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2020.12.26

「auto flags」ワイルドさに加え機能性もアップしたD:5を披露

近頃D:5を始めとするSUVの人気は右肩上がり。その後押しとなっているのは、やはりアウトドア志向の高まりと言える。人も荷物も載せられて、しかも大きなロードクリアランスのお陰で、少々荒れた所をなんら不安なくたどり着けるので、これほど最適なクルマはないと言えるだろう。
今までGOQBUTOやBUCK ARMORといったアイテムで、4WDらしいワイルドさを追求、さらに安心して走れるようブレーキ系のパーツにも力を入れてきたオートフラッグスだが、満を持してキャリアやルーフトップテントと言ったアウトドアギアを、続々とリリースする!

実は半年ほど前に取材した際、オートフラッグスの杉村社長は「最近のユーザーの傾向を見ていると、ウチもルーフキャリアとか作らないといけないかなぁ…」と言っていたのだが、正直だいぶ先になると予想していた。ところが4WDファンミーティングの会場に展示していたD:5には、最新作のBUSTER2080と呼ばれるルーフキャリアを装着。まさに迅速すぎるとも言えるパーツ開発力が、今のオートフラッグスの最大の強みと言えるだろう。

さて、今回はワイルドさに加え機能性もアップした2台のデモカーを紹介しよう。

D:5のカスタムとしては、もはやオーソドックスと言えるリフトアップスタイルの車両は、オートフラッグスのサスペンションキットなどで5インチリフトを行ない、オーバーフェンダーの追加で265タイヤを装着可能としている。逞しさやワイルドさを強調しつつ、乗降性にも配慮して両側に電動サイドステップも追加。そう、デリカユーザーがカスタムする上で必要不可欠なのは、家族への配慮だ。
一方、もう1台のD:5は何とノーマルサスペンションのままで、リフトアップは行なっていない。「D:5は4WDである前に、ファミリーカーなんですよ。ガッツリカスタムしたい人は大勢いるけれど、現実の問題として厳しいし、正直言って2.1mの立体駐車場に入れないようでは奥様に理解してもらえないでしょう」とのこと。そんなユーザーのために、車高を上げずともここまでカスタムできるという好例で、ある意味D:5カスタムに新たな風を吹き込もうとしている。

最大のポイントは、ノーマル車高ということ。カスタムする事で日常の使い勝手をスポイルしては意味がない。でも、世のお父さんたちはカスタムしたい訳で、リフトアップしなくてもここまでスタイリッシュにアレンジできる!という可能性を提案してくれている。GOQBUTOやBUCKARMOR、さらにBUSTERSは全てボルトオンで装着可能。車検にもキチンと適合するのも重要なポイント。またスリットローターやブレーキパッドも強化しており、ノーマルよりも重量が増加したD:5を安心・確実に止めてくれるので、バランスの良さも重視している。
フロントバンパーにボルトオン装着するだけで、ワイルドさを強調してくれるGOQBUTO R。ステンバフポリッシュ仕様も設定する。
ノーマルバンパーにジャストフィットする形状を採用するバックアーマー。その名の通りガードとしての役割を備えるが、ヒッチブラケットとしての機能も備える。新型D:5用だけでなく、前期型用もラインアップする。
純正のオートステップよりもリーズナブルな価格が魅力の電動サイドステップ。小さなお子さんがいる家庭ではマストアイテムだ。
ハの字型という独特なレイアウトを採用する事で、ボンネットの短いD:5でもダンパーが装着可能。DIYでメンテする際に非常に有効。
新型D:5に採用されたアドブルー。そのタンクをしっかりと保護するために、リヤアンダーガードを装備。素材は3㎜厚のアルミとなっており、見た目のドレスアップではなく実用部品と言える。
4WDらしさを引き出してくれるアイテムと言えば、マッドフラップ。ダート走行で小石がボディを傷つけるのを防ぐのが、本来の使い方。
ブレーキパッドだけでなく、ドリルドスリットローターに変更。初期からしっかり効きを感じるので、安心感が格段にアップする。
来春の発売を予定しているBUSTERSルーフトップテント。ハードタイプのカバーを採用する事で、設営・撤収が非常にスピーディーに行なえる。内寸は長さ2.2×幅1.6mで、大人2人が快適に寝られる。
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まさにD:5のカスタムで、王道というべきスタイルを提案。オリジナルのビルシュタインダンパーは、エナペタルでチューニングを施した専用品。30㎜のスプリングにリヤキャンバーの補正ブラケットも組み込み、合計で5インチものリフトアップを実施。ただ車高をあげるだけでなくオーバーフェンダーを追加し、ワイド化する事で全体のバランスも考慮しており、非常に安定感のある走りと言える。前後バンパーにはノーマル車高と同じく、GOQBUTO RやBUCKARMORを装備。4インチのリフトアップキット専用に開発したフロントのアンダーガードも装備し、安全性にも配慮しているのがポイントだ。
新発売のBUSTERS2080ルーフラックは2080×1330mmという大きさが最大の魅力。アルミを採用する事で、強度と軽さを両立。写真はアッパーレール付きで高さは15cm。レールを外した場合は9cmで、どちらもノーマル車高に装着した場合、2.1mの駐車場に入場可能。また専用のネットも発売中だ。
オイル交換用のサービスホールも備わる、アルミ製のエンジンガード。ダート走行にも耐えられる強度をしっかり確保する。
非常にコンパクトだが、装着するだけでさりげなくスポーティな雰囲気を醸し出すミニスポイラー。敢えて色を変え存在感を強調する。
ヘッドライトの周囲を縁取るシャドウシート。ジャストサイズにカットされており、貼り付けるだけで愛車の雰囲気が一変する。
オーバーフェンダーはフロントが40㎜、リヤが30㎜ワイド。車体後方の後ろ側にスリット風のデザインを採用し、精悍さを演出する。
オートフラッグスのオリジナルスプリングを組み込み、30㎜リフトアップ。D:5専用にセットされた特注のビルシュタインやキャンバー角を補正するブラケットを組み込み、安定した走りを実現。
4インチのリフトアップキットを装着すると、マフラーエンドとバンパーが離れてしまう。そこで角度をつけたガスケットに変更し、出口位置を変更。またエンド部分には100パイのカーボン調フィニッシャーを装着し、スポーティさを強調する。

カスタムすることで愛車の個性を引き出すのは非常に楽しい。だが、自分の走るフィールドや遊びに合わせた最適なスタイルを選ぶのが重要。オートフラッグスでは、様々ユーザーが満足する選択肢を数多く用意してくれている。

◆レッツゴー4WD公式チャンネル◆

https://youtu.be/DeDGWPV_G1s