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「APIO」ジムニーの魅力を引き出す、拡張性の高さに注目する!

国内屈指のジムニー・パーツ・サプライヤー「APIO(アピオ)」。JB64/74についても、すでに「TSコンプリートカー」として、リリースされている。今回、ここで紹介するのは、そんなTSコンプリートカーをベースに、少しアレンジを加えたJB64とJB74だ。TSコンプリートカーにはフロントグリル、前後バンパー、ナンバープレート移動キット、静香御前マフラー、そして40㎜アップサスペンションキット、WILD BOAR SR-16ホイール&好みのタイヤ、というラインナップのパーツが標準装着される。今回紹介するJB64には、23/43時代からのヒットアイテム、アピオがヨシムラとコラボしたチタンマフラーが装着されていた。そう、コンプリートカーベースから、機能やスタイルを拡張していけるのも、パーツラインアップの充実したアピオならでは、なのだ。JB64/74になって、かつての四駆らしい箱形スタイルに回帰したジムニー。アピオはこれを受け、“原点回帰„をテーマにパーツ開発を進めているという。
ジムニーはじめ、四駆とはもともとワークホース。そこにはシンプルだが、質実剛健な機能がしっかりと備えられていた。JB23/43でスタイリッシュな乗用車になったジムニーが、64/74では「タフな道具」になって戻ってきた。だからアピオでは、その素性をさらに深化させるべくパーツを、実際、幅広くラインナップさせている。レインモールを採用してルーフキャリアも使いやすくなったボディには、使いやすいリヤラダーも用意。エクステリアも樹脂パーツだけでなく、スチール製チューブバンパーや、各種ガード類も充実させた。さらにインテリアには使い勝手を向上させるモールシステムやフラットデッキのような、ユーザーマインドを捉えるアイデアあふれるアイテムも。
乗って、使い込んでこそ、真価を発揮するジムニー。アピオのジムニーからは、そんな信念が強烈に感じられたのだ。

JB74・TSコンプリートカー

標準仕様には40㎜アップサスペンションが装着される。ホイールはいにしえのスチールホイールを彷彿させるワイルドボアSR-16、タイヤサイズは205R16を選んでいる。タクティカルフロントグリル、タクティカルフロントバンパーガーニッシュ&リヤバンパーなど、機能的なフォルムを構築している。

JB64・TSコンプリートカー

こちらも40㎜アップの標準仕様で、 205R16サイズのタイヤをチョイス。ホイールはワイルドボアSR-16は新色の“アイアングレー”を組み合わせている。マフラーは“静香御前” が標準となるが、こちらもオプションのヨシムラ・チタンサイクロンを装着。カラーはシンプルなチタングレーで、控えめな機能性をアピール。
コンプリートカーには「静香御前」マフラーが標準。これは純正バンパーにも対応可能だ。オプションで選ぶ、ヨシムラと共同開発した「チタンサイクロン」マフラーは、チタンカラーとチタングレー、2色用意。
コンプリートカーに標準装備されるのは40㎜アップサスペンションで普段使いから、より幅の広い走りにも対応。ダンパーはいずれも14段式となる。
「原点回帰」をキーワードに、機能性を向上するアイテムを充実させているアピオ。上の「荷室フラットデッキ」は荷室後方のスペースを活用、リヤゲート部にはモールシステムを設定して、小物類の整理をしやすくする

WILDBOAR SR 16

アイアンブラック

コットンホワイト

アイアングレー

「SR」はレトロなデザインがJB64/74のイメージにピッタリで、2017年のリリース以来爆発的セールスを記録中。昔のジムニー純正スチールホイールを彷彿とさせるデザインだが、それもそのはず。開発を担当した河野社長曰く「SJ10のスチールホイールが好きなので、それをアルミにしたのです。『S』は『SJ10』や『STEAL』、『R』は『REPLICA』」の意味を込めてネーミングしました」。それを聞けば納得のデザインだ。

●サイズ:16x5.5J/インセット20
●カラー:コットンホワイト(艶有りホワイト)、 アイアンブラック(艶消しブラック)、アイアングレー(新色) 
●構造:鋳造1ピース
●規格:JWL&JWL-T
●付属品:バルブ
●価格:26,000円(税別)