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「スージースポーツ」オールマイティなパフォーマンスに仕上がったスージーのジムニー

スクエアなボディを採用して、旧き良きクロカン四駆の原点に戻った、そんなイメージが人気を集めているJB64/74ジムニー。スージースポーツが手がけるデモカーも、いかついクロカン車らしいパーