「モトレージ」単なる飾りではなく何かしらの機能をパーツに持たせるモトレージのスタンス
新型ジムニーが登場したことで、俄然盛り上がりを見せているジムニー界。新規参入するお店は増加の一途を辿り、群雄割拠といった状況だが、モトレージは「他社と同じ様な物は作らない」し「単なる飾りではなく何かしらの機能をそのパーツに持たせる」という姿勢を貫き続ける老舗のプロショップなのである。
最も得意とするアイテムはサスペンションで、リフト量や性格の違いで6種類ものバリエーションを展開中。「求める乗り心地やハンドリングは1人1人違うので、それに応えているうちにどうしても種類が増えてしまうんですわ」と語るが、それを実現する原動力を聞くと「やはり出来上がった時のお客さんの笑顔ですね。それを見た瞬間、やってよかったなと実感します」とのこと。
新たに開発中のFRPスポーツバンパーは、軽さと強度を両立させながら、ウインチの搭載も可能と言う画期的な製品。小排気量のジムニーにとって車両重量のアップは運動性能の低下に直結する。それを可能な限り避けられる様に配慮しており、実際にユーザーが使う事を考えた製品作りは創業した時から一貫している。
今後のパーツ展開としては、フロントと同じ材質を使ったリアバンパーや、それに伴いナンバーブラケットなどを開発予定している。オフロードでヒットしても割れないFRPバンパーに代表される様な独創的なパーツにこれからも期待だ。
クルマのイメージを大きく左右するのがフロントグリル。モトレージではユーザーの好みに合わせて様々なタイプをラインアップ。LJ型ジムニーをモチーフにしたタイプLJ。新たにリリースしたタイプ4は、ランクル40風のデザインを採用している。
ボディ剛性の向上に貢献するフロアのクロスメンバーだが、リフトアップするとドライブシャフトと干渉してしまう。それを防ぐために、MATサービスファクトリーと共同開発したオリジナルクロスメンバーに交換する。
大きなFRP製のルーフボックスもモトレージの製品。ボディ同色やデモカーの様にカモフラ柄など、好みにペイント可能。前側にはIPFのLEDライトバーをセットし、暗い林道でも安心して走行できる。
1年以上待ってようやく手に入れたジムニー 。できることなら長期間、良好なコンディションで乗り続けたい。そんな人のために、微弱な電流を流すことで錆の発生を抑制するラストアレスターも装着。沿岸部にお住まいの人は、納車の時から装着した方が賢明だ。
リフト量は2.5インチで、オンロードの快適性や安定性を確保しつつ、オフロードではしなやかな動きを実現。減衰力は14段階で調整可能な4×4ESのショックを組み合わせ、好みの乗り味にセット可能。タイヤはジオランダーM/T G003(195R16)でMKW MK-55Jのセラミックブロンズを組み合わせる。
オンロード向けのでありながら、3.5インチリフトを実現。モトレージの中で一番硬めのSUPER HOTコイルに直径460㎜のスペシャルビルシュタインを組み合わせる。車高を上げつつもワインディングを攻められる、そんな相反する性能を見事に両立させている。オープンカントリーM/T(225/75R16)にMKW MK-55Jのダイヤグロスカットブラックをセット。
最もオフロードを意識したのが、3インチリフトのこの仕様。ソフトな乗り心地とオフロードでしなやかな動きを実現。ショックはスペシャルビルシュタインを組み合わせるので、オンロードでの安定感も非常に高い。タイヤはBFグッドリッチのKM3(225/75R16)で、落ち着いたカラーが魅力と言える、エンケイのRPT1を組み合わせる。
背面タイヤを右斜め上にオフセットし、表側でセットできるスペアタイヤブラケット。本体部分とブラケットは蝶ネジで固定してあり、外せばノーマルの車両寸法と同じとなる。
大径タイヤを装着した時に、フェンダーとタイヤが接触するのを防ぐため、バンプストッパーの装着は必須。下側はホーシングに穴を開けて固定するので、サスペンションの交換時の装着がベストと言える。
ノーマル径
ビッグローター
走るだけでなく、安心・安全に止まれることもモトレージでは重視。強化ブレーキパッドだけでなく、ノーマルと同サイズのスリットロータをラインアップ。より強い制動力を求める人のために、ノーマルよりも大径となるビッグスリットローターも発売中だ。
軽くても割れないスグレモノのスポーツバンパーをリリース!
新素材のFRPを使用する事で、軽くても割れないという画期的なスポーツバンパーを新発売。純正バンパーと似たデザインを採用するが、下側を切り詰めた形状としており、アプローチアングルを拡大。ウインチベッドが内蔵可能で、WARNのVR-Xクラスを搭載可能で、ナンバーの裏にハウズフェアリードをセット。純正っぽさを残しつつも、大幅に機能をアップさせることが可能だ。なお、ヘッドライトガードやウインカーガードはオプションとなる。