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デリカD:5

2021.08.20

「ロードハウス」デリカオーナーが求める機能と見た目を両立した理想像をパーツで具現化する

 日本一、いや世界最大級に多種多様なデリカD:5のオリジナルパーツをラインナップするロードハウス。2007年にデリカD:5が登場して以来、常に新しいカスタムアイテムやスタイルをつくり続け、オリジナルのブランド「KADDIS(カディス)」のパーツを擁するデリカカスタムの〝東の横綱〟とも言える存在だ。
大きなチューニングパーツから小さい気の利いたアイテムまで、デリカオーナーが思う「あったらいいな!」を模索し続けており、その一部を掲載したパーツリストをご覧いただければ、ロードハウスがデリカに対して行なってきたカスタムパーツ点数はまさに〝偉業〟と思えるレベルにある。
そんなロードハウスから、また新たなデリカD:5用のアイテムがリリースされた。それが後期型デモカーが装着するルーフマーカーランプだ。これはアメリカン・トラックの雰囲気をイメージさせるデューリーマーカー風のLEDアイテムで、デリカのルーフをアンバーのLEDランプでイイ感じに彩ることができる。見た目のアクセントや装着の満足度の高さに比例して、他車への視認性も向上するため、ナイトドライブがもっと楽しくなる!
もうひとつが、近年の4WD・SUVオーナーを中心としたキャンパーの間でブームとなっている〝オーバーランドスタイル〟をより楽しむことができるアイテムだ。すでに大ヒット中のKADDISルーフレールラックにアドオンする拡張パーツとして、ARBのサイドオーニングを加工無し・ボルトオンで取付けることができるようになる専用のブラケットだ。
 ちなみにロードハウスでは、大きく分けて2つのカスタムスタイルを提案中。ひとつがアグレッシブなハイリフトをベースに4WDらしい力強さを強調した〝エクストリームスタイル〟。今回の前期型・後期型の2台はその力強い姿からも分かる通りエクストリームスタイルだが、もうひとつがちょい上げの都会的なスタイルの〝AR4スタイル〟。自宅駐車場との兼ね合いや、実用性やオンロードの走行性能をスポイルしたくないオーナーには後者もオススメ。
 なお、今回紹介したNEWアイテムは共に前期・後期に対応。最新モデルの専用品だけを開発・リリースしていないスタンスからも、ロードハウスが「全世代のデリカD:5オーナーにカスタムやデリカライフを楽しんでもらいたい!」というメッセージを受け取ることができる。
 さて、デモカーのトータルスタイルやアイテムの細部を、詳しく紹介しよう。

大型エアインテークと多段式エアアウトレットを設け、エンジンルームの排熱にも効果を発揮し、さらに最大の魅力は軽量さである「エアロボンネット」。もちろんスポーティなルックスは後期型にもマッチする。さらにデモカーのようにカラーを塗り分けることで、様々なイメージに仕立てることができる。
前期型でも好評だったファイバープロテクションを、後期型フェイスに合うようにデザインされたKADDISファイバープロテクションタイプ1の存在感はやはり高い!ハードなバンパーガードの迫力を持つ80φのパイプ形状ながら材質は驚きのFRP製、大型補助ランプの搭載を可能とする顔回り最大のポイントだ。さらにグリル上段には“三角のブーレイグリル”をモチーフとするKADDISフェイスマスク、その下に位置するKADDISバンパーカバー(グリルをスッキリと魅せられる)との同時装着により、効果的なフェイスチェンジを果たしている。
LED球3発をインストールしたアンバー仕様・5連ルーフマーカーランプをNEWリリース。言わば〝デュ―リーマーカー〟と言うべきアメリカンな雰囲気のアイテムで、デリカD:5のルーフで存在感を主張。目立ち度満点でナイトドライブが楽しくなる。なおFRP製の本体のほか、LEDマーカー、タッピングビス、配線コードを付属。両面テープと製品両サイドにビス止め装着だが、ルーフ両エンドのゴムモールに穴開けとなるため、雨漏りの心配も無用(別途本体の塗装は必要)。
ルーフラックへアクセスするためにマストな機能パーツが、リヤハッチの中央に塔載したリアラダー。デモカーが装着するのは、通常のリアラダーにアルミ製アルマイト仕上げのプロテクター(KADDISロゴをレーザーカット)を追加セットしたプレミアム仕様。なお、サイドプロテクター部のカラーはテーマカラーのブルーとすることで、さらに見た目の印象を強めている。
ハートランドの4インチキットをベースに、1インチアップコイルスプリングを追加装着することで合計5インチアップのKADDISエクストリームスタイルを構築できるリフトアップメニュー。ショックはノーマルをそのまま使用し、乗り心地は限りなくノーマルに近いフィーリングで安心。

