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「KLC」美しさと高精度を極めたプロフェッショナル・カスタム

◆Heritage JB64 Noir

周りに観せるのもいいけれど、オーナー自身こそ、愛車の美しい姿を、時間の許す限りいつまでも眺めていたいもの。エクステリアにこだわれば、こだわった分だけ、想いは募る。ジレンマに陥るのは、全体のバランスを計算して装着されたパーツ群、夜の光をまとって駆け抜ける愛車を〝ライヴ〟で観たい、それは他の誰よりも、KLCを選んだ自分自身だということ、前面は、無駄のない造形のフェイスグリルとフェイスバンパーで、ジムニーの華やかさを見事に押さえ込んでいる。

その一方で、目を引くエキゾーストシステムとテールランプガーニッシュで、しっかりとアクセントをつけ、スペアタイヤカバーで輪郭にさらなる強さを加味。後ろ姿にも、抜かりはない。ホイールには16インチのクラック・ガルバトレを合わせ、圧倒的な存在感で、全体を絶妙なバランスに仕上げている。漆黒のジムニーには、うっすら差し込む日の光が似合う。

◆Heritage JB64 TRADITIONAL

原点回帰。ジムニーがオフロード車であること。KLCがプロデュースするもう1台のNEW Heritage「TRADITIONAL」が、その本来の性能を遺憾なく発揮できるよう開発されたものであることは、一見すれば判る。まるで旧い雑誌の中に出てくるような、哀愁の漂うデザインに、すっかり心を奪われるだろう。

エクステリアは、トラディショナルバンパー、フェイスグリル ナナケツ、ロードランナーと、ガッチリとガードを固める。フェンダーから覗くホイールHEAVENは、クラシックな雰囲気を漂わせており、合わせたホワイトレーターのオフロードタイヤやルーフに載せたルーフラックで、しっかりとアクセントを付け、ジムニーに隠された強靭さをしっかりと訴える。いつもいろんなカスタムパーツを目にして思うのは、デザインは過不足なく行なわれてこそ、そのセンスの良さに、人は惹かれる。多岐にわたり、数多くのデザインアイテムを展開していく KLCのバランス感覚を、参考にしたい。