歴代ジムニーのパーツを数多く手掛けてきた老舗ジムニーショップ『オフロードサービスタニグチ』。現行ジムニーにおいても、サスペンション、プロテクションアイテム、吸排気系と様々なパーツを開発中だ。さて、今回の取材でクローズアップするのはエクステリア。JB64発売初期にFRPの前後バンパーをリリースした同社だが、そこから様々なアイテムを開発し、新たに販売するのが〝スチールバンパー〟だ。
現行ジムニーのコンセプトは言わずもがな〝原点回帰〟だが、現代のクルマにしては珍しいスクエアなデザインだ。この旧規格ジムニーを彷彿とさせるスタイルには、スチールバンパーがよく似合う。タニグチではJB23以降のスチール系バンパーの取り付けに疑問を持ち、バンパーが本来の目的を果たせるように考えた。そして事前にスキッドプレートを販売し、フレームに一切の加工を行なわずに装着でき、けん引フックとして使用できるほどの強度を持たせ、またハンドリングもシャープになる。
今回発表されたスチールバンパーはフロント3種類、リア1種類だが、フロント用はこのスキッドプレートブラケット本体に装着する造りとしている。ダブルフロントバンパーと、オフロードフロントバンパータイプⅠ、オフロードフロントバンパータイプⅡ、ダブルリアバンパーはいずれも強固な取付けでオフロードバンパーに求められる性能を有し、かつルックスを選べるNEWアイテムだ。
■タニグチ40年の歴史が凝縮されたバンパーで〝エクステリアチェンジ〟を提案!
TANIGUCHI オフロードフロントバンパーTypeⅠ
従来のFRP製バンパーに加え、オフロードバンパーTypeⅠとオフロードバンパーTypeⅡ、そしてダブルフロントバンパーが追加ラインナップ。スキッドプレートに装着する手法は今までにないアプローチで、かなり強固でデザイン製も高く、フロントエプロンとの相性もバッチリだ。さらにタニグチのグリルと併用することで、オールドスタイルのタニグチジムニーを彷彿とさせる。ルックスも良し、当てても良し、な本物のバンパーがこのタニグチスチールバンパーシリーズだ。
タニグチジムニー伝統のハンサムラインを継承しているフロントグリル。開口部を大きく取り、エンジンルーム内にフレッシュエアーを導入する効果が高く、エンジンルーム内の熱対策にも貢献する。
ノーマルバンパーを外した時、どうしてもブラケットが残ってしまう。これが外からバンパーを装着していても、ブラケットが覗くと見栄えが悪い。そのブラケットを隠して、スマートなルックスにしてくれるのがフロントエプロンなのだ。
TANIGUCHI ダブルリアバンパーJB64用
TANIGUCHI ラゲッジマット&フリーストップドアオープナー
タニグチがプロデュースするサスペンションキットは種類がさまざまあるが、今回装着しているのはSOLVE ACE40。ハイレベルなオンロードとオフロードの両立を目指してつくられたサスペンションとなり、2段階レートで乗り味はソフトでありながら、腰のある走りを披露。40㎜リフトアップに、3インチクラスのダンパーを採用していることも特長。これがロングストロークとオン性能を両立したオールラウンダーには必須。
■JB74シエラに適したバンパーセットもラインアップ
従来から販売しているFRP仕様のリアバンパー。ノーマルよりも薄型で、オフでのアングル確保に貢献。さらに、テールランプガーニッシュは、ノーマルテールの印象を大きく変えるアイテムとなっている。
JB74に向けのFRPバンパーも好評。基本デザインは、JB64用と同じだが、リデザインして大人な雰囲気がある。
JB64用にオフロードテイスト満載な前後バンパーが完成しました。見かけだけではなく、本当に頑丈な造りとなっているので、シリアスオフローダーの方にもオススメです!
- オフロードサービスタニグチ
- ☎079-264-4455
- https://www.ors-taniguchi.co.jp