フロント

リヤ

サイクルキャリアやヒッチキャリアを装着できる2インチ角チューブを採用するトレイルヒッチ(タンクガード付き)に加え、その下に同時装着すると見た目も使い勝手も向上するヒッチステップを搭載。リアラダーやラゲッジルームへエントリーする際の一歩目を楽にアシストする。ちなみに、トレイルヒッチの両サイドには、リアの追突防止装置としても使えるリヤサイドガードも装備済み。
ハイリフトスタイルには欠かせないサイドステップは、乗降性の向上のためにも特にファミリーユーザーには必須。デモカーが装着している〝プレミアム〟は機能性だけでなく、KADDISロゴ入りプレートにより、サイドビューにアクセントも与える(通常はシルバーだが、デモカーはイメージカラーに塗装済み)。 
4WDらしさをアピールするのに必須のマッドフラップ。デモカーが装着しているのは、より存在感が高いプレミアム仕様。さらにオフセットステーを使用することで、エクストリームスタイルの5インチアップに合わせた装着を可能とする。
ひっかき傷のつきやすいドアハンドル部の奥側をブラックカーボンの3Mシートでガードしつつ、自己主張できるKADDIS ドアハンドルプロテクター。DIY装着でも対応できるアイテムだ。
タフなディテールで前期型から人気の給油口カバー「フュエルリッドプロテクター」。ロゴパネルは「DIESEL」「MIVEC」「KADDIS」のいずれか1枚を購入時に選択可能で、燃料の入れ間違いも防止できる。同じく軍用車両のようなハードなガードアイテム「テールレンズガード」も人気。後期型のテール形状にジャストフィットする。
ARB4x4のサイドオーニングの装着に対応するブラケットの設定など、デリカユーザーのニーズにまた応えたKADDISを代表するアイテム「ルーフレールラック」。フレームにアルミ製の50φパイプを採用したタフで流麗なデザインを特徴とする第二のラゲッジでもある。耐荷重性能を十分確保しながら軽量であることもまたポイント。さらにフロントには走行時に発生する風切音を軽減させるディフレクターを追加したほか、デモカーのように大型LEDライトバーを装着すれば、フィールドで周囲を照らす作業灯としても活用が可能だ。
足もとは定番タイヤBFG・オールテレーンタイヤKO2のLT265/70R16サイズに、ロードハウス専売カラーのブラッドストック1ピース・マットブラックミル(16×8.0J+13)を履く。フロント30㎜/リヤ20㎜ワイドのAR4フェンダーとのバランスも絶妙。なお、現在カットアウトタイプ・別売のフェイクアルミリベットの装着も可能とする新作のKADDISオーバーフェンダー30も開発中。出幅はAR4オーバーフェンダーと同等の予定。
後期期型にも継承された前期型専用のファイバープロテクションやリヤラダー、進化したサイドステップTYPE-Vといったパイプ系パーツで武装しながら、キャンパー垂涎のオーバーランドスタイルを構築した前期型デリカD:5デモカー。新作として、人気の高いデリカD:5専用ルーフレールラックに、ARB 4×4のサイドオーニングを装着できるブラケットを設定。もちろん6インチリフトアップを果たすサスペンション類にも注目したい。
既存のデリカD:5用KADDISルーフレールラック装着車に、ARBのサイドオーニング・ソフトケースタイプの取付けを可能とする専用ブラケットをNEWリリース。別途ARBオーニングの購入も必要だが、ぜひ取り入れたいキャンピングスタイルだ。デモカーは2500㎜×2500㎜サイズのオーニングを装着(前・後期に対応)。