「flexdream」スタイル・機能・走りを極めたお手本にしたいハイラックス爆誕!
アウトドアと親和性の高い4WDなら、整備されていない所でもキャンプが可能。あちこち移動しながら旅をしたいと思うけど、でも一度設営したサイトを動かすのは一苦労。それならいっそのこと、クルマにテントやタープを設置すればもっと自由気ままなアウトドアライフが堪能できる!そんな考えから世界的に盛り上がっているのが、オーバーランドと呼ばれるスタイルだ。日本でも着実にユーザー数は増えている。
ランクルの販売だけでなくカスタムも手掛けるフレックス・ドリームでは、オーストラリアの老舗オフロードブランドARB4×4の製品を使用し、個性的かつ実用的な仕様を提案している。
紹介するのは、新型へスイッチしても人気は依然高いハイラックスだ。この新型ハイラックスに対しても、内外装からサスペンション、さらにアウトドアギアに至るまでARB4×4のアイテムを完全網羅して装着。フレックス・ドリームのカスタム手腕と、ARB4×4パーツの性能が垣間見える仕様となっている。
まずフロントはサミットバンパーに変更し、4WDらしさを強調。さらにランプステーとしての役割も備えているのがポイント。ベッド部分には窓の開閉が可能なキャノピーを装着し、積載性と防犯性を向上。内側には強靭な骨格が備わるため、その上にルーフキャリアも搭載可能だというから驚きだ。また、ラックにはコンパクトに収納できるサイドオーニングを追加し、まさに停めた場所が即座にキャンプサイトとなるオーバーランダー仕様とする。
サスペンションはオールドマンエミューのキットに変更し、リフトアップを実施。ショックは伸び縮み個別に減衰力を設定できるBP-51で、好みの快適性と安定性にセッティング可能。
まさにスタイル/機能/走りの全てが追求された〝最強の新型ハイラックスカスタム〟と言っても過言ではない。
バンパーとグリルガードが一体となり、本格的なオフロード走行でヒットしてもビクともしない、サミットバンパーを装着。中央部分にはウインチベッドも設けられ、デモカーにはWARNのREVOを搭載。また暗闇でも前方を明るく照らしてくれるインテンシティライトをを装着できるので、ランプステーとしても使用可能。オーストラリアではカンガルーよけの装備だが、日本でも鹿よけとして役立つ。
バンパー中央には、ARB4×4のインテンシティフォグランプを内蔵。インテンシティとは「強烈な」という意味で、絶大な光量を確保(しかも調光機能も)。夜間はもちろん、林道などでも対向車にいち早く存在を認知してもらえる。
バンパーと繋がり、そこからエンジンの真下までしっかり保護するアンダーヴィークルプロテクター。下回りをヒットすると最悪の場合自走不可能となる…。トラブルを未然に防ぐためにも装着しておきたい。
前後のショックアブソーバーは、オールドマンエミューのBP-51を装着。ピストンスピードに応じて自動的にリザーバータンクが機能することで、低速ではしなやかに動き、高速ではしっかり踏ん張ってくれる。伸び、縮みの減衰力を個別に調整可能なので、愛車に最適なセッティングに調整するのも楽しい。
フロントのコイルスプリングだけでなく、リヤのリーフスプリングもオールドマンエミューに交換し、リフトアップを行う。
ルーフラックを装着したいが、荷物を載せていない時に立体駐車場に入れなくなるのはイヤ!というユーザーは非常に多い。そんな不満を解消するのが、ウルトラスリムなARB4×4の「BASE RACK」。ハイラックスで言えば、今回の仕様のように、クラシックプラスキャノピーにラックを載せても2.1mの立体駐車場なら入庫可能。また荷物を積載できるだけでなく、サイドにオーニングを取り付けられるなど、システマチックなのも◎。
全ての窓が跳ね上げ式で開閉できき、ダンパーも備えるARB4×4の「クラシックプラスキャノピー」をハイラックスのベッド部分に装着。リヤのガラスはハイラックスの集中ドアロックに連動してロック機構可能。使い勝手は抜群。素材はFRPで、デモカーはボディ同色にペイントを施す。
クラシックプラスの内側は、一般的なシェルと異なり、強靭な骨格が備わる。そのため、高い剛性を確保しており、デモカーの様にルーフラックも装着可能。リヤウインドウの内側には車内灯も備わる。
塗るだけで傷や錆を防ぐ最強塗料とも呼ばれるLINE-X。フレックスドリームはLINE-Xの日本代理店でもあり、もちろんこのハイラックスのベッドライナーとして施工済。ちなみにハイラックスのベッドには荷物固定用のフックがないので、タイダウン用のレールを追加している。
2インチリフトアップして、タイヤは285/70R17を装着(インナーフェンダー加工済み)。タイヤには、オンからオフまで道を選ばず高い快適性とハンドリングを実現したオープンカントリーR/Tをチョイス。ホワイトレター仕様にUSホイールのKMC・KM718を組み合わせることで、アメリカンな雰囲気を強調されている。
汚れた服のままでもシートに座れる様、前後席それぞれにシートカバーを設定。リヤのアームレストは、カバーをしても使用可能だ。
ルーフラックにはスマートに格納できるARB4×4サイドオーニングをセット。搭載しているのは、ケースとフレームをブラックに塗装した新登場モデル。タープの内側にはLEDランプを標準装備し、電源はDC12Vを使用。この他にもARBではスワッグやチェア、テーブルといった、アウトドアギアも豊富にラインアップ。