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「MLJ」シンプルな8ホールディッシュをアグレッシブに激変するコンケイブ「XTREME-J XJ07」

◆XTREME-J XJ07

 ビードロックテイストのリムデザインを日本のホイールメーカーで最初に採用するなど「MLJ(エムエルジェイ)」が展開するブランド「XTREME-J(エクストリーム・ジェイ)」は、まさにオフロードホイールのパイオニアである。そのブランド誕生から12年の歴史の中で確かな評価と人気を得てきたが、2021年に満を持してリリースされた最新作「XJ07」がとにかくカッコイイ‼

サテンブラック

マットブロンズブラックリム

 一見シンプルにも見える過度なギミックを廃した武骨な8ホールディスクをデザインのベースとするが、しっかりとコンケイブスタイルで魅せることでアグレッシブな立体感を生み出すことに成功。もちろん先述したブランドのアイコンでもあるビードロックルックスは、よりリアルな形状にて継承した。
 XTREME=「極限」や「過激」というブランド名から連想されるUSテイストに溢れているが、造り込みは日本流の緻密なもので、デリカにもバツグンのマッチングを誇る。

今回はオートフラッグスの前・後期デモカーのD:5に、16×7.0J+28サイズを245と235タイヤでそれぞれインストール。鋳造1ピース構造と思えないスタイルで、4WDらしさをしっかりと引き出している。
カラーには今回撮影したサテンブラックの他、マットブロンズブラックリムも設定している。

8つのホール(Dウインドー)と深いコンケイブ・ディッシュ形状とが相まって、圧倒的な立体感を演出するUSホイールのテイストを持つ。
国内ホイールメーカーとして初めてリムフランジにビードロックリングを採用したブランド「XTREME-J」だけに、XJ07ではさらにリアルなアメリカンテイストのビードロックリングルックを追求。エンド部分にあしらわれた真鍮のような色合いのボルトはもちろん、ディンプルを設けた複雑な形状はさすが!
センターキャップまでを一体化したデザインは、アメリカンホイールのトレンドでもある。コンケイブ断面の最深部に配置されるセンターキャップは、薄型フラットとタイプとすることで、その彫りの深さを強調している。