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「ELFORD」らしさを大切にしたデザインの妙に注目

130サーフやD21テラノが新車で販売されていた当時、四駆のカスタムといえばハイリフトが圧倒的なポジションを築いていた。そんな中に、世界的にローダウン&エアロというカスタムの先鞭をつけたのが、エルフォードだ。もちろん当時は異端者のように見られ、四駆の意味がないとまで言われたこともあった。ところが時代は流れ、今では自動車メーカーが純正オプションでエアロパーツを設定するに至っている。カスタムの幅が広がったという見方もあるが、SUVにエアロというスタイルが一般的に浸透した証といえる。近年のエルフォードのカスタムスタイル特徴は、より純正のスタイリングに寄り添うデザインを描いていること。パーツを付けたことを、思い切り楽しむのがもカスタムの醍醐味だが、クルマのスタイリングが変化した今時のカスタムキーワードは〝ノーマルにしか見えないくていいでしょ〟。よりクルマに寄り添った自然な仕上がりが好まれる傾向にある。そうした背景もあり、ラングラー向けのパーツは、ラングラーの素性に重きを置き、少しもそれがスポイルされないようデザインされている。さりげなくも、変化を楽しめるスタイリングを、これからもエルフォードは追求していくそう。今後の展開が楽しみだ。

エルフォードが開発したコイルスプリングで車高を前後とも30㎜ほどアップ。これによりノーマルよりも2サイズ大きなタイヤを装着できるようになる。デモカーでは35インチのBFGoodrich Mud-Terrain T/A KM3を合わせてある。JLラングラーがアメリカの荒野を駆け抜ける、そんな力強いスタイルが表現された。
スクエアテールで存在感を高めるタイプXマフラー。保安基準適合で、日本仕様/US純正バンパーのいずれでも装着することができる。
シフトレバー&トランスファーレバーは、エルフォードのガングリップタイプに変更。良好な操作性に加えて、インテリアのアクセントにもなる逸品だ。
ホイールを同社製のブラッドストック1ピース(8.0J×17インセット35マットブラック)に変更。

ワンポイントで劇的な変化を!

純正フェンダーに装着するオーバーフェンダー。25㎜ワイドとなるのでロービームの移設は不要。
デモカーのリアバンパーはUS仕様に変更。日本仕様に標準装備されるリヤフォグはバンパー中央のランプで代用される。
ハマーH1を彷彿とさせる、コンパクトなルーフマーカーをAピラー上にセット。スリムなデザインだが、存在感は抜群。ルーフラックと干渉しないサイズもGOOD。
スチールバンパーのワイルドさを演出するが、実は素材はFRPで軽さも重視。デモカーにはルビコン純正フックを装着するがFRP製のフックも併せてリリースする予定だ。
スタイリングだけでなく、軽さも考慮したFRP製のボンネットも発売予定。日本仕様とは異なり、US仕様のボンネット形状に準拠。非常に荒々しい雰囲気を醸し出す。
素材や品質、使い手を考えたデザインを取り入れることにこだわり造られた製品を、アメリカ生まれのJLラングラーで楽しむ。良いものを求めるJLラングラーのオーナーには、最適な選択となるのではないだろうか。ちなみに、生み出されるパーツの全てが、自社で企画され、日本国内に点在するその道の職人の手によって製品化されている。つまり、どれもがメイド イン ジャパンということだ。
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●エクストリームフロントバンパー(7月発売予定) 価格設定中
●エアロボンネット(9月発売予定)価格設定中
●オーバーフェンダー(25mm)55,000円
●サイドステップ(6月発売予定)118,000円
●リアスムージングパネル(6月末発売予定)42,000円
●ビレットシフターセット 38,000円
●30mmアップコイル 55,000円
●ルーフマーカーランプ 48,000円
●マフラー デュアルタイプ タイプX 148,000円
●スマートキーケース 7,800円
●BFGoodrich Mud-Terrain T/A KM3(35×12.5R17)オープン
●ブラッドストック1ピース(8.0J×17インセット35) 37,000円/本
価格は税別
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