4インチリフトアップにより グランドクリアランスを確保
札幌と北見に店舗を展開する4WDサービスパドック。競技からデイリーユースまでの幅広いカスタムを得意とするプロショップだ。そのノウハウはランクルやジムニーなど多岐にわたり、全国にファンをもつ。今回そのパドックがスズキのクロスビーとイグニスのリフトアップキットを製作した。
大ヒットとなったハスラーの兄貴分として登場したのがクロスビー。使いやすいサイズにキュートなルックス、そして普通車の走行性能に加えて必要にして十分すぎるオフロード性能をもつのが特徴。唯一の弱点が特に雪国で問題となるグランドクリアランス。そこでクロスビーはブロックで4インチのリフトアップを行ない大径タイヤの装着を可能とする。さらにフロントには車高調をインストール。リアショックも交換することで走行性能を大幅にアップすることに 成功した。一方イグニスも4インチのリフトアップを行っているこちらもモノコック車では定番の手法となるブロックによる車高アップとなっている。この2台に限らずパドックの信条はクルマの信頼性を高くしていること。
「隣の街まで100㎞近い場合もある北海道の雪道ではトラブルは即命取りになります。車高を上げるだけでなく商品の耐久性や重心、アライメントにも気を配り開発しています」(能戸代表)厳しい自然に鍛えられたパドックのリフトアップ。その完成度はリフトアップとは思えないほどの走りを叶えてくれる!
●XBEE
メニューは2つ。純正サスを流用してブロックでリフトアップする方法。リフト量は4インチとなる。乗り心地は純正と同じだ。そして、より高い走りを求めるのであればフロントに車高調を入れる方法もある。こちらは車体姿勢を水平に調整できる+αの効果もあるのだ。
●IGNIIS
イグニスのリフトアップ量も4インチ。サスペンションは純正を使用するので乗り心地に変化はない。またアライメントも純正の数値をキープするので違和感なく乗ることができる。タイヤの大径化も行なうと同時にオーバーフェンダーも装備しヨンクらしい姿に仕立てている。
パドックが行なってきたハスラーやクロスビーに採用するモノコックボディとエンジンなどの間にブロックを入れる手法を採用。デモカーではKYBのショックに変更しているがリフトアップキットは純正サスを使用。
車高と同時にボディを広げることでバランスの取れた姿となる。オーバーフェンダーは信頼のJAOS製を採用。片側10㎜のワイド化とダミーボルトでスパルタンな印象だ!
- 4WDサービスパドック 北見本店
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