日本一のランクル・ショップのFLEX(フレックス)が展開しているオリジナルのコンプリートカー・ブランド『Renoca(リノカ)』。新車とも中古車とも異なる「リノベーションカー」という新たなカテゴリーで、クルマのリノベーションを指す。コンセプトの定まったクルマを選び、豊富なカスタムメニューから自分好みのスタイルへ作りあげていくことができるモデルだ。「自分らしさをどこまでも」というコンプセプトのもとに開発されたそれは、ランドクルーザー80やランドクルーザー95プラド、ハイエースなどで展開中。今回フィーチャーするのは、ランドクルーザー100系をベースにした『Renoca106』だ。
この『リノカ106』の最大の特長は、ランドクルーザー60を彷彿とさせるフロントマスクのレトロスタイルを取り入れていることだ。そう、100系＋60系=106というワケだ。
ポイントは前後のアイアンバンパー(ブラック部分はFRP製)、ボンネット(安全性を考慮して金型から起こしたスチール製)、フロントフェンダー(ボンネットやフロントマスクに合わせたFRP製)、テールランプ、Renocaエンブレムなど、オリジナルパーツを組み込んでいることだ。
丸目 LANDCRUISER Renoca
丸目のヘッドライトを組み込んだリノカ106。ボディカラーはランドローバー・ディフェンダーの純正色であるアルルブルーへオールペイントを実施。独自に配合したカラ―でなく、一般にも流通する純正色であるため、何かあった時に色合わせがしやすいというメリットもある。
装着したホイールはクリムソンのディーン・クロスカントリーで、タイヤはBFグッドリッチA/T KO2(LT265/75R16)をセット。フロントグリルはメッキ、ドアミラーはブラック、リアゲートのテールランプは残したままの仕様だ。
シートには内装の木目調とも相性抜群のFLEXオリジナルシートカバー(レザー調)を採用している。
角目 LANDCRUISER Renoca
タイヤはヨコハマのジオランダーA/T G015(285/55R20)、ホイールはUSホイールKMCのXD822 MONSTER2。2インチの車高アップとテールゲート内のランプレス仕様としたテールレンズとが相まって、オールドアメリカンなイメージもある。内装の本革シートはあえて活かしてあるのもポイントだ。
メンテナンスにもしっかりと対応できる上にランクル100系の優れたパフォーマンスを享受できる
フロントサスが独立懸架トーションバー(もしくは電子制御エアサス)であるため、リフトアップカスタムには向かないとされていたランクル100系。ただし、走行性能的には快適性と走破性とを両立させた優れた足回りだ。リノカ106のスタイリングなら、過剰な車高アップもしなくても良いし、パワフルなV8エンジン(もしくは稀少な1HD-FTEディーゼルエンジンなど)によるパフォーマンスも魅力だ。
- FLEX by Renoca特設サイト
- https://www.flexnet.co.jp/renoca/
