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「モーターレーベル」〝匠〟のコーデ術に学ぶ四駆遊びのスタイル創り

モーターレーベルの代表である藤原さんが21年間乗り続けている愛車であり、同社のデモカーとしても活躍しているのがこのランクル73だ。現在はアウトドアに適したオーバーランドスタイルにカスタマイズされているが、実は細部に渡りハイレベルなモディファイが実施されている。それもそのはず、この73は本格的なオフローディングやロッククローリングなどもこなしてきた個体なのである。そんなハードな使用にも耐えてきた73は、昨年、オールマイティに使用できるオーバーランドスタイル化を行ない、同時にエクステリアパネルのリフレッシュペイントなども実施した。
足回りは前後のリーフをオールドマンエミューに変更し、かつフロントに110㎜(ジール)、リアに80㎜(オールドマンエミュー)のシャックルを追加。フロントショックはFOXのエマルジョをダブルでセットし、リアは同じくFOXエマルジョンのリザーブタンク付きを装着している。さらにトランスファギアをジールの4.0に、ファイナルは4.3へと変更。エンジンは1HD-Tへの載せ替えと、ハイフロータービン&大容量インタークーラーへの交換を実施している。
この73は、藤原さんが興味を持った遊びに合わせて、その都度カスタマイズされ続けてきた個体である。定期的なメンテナンスを怠らず、正しいパーツチョイスと最適なインストールを行なえば、長き渡り楽しむことができることを証明しているデモカーなのだ。

冒険に必要な道具は外に装備

オーバーランドスタイルへと仕上げられた73は、アーリーテック製のアイテムを数多く採用している。フロントバンパー、リアバンパー、サイドステップ、ルーフラック、リアラダー、FRPボンエットがそれだ。また、リアゲートと左クォーターにはロトパックスのタンクを2個ずつ設置し、右クォーターにはARBの油圧ジャッキとサンドラダーを装着。これらのアイテムを付けることで、オーバーランドスタイルらしさがより強調されたものとなっている。

効率的かつスタイリッシュに収納

キャンプ道具を効率良く積むこともオーバーランドスタイルの特長のひとつ。クォーターウインドーの両サイドにはラックを装備し、デッドスペースを有効活用している。またアーリーテック製のボックスの加工装着。ダンパー付のこえrは、上部からゆっくり引き出すことが可能なものだ。
このほか、テールゲートに内側に設置した格納式のフロントランナーテーブルなども装着し、アウトドアでの使い勝手も考慮された荷室へとカスタムしている。
タイヤはマキシスマッドトレパ(38.5-12.5-16)、ホイールはラグナのビードロック。ロッククローリングも楽しめる仕様となっている。サスペンションは前後にオールドマンエミューのリーフ+シャックル、FOXエマルジョンのショックアブソーバーという組み合わせだ。
  • モーターレーベル
  • 北海道札幌市白石区北郷3条7丁目11-1
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