのない選択だ。
ノーマルバンパー前面にボルトオン装着するだけで、ワイルドな顔つきを強調できるGOQUBUTO-RⅢ。バンパーガードやスキッドプレート機能を融合し、小型ランプの装着も可能。創意工夫で様々な使い方が可能だ。
ドアの開閉に合わせて電動で展開するサイドステップ。格納時に極力垂れ下がらない用に配慮した位置にセットされているのがポイント。さらにジャッキをセットする際に配慮した取付け位置にもコダワリがある。ファミリー層を中心に人気のアイテムだ。
ノーマルのマフラーエンドにかぶせるタイプのカーボン調のマフラーカッターで、マフラーを交換して音を変えずに、リアビューにアクセントをプラスすることができる。
バックアーマーのオプションのタンクガードのほかにも、エンジンの真下のガードやマッドフラップで、岩や小石、泥はねによるダメージを防止。ラフロードを走る機会が多い人や、河原でBBQをすることが多いなら、まさに必須アイテムだ。
ノーマルのリアバンパーにボルトオンで装着してバンパーをしっかりとガードしつつ、ヒッチポイントとなるトーイングシャックルを追加できるBUCK ARMOR。アドブルー用のタンクガード付き仕様も設定されており、例えばアウトドアフィールドに出かけて下回りをヒットするようなトラブルの発生を未然に防げる。
ルーフラックへのアクセスには、やはりリアラダーの存在は必要不可欠とあり、バスターズシリーズからもリリース中。全体的にブラックで仕上げて精悍さと高級感を演出しているが、足を掛けるステップ部分は滑り止め効果も考慮してあえて未塗装だ。
BUSTERS 2080/HDルーフラック
その名が示す通り、全長2080㎜という大きな積載面積を確保したルーフラック。D:5の弱点を撃退する意味を込めたネーミングで、ユーザーの悩みを解消してくれる。今回のデモカーには床板を2枚追加したHD仕様を装着。荷物を確実に固定するフックやサイドオーニングなどオプションパーツの組み合わせで、自分に最適な仕様のラックが実現可能。ちなみにラック本体の高さはフット部を含めても150㎜。デモカーのように1インチ程度のリフトアップなら2.1mの立体駐車場も問題なし。駐車場で頭を悩ませることもない。
フロントのフェアリングはオプション装着の有無により脱着が可能。ラックの後端を可能な限り後ろに伸ばすことで、リアラダーからのアクセスも簡単。誤ってルーフを踏んでしまう事態も回避できる。
※写真は試作品となり、製品版とは仕様が異なる部分があります。
デリカD:5に合わせた大きな面積が特徴のサイドオーニングは、ポールやフレームなどの金属部をブラックで仕上げて高級感を演出。バスターズラック専用の取付けステーのほか、他社のルーフラックに装着できるステーも用意。幕の裏面をアルミ蒸着仕様とすることで、遮熱性と遮光性も高まり、四季を問わず機能を堪能できる。
フロントの風切り音防止のためのフェアリングをレスにすれば、補助灯の装着も可能。デモカーはキット化されたIPF816XLを6灯横並びにセット。夜のキャンプ場などで効果を発揮する。
Flegs Perfect Lift30 + feat.4x4Eng.KIT
フロント
リア
オートフラッグスのオリジナルのコイルスプリングやアライメントを補正するブロックをセットし、30㎜のリフトアップを実現するサスペンションキット。ちなみにショックは4×4エンジニアリングのビッグカントリーショックを組合わせた。しなやかでありながらコシのある乗り味を実現しているが、これはフロントのHLSバルブが自動的に可変して減衰力を調整してくれるから(リヤはダイヤルによる8段階減衰力調整式で、好みに調整可能)。S字が連続するワインディングでも、キビキビとした走りを楽しめる。
クルマの3大性能のひとつに挙げられるブレーキングも、オートフラッグスは重視している。ゆえにオリジナルのブレーキパッドと、前後共ドリルドスリットローターを販売中。下り坂などのブレーキを頻繁に使用する場面において、しっかりフェードの発生を防止できるなど、荷物をたくさん積載する機会の多いユーザーには特にオススメしたい。
BFGoodrich Trail-Terrain T/A&XTREME-J XJ07
ホイールサイズ:17×8.0J+38/5H-114.3
カラー:グロスブラック マシンインディゴ
足元を17インチ化することで、ロードクリアランスを拡大し、デリカ定番の16インチより見た目のバランスも重視。タイヤはBFグッドリッチの最新モデル・トレールテレーンで、同社のA/Tタイヤと同じコンパウンドを使用しながら、乗り心地/静粛性/経済性など、快適性能を格段に向上。見た目も十分なのにファミリーユースに最適。