今回アドベンチャーを共にしたのは、4WD・SUVアフターパーツメーカーとして名高いJAOSが手掛けた2台のデモカーだ。1台は25㎜リフトアップ仕様にオープンカントリーR/Tタイヤ(235/70R16)を装着したデリカD:5、もう1台は40㎜のリフトアップにオープンカントリーM/Tタイヤ(225/75R16)を履くジムニーシエラJB74。ハンドルを握るのは、本誌には初登場のJAOSスタッフの井出さん&吉田さんコンビ。今回はデモカーの走破性と開発中パーツのテスト&チェックに、我々編集部も同行するという機会に恵まれた。
ちなみに、井出さんは入社3年目、吉田さんはまだ半年足らずと社歴はまだ浅いが、心配ご無用。4WD・SUVパーツメーカーであるJAOSだけに、四駆オーナーがスタッフとして集まってくる傾向がある。井出さんはランクル80、吉田さんはFJクルーザーが愛車。そう、JAOSは〝スペシャリスト〟とでもいうべき人材たちで構成されているのだ。

ワインディングを駆け抜けて、いよいよJAOSパーツの開発フィールドのひとつでもある林道へ。バランス良くカスタマイズされていることもあるが、3台の80を乗り継いできた井出さんにとって、林道では小柄な体躯が有利でもあり、シエラは扱いやすそう。

反対にFJクルーザーを愛車とする吉田さんは、最初はデリカD:5のボディディメンションや走破性がつかみにくかったようで、2台の距離は開いていく…。ただし勘所の良さを発揮して、また走りのコツをつかんだのか、吉田さんが駆るデリカD:5も徐々に加速を強めていった。
ちなみに編集部も取材で試乗しているが、JAOSからリリースされているBATTLEZ(バトルズ)ブランドのサスペンションは車種に合わせた絶妙なセッティングが施されており、走れば走るほど体に馴染む感じがある。これはダンパーに組み込まれたハーモフレック®の特性によって雑味をボディに伝えてこないおかげでもあるのだろう。もちろん、オフロードタイヤとの組み合わせにもこのダンパーは有効。ただし、ひたすらにソフト乗り味ではなく、減衰力を発揮するようなシーンではハーモフレック®の特性によってビシッと安定してくれる。
砂利や石、果ては岩が転がり、木の枝もボディをかすめる凹凸の激しい林道においては、オフロードタイヤの存在も重要だ。装着すれば見た目のオフロードテイストが高まるだけでなく、パフォーマンスもアップし、アウトドアフィールドをストレスなく安心して走れるようになる。そんな鍛え上げられたデモカーに乗っていることで、井出さん&吉田さんの走りは徐々に熱くなっていくのであった…。

JAOSルーフラック


今回はデモカーのテスト走行以外に、実はもうひとつ重要なミッションがあった。それがもうすぐ市場に投入予定の〝JAOS製新型ルーラック〟の使い勝手チェックだ。今年初めに開発が宣言されたアイテムだが、製品版はまだお披露目されていない。ただし、リリースは6月末を予定。7月上旬に開催されるカスタマイズの祭典〝GPS〟こと「群馬パーツショー2021」で初公開されるとのことだ。
ルーフラックはいわゆる強度や耐荷重の検証以外に、実際に使わなければ分からない部分もある。特に今回の新作ルーフラックは、昨今のトレンドを考慮した薄型構造で、ユーザーが使用状況に合わせてアタッチメントを追加するシステムを想定。ちなみに薄型が流行っている理由は、まず積載しやすいこと、また風の影響も受けにくく風切り音も軽減されるということが挙げられる。さらに、JAOSは純国産アルミ製でのリリースを予定しているため、軽さもまたメリットになるだろう。まだ試作品ではあるが、積み下ろしの様子を見てもJAOSルーフラックの使い勝手は上々のようだ。


JAOSプロテクターシリーズに魅力アリ!


元々マッドガードやアンダーガードといったプロテクションはJAOSの人気パーツだったが、PVC材を採用したドアハンドルプロテクターやバックドアスカッフプロテクターのリリースをキッカケに、プロテクター系アイテムを一気に拡大中。今回特に注目したのが、ジムニーシエラJB74用の新作、サイドシルプロテクターやフェンダープロテクター(素材はともにカーボン調PVC材)。林道を走ったことで、写真の通り、フェンダーに直接汚れが付着するのをガード。つまり泥ハネや飛び石からしっかりとフェンダーを守っていることが証明されたのだ。







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