TOP > 記事 > 「スーパースター」老舗ドレスアッパーがヘビーウエイトSUV用に渾身の新作を紡ぎ出す「LF-M1」

「スーパースター」老舗ドレスアッパーがヘビーウエイトSUV用に渾身の新作を紡ぎ出す「LF-M1」

◆LF-M1

2020年に40周年を迎えた老舗ホイールメーカー「スーパースター」。その歴史の中で鋳造3ピースのドレスアップホイールを得意としてきたが、そのマインドは常に挑戦的だった。ここで紹介しているのは、昨年登場して話題を集めた同社初の鍛造ホイール「LF‐S1」に続く第2弾。ちなみにスーパースターがこの鍛造ホイールの開発に着手したのは、2018年3月のこと。これまでの鋳造製法とは違う鍛造の長所を活かした独特なシャープさを特徴として、セダン、ミニバン、スーパーカーといった感度の高いユーザーに熱く支持された。
そして、ヘビーウェイトSUVを長きに渡って熟知してきたスーパースターが、次にランドクルーザー200を筆頭とする高級SUVをターゲットとするのは自然な流れだった。実は1年以上前のオートサロン2020で予告なく発表されたプロトタイプがあったのだが、それをブラッシュアップして商品化されたのが「レオンハルトフォージドLF-M1」なのだ。

マシニングクリアー
(22インチ)リバースリム

マットスモークマシニング
(22インチ)リバースリム

マットブロンズマシニング
(24インチ)5H-150FACE

削り出し鍛造ディスクのアドバンテージを存分に発揮したシャープで鋭角的なディスクデザインというトピックに加え、本モデルは22インチ&24インチという大口径のみ、という思い切ったサイズ設定であることもポイント。

こうした大口径モデルを、鋳造とは異なる鍛造モデルとして展開する理由は明快。それは、アルミ合金の圧縮とその後の削りで生成される鍛造ならではの製法により、軽量で高剛性なアルミホイールを高次元で融合できるから。大きくなればなるほど重量はデメリットになるが、そうした問題を払拭しつつ、鍛造ならではの繊細さによって得られるデザイン性も融合させているのはさすがの一言だ。
LF-M1のディスクはどこから見ても圧倒的なシャープさを誇る。エッジの効いた大口径鍛造ホイールには、まさに新時代のプレミアムホイールにふさわしい輝きをまとっている。

●カラー:マシニングクリア(MC)、マットスモークマシニング(MS)、マットブロンズマシニング(MB)
●仕様:鍛造3ピース(JWL/JWL-T規格適合)
●付属品:センターキャップ、エアーバルブ(ローレットタイプCAP)、アダプターレンチ(国産NUT車のみ)
 ※5H-130/150P.C.Dは「ジーニス専用キャップ」が付属
●備考:ジムニー用サイズ(16×5.5J)は純正キャップ対応