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「KMC」強度・剛性を確保しつつ軽量化を実現したビードリングルックの大径オフローダー「KM548CHASE」

◆KMC KM548 チェイス

従来の設計にとらわれない自由な発想で、矢継ぎ早に傑作ホイールを生み出しているアメリカンホイールの雄「KMCホイール」。オフロードに特化したブランドとして、4WDカスタムの本場アメリカのユーザーが認める性能、そしてそのルックスやギミックから世界中にファンが多い。
そんなKMCホイールの日本総輸入元である「MLJ(エムエルジェイ)」がランクル200にセットしたホイールがこの「KMC KM548 チェイス」。その最大の魅力はリムにあるといえる。写真をご覧いただければ分かる通り、ビードロックリング感が強いブラックのリムフランジに、真鍮をイメージさせる風合いのピアスボルトを追加。こうした造り込みにより、リアルな印象を受け、カラーのバランスも良いのだ。

MATTE BRONZE WITH BLACK LIP

SATIN BLACK WITH GLOSS BLACK LIP

CANDY RED WITH BLACK LIP

コンビネートしたディスクはいわゆる逆反りの〝コンケイブ〟ではなく、緩やかにラウンドしたシンプル・スポーティな8スポークを採用している。こうしたある意味トラディショナルなアピアランスは、アメリカでもブームとなっているのは火を見るより明らかだ。
あえてシンプルなディスクと組み合わせることで、リムの深さやビードロックテイストが強調され、しかもシンプルなので飽きがこない。カラーには流行りのブロンズをチョイスし、しっかりとトレンドを抑えている。

ディスクと色を変えることで別体感が強まり、リアルなビードロックリングのように見えるリムフランジを採用。ピアスボルトのカラーやディンプル処理なども抜かりなし。強度・剛性を確保しながら軽量化を狙ったともいえるスポークは、その縁をしっかりと肉抜き済み。シンプルな8スポークデザインではあるが、反りかえったラウンドスタイルにより、スポーティな印象を大いに感じられる。
KM548 CHASEのサイズは、王道の17インチのほかに今回ランクル200に装着した「20×9.0J」。さらにBFグッドリッチのMTタイヤをコンビして、それらをオーバーフェンダーで飲み込ませる…デザインやカラーだけでなく、20インチというサイズでも主張するのが新しいオフロードスタイルと言えるだろう。P.C.D.は5H-150だけでなく、6H-139.7も展開。