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「FALKEN」日本でもJeep対応サイズを拡充した「WILDPEAK M/T」タイヤの実力とは?

◆WILD PEAK M/T01

近年、アメリカで好評を博しているタイヤブランド「FALKEN(ファルケン)」。今回は、その中でも4WD・SUV用「WILD PEAK(ワイルドピーク)」シリーズとして、日本に導入されているタイヤを紹介したい。
大きく分けて2つの銘柄を用意しているが、そのひとつが様々な路面状況や天候において、高いオールラウンド性能を発揮するオールテレインタイヤ「WILDPEAK A/T 3W」。さらにもうひとつが、過酷な路面状況で高いトラクション性能を発揮するマッドテレーンタイヤ「WILD PEAK M/T01」だ。先頃、両者共にさらにラインナップサイズを拡充するなど、ジープオーナーをはじめとした本格オフローダーの間でも話題を呼んでいる。今回特に注目していただきたいのが「M/T01」だ。

特徴は、マッドテレーンタイヤならではのアグレッシブなルックスと、個性的なトレッドパターンにある。〝ラギッド&リジッド トレッドブロック〟と名付けられた、ブロック端の階段状の傾斜がパターン剛性を向上させながら、マッド、ロックといったハードなオフロード路面でも優れたトラクションを発揮するポイントになっている。さらに、マッド路面では主溝の排泥をサポートしてグリップを確保、ロック路面ではトレッド溝底への石噛みによるダメージを緩和する〝マッド&ロック ディフェンス フューチャー〟によって、オフロードでの安心感と安定感を高めることに成功している。サイドには「A/T 3W」でも採用されている〝アグレッシブ アッパー サイドウォール〟により、耐カット性を確保したほか、若干の低空気圧走行にも対応できる剛性が実現されている。
現在、ジープに対応するサイズは、17インチの70偏平の265と285、さらに35インチや37インチなどで、これらはすべてLT(ライトトラック)規格。まさにオフローダーのツボを捉えたラインナップだ。性能面だけでなく、ワイルドなアピアランスはドレスアップ志向のユーザーにもオススメだ。

アグレッシブアッパーサイドウォール

鋭利な石などからのカットを防ぐタイヤサイドのブロックを採用したほか、マッド路面でのトラクション性能の確保にも貢献する。

ラギッド&リジッド トレッドブロック

ブロックエンドの階段状の傾斜によって、パターン剛性を向上。また、マッド・ロックといったあらゆるオフロードでトラクションを発揮。

マッド&ロックディフェンス フィーチャー

マッド路面ではメインの溝の琲泥性能をサポートしてトラクション性能の確保。ロック路面ではトレッド溝底の石噛みダメージを緩和。
ミツビシが2015年にワークス体制で挑んだクロスカントリーラリー「バハ・ポルタレグレ500」。その参戦マシン「アウトランダーPHEVスペシャル仕様」の足もとをサポートした高性能タイヤが、WILDPEAK M/T01だった。約500㎞のハイスピードラリーをトラブルなく完走している。
海外で信頼と実績を積み、グローバルで認知されて来たワイルドピークM/T 01のトレッドパターンとサイドウォール。性能面はもちろん、見た目にもアグレッシブでドレスアップ効果も高い。