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【オートフラッグス】D:5の機能と楽しさを引き出す魅力的なパーツ群

これまでオートフラッグスでは、リフトアップした四駆らしいスタイルを提案していたが、最近はあえてノーマル車高〜1インチ程度のリフトアップスタイルへ路線を変更。その理由をオートフラッグスの杉村氏に伺うと「D:5のユーザーのほとんどはファミリー層なんです。パパは休日しか運転しないけど、ママは平日毎日運転することもある。そうなると、アウトドアなどのためにカスタムは必要かもしれないけど、その出番は月に数回程度。それと引き換えに毎日の使い勝手を犠牲するのはナンセンスだよね」と語る。
 そんなユーザーの現状を知った上で誕生したのが、BUSTERSシリーズだ。その代表格と言えるのが大きなルーフラック。最大のポイントは、ラック本体が非常に薄く、かつ軽く設計されていること。そのため、1インチ程度のリフトアップ車までならラックを装着しても2.1mの立体駐車場に入場可能。カスタムしたことで、出かける先や道を選ぶようになったという話を耳にするが、BUSTERS2080ならば、そんな心配はまさに杞憂だ。他にも純正バンパーにボルトオンで装着できるGOQBUTOやBUCKARMORは、カスタムに対するマイナスなイメージを完全に払拭したアイテムであり、いまオートフラッグスがもっともこだわっている部分なのである。

 最近D:5に乗り始めたオーナーは、オートフラッグス=エクステリアパーツメーカーという印象をお持ちではないだろうか?確かにそのイメージは間違いではないが、実はオートフラッグスがこだわるのはスタイルや機能性だけではない。
 特にクルマの走りに関しては重要視しており、一般的な乗用車と比較して重量が重く、重心位置が高いD:5であっても、ワインディングを気持ちよく駆け抜けられるサスペンションチューニングを提案中。リフト量は30㎜とやや控えめだが、アライメントの補正パーツを組み込むことで、S字のコーナーが続くような場面でも揺り返しのない、キビキビとした走りが楽しめる。また、ブレーキ性能の強化にも抜かりはなく、前後のブレーキパッドだけでなくドリルドスリットローターにも変更済み。家族全員&荷物を満載した状態でも、安定した走りや確実な制動性能は重視したい部分だといえる。
 見える部分のカスタムは違いがよく分かる。だが、見えない部分にも気を配ることで、クルマのバランスは劇的に向上するし、何より運転している時の疲労度は比べ物にならない。「クルマはバランスが一番重要だよ」とオートフラッグスの杉村氏が語る通りで、本当にこだわって欲しいのはバランスだということを、このデモカーを見ているとよく分かる。

貼り付けるだけで、フロントマスクの表情を一変できるヘッドライトシャドウシート。非常に手軽だが、その効果は絶大と言えるだろう。
オートフラッグスのオリジナルスプリングやアライメント補正キット、そして4×4エンジニアリングのビッグカントリーショックで30mmのリフトアップを実施。タイヤはBFグッドリッチのトレイルテレーン(245/65R17)で、ブラックライノを組み合わせる。フロントバンパーの前側には、ボルトオンで装着できる金属製のガード「GOQBUTO-R III」を装着し、逞しさを強調する。ルーフラックの先端には、IPFの816XLを6灯装着。
ゴツゴツした印象はなく、しっかりコシがある印象を受けた、オートフラッグスのFLEGS+ Perfect Lift30+。リフトアップしつつキャンバー角の補正も実施。快適性と高い安定性を見事に両立させている。
2m×3mという大きな日陰を作り出してくれる、オプションのサイドオーニング。スクリーンの生地の裏側には、遮光性だけでなく断熱性の高い素材を採用。どんな季節でも快適に過ごすことができるので、様々な場面で活躍すると言えるだろう。またBUSTERS以外のラックにも装着可能な、汎用の取り付けフックも同梱されている。
BUSTERS2080は、D:5のルーフをほぼ覆い尽くすほど大きなラックで、全長2080mmから名付けられている。フット部分を含めた高さは僅か15cm。素材はアルミを採用する事で、軽さも追求しているのがポイントだ。また、リヤ部分のオーバーハングを前側より7cm長く設計。これによりリヤラダーとの距離を近くなり、屋根を踏まないように配慮している。またオプションのサイドオーニングや荷物の固定フックなども設定しており、更なる拡張性に期待したい。なお標準仕様の床板は6枚となるが、デモカーにはHD(ヘビーデューティ)仕様が装着されており、床板が2枚多い8枚をセットしている。
オートフラッグスの製品は、リーズナブルな価格も魅力のひとつ。電動サイドステップは小さな子供がいる家庭の必需品。以前のモデルよりも7mmステップ部が広く、また3度ボディ側に傾けているので滑り落ちる心配もない。
リヤバンパーに無加工で装着できるスチール製のバンパーガード「BUCKARMOR」。ヒッチメンッバーとしての機能も兼ね備え流など、まさに何役もの機能を備えている。
BUSTRSシリーズには、リヤラダーもラインアップ。左右のパイプは握りやすく丸みを帯びた形状を採用。中央部分は靴で踏む機会が多いので、塗装が剥がれないよう敢えて未塗装としている。
D:5の純正マフラーは少々不恰好。でもマフラーを交換してうるさくはしたくない。そんなユーザーにオススメなのが、このマフラーカッター。取り付けるだけで、後姿が見違えるほどスタイリッシュになる。