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「JAOS」ファン待望のJAOSルーフラック2021年中の発売を目指して始動!

古い話だが、元号が昭和から平成に変わる頃4WDブームが巻き起こった。当時はグリルガード/リヤラダー/ルーフラックの3点を装着するのが当たり前で、ジャオスはそのカスタムを牽引する存在だった。そして、それは「JAOSスタイル」と呼ばれていた。時が流れ、いわゆる四駆だけでなく、乗用車ライクなSUVの登場でエアロスタイルの人気も高まったが、アウトドアブームの再興と呼応するように、再びタフなスタイルが脚光を浴びている。
そんな時代の流れを鑑みて、ジャオスでは新たにルーフラックの開発プロジェクトをスタート。現在、純正オプションを含め様々なルーフラックが各社から発売されているが、ユーザーが求めるジャオスらしさを再検証して「安心」「高品質」「高い耐久性」を満たす純国産にこだわるのがポイント。
今回、ジムニーシエラとD:5に搭載されているものは、あくまでも製品化に向けてのスタディモデル。ここから大幅にデザインが変わる可能性もある、ということを付け加えておきたい。実際、D:5ユーザーの中にジャオスのララダーを愛用している例も多いし、まさに待望のアイテムだ。
一方、今回のシエラはサイドシルプロテクターや、リヤフェンダープロテクターを装着。近日発売予定のこれらは、乗降時の擦り傷や飛び石でボディが傷つくのを防ぐことができるオススメ品だ。なお、両車ともクルマ全体を見ると、ボディ色と対照的なマットブラックで各部を統一。コントラストを高め、ワイルドな雰囲気を醸し出せるのは、4WDの特権だ。

JAOS style デリカD:5

4WDとしてのデリカD:5ファンのユーザーのため、エクステリアからサスペンションまで様々なアイテムをラインアップ。今回のデモカーは減衰力調整式でフロントに車高調を備えるVFCAダンパーのサスペンションキットを装着。フロントは10〜30㎜、リヤは20〜25㎜のリフトアップを実現。快適性だけでなくスタビリティにも配慮し、安定感も抜群だ。
前後バンパーにボルトオンで装着できるスキッドバー。装着するだけで、4WDらしさが格段にアップするのはもちろん、バンパーへのキズを予防する役目も持ち、さらにフロントはランプステーとしての機能を有している。今回装着しているブラック/ブラストを含め、4種のカラーリングを設定。
新たにマットブラック塗装品が登場したフロントグリル。ノーマルのメッキグリルからあえてブラックとすることで、4WDらしい精悍な雰囲気に一新。なお、グリルのアッパー部には3連LEDデイライトを装備し、スタイルだけでなく機能面も向上させる。
ルーフエンドに配置することで、デリカD:5のスタイリングを変えるルーフスポイラー。GTウイング風のtype‐Aに対し、今回のtype‐Bは比較的コンパクトでオトナ向けなデザイン。もちろん、人気アイテムのリヤラダーと同時装着できるように設計。またマットブラックは、ボディ全体を引き締める効果もある。
タフに使える品質、安心して乗降できるグリップ、JAOSの抜き文字を採用したアピアランスなど、機能とデザインを両立したリヤラダーⅡ。前期型D:5からのベストセラーアイテムで、ルーフラックとあわせて装着したい逸品だ。
定番アイテムのマッドガードⅢやアンダーガードのほか、ユーザーが実際に使う部分のプロテクションパーツも充実させているジャオス。最も手が触れるドアハンドルプロテクターは、カーボン調のPVC材を採用してスポーティな見た目で小傷を防止。同じPVC材を使用したD:5のバックドアスカッフプロテクターは、バンパーの角までしっかりとカバーされているのがポイント。

JAOS style ジムニーシエラ(JB74) 

前後スポーツカウルやマッドフラップ、さらに約40㎜のリフトアップにより、タフな中に疾走感を強調したジムニーシエラJB74。ジャオスでは、ユーザーの好みや求める性能に応じて様々なサスペンションキットを用意しているが、デモカーにはNEWダンパーのVF-Rの試作品を装備。サブタンクを備えたプレミアムタイプになるというから楽しみだ。
ジムニーのスポーティ性をさらに高めてくれる、前後のスポーツカウル。バンパー下を切り上げたデザインで、オフロードでのヒットを軽減する。フロントは純正フォグランプを移植でき、リヤはテールランプやリフレクターに専用品を付属。今回の仕様はシエラJB74専用品で、ジムニーJB64とはボリューム感など細部が異なる。
スポーツカウル専用に開発されたマフラーを装備。カウルとテールエンドの距離を重視した形状だ。もちろん、純正バンパー用も用意。
ドアハンドルやアンダーガードといったプロテクションアイテムも人気だが、シエラ用の新作としては、サイドシルプロテクターやリヤフェンダープロテクターを開発中。意外と汚れやすく、そして傷つきやすい部分だけに、装着してしっかりとボディを守りたい。
デモカーが装着したルーフラックは、あくまでも「試作の試作」という段階で、大幅に形状が変わる可能性がある。とはいえ目標とする品質・安心感を「純国産品」で実現するための設計思想には変更はないという。なお、この試作品は、車両重量の増加を抑えるため、素材にアルミを採用。4WDらしいスタイリングだけでなく実用性・機能性も向上させる、NEOジャオススタイルのアイテムの登場に期待が高まる。
ジムニーシエラ、D:5ともにタイヤはTOYO TIRESのホワイトレター仕様のオープンカントリーをセレクト。それぞれのキャラクターを考慮し、シエラにはM/T、D:5にはR/Tを装着。それぞれ専用設計といえる仕上げのJAOSオリジナルホイール2本にも注目。シエラのホイールは高い耐久性と軽さを両立したスポーティなEXCEL JX3、D:5はリム部の凹凸が逞しく、足もとに力強さを加える5スプリットディッシュスポークのADAMAS BL5を組み合わせている。