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2021.03.19

「TOYO TIRES」静粛性と耐摩耗性を高めたSUV専用低燃費タイヤが登場「PROXES CL1 SUV」

◆PROXES CL1 SUV

トーヨータイヤはグローバル・フラッグシップタイヤブランド「PROXES(プロクセス)」シリーズに、SUV専用の「PROXES CL1 SUV」をラインナップ。2021年1月から、国内市場で全20サイズを発売する。
この「PROXES CL1 SUV」はSUVの快適な走行をサポートするため、車重の増加による摩耗の促進を抑え、エンジン音が発生しない走行時に聞こえるノイズの低減なども実現するなど、静粛性能と耐摩耗性能を徹底的に高めたタイヤだ。

乗り味としてはスポーティ寄りだが、あくまで自然なフィーリング。重たい車重をしっかりと支え、アクセルに対してレスポンス良く転がして行くイメージだ。なお、最適なパターン設計によって、転がり抵抗の少なさをベースに乗り心地を構築しているが、局所的な摩耗を抑えるとともに、ノイズを従来品(PROXES CF2 SUV)比で22%低減することに成功している。

パターンデザインは、トーヨータイヤではお馴染みの左右非対称パターンを採用。内側パターンは適度な剛性に保ち、優しく路面に接地させてノイズを抑制する狙いで横溝を細かく配置。一方で急ブレーキなどでブロックが倒れ込まないように、ブロック同士が支え合う3Dマルチサイプを採用する。さらに旋回時に荷重が高まる外側ブロックを大型化し、ハンドリングと旋回時の耐荷重特性の向上を狙っている。
また、この内側と外側のブロックの横溝はあえてズラして配置され、これがノイズの分散化にも貢献。これにはトーヨータイヤ独自のタイヤ設計基盤技術「T-MODE(ティーモード)」を活用することで、ブロックの角を取り、左右角の面圧が高まることを抑制した結果だ。さらにゴム配合にも独自の材料設計基盤技術「Nano Balance Technology(ナノバランステクノロジー)」を駆使することで、すべてのサイズで国内タイヤラベリング制度の転がり抵抗性能「A」、ウェットグリップ性能「b」を取得。低燃費タイヤとしての性能も確保する。
●オープン価格 ●全サイズ、チューブレスタイプ
★=XL/EXTRA LOAD規格(負荷能力強化タイプ)
40、45、50、55シリーズは「リムプロテクター」付き
※非対称パターンを採用しているため、外側と内側で役割が違います。正しく装着してください。
 タイヤサイド部に「OUTSIDE」「INSIDE」の刻印があり、ホイール外側(表側)とタイヤの「OUTSIDE」が揃うようにホイールをセットしてください。
※このタイヤには回転方向がありません。175/80R16 91Sは3本溝パターンです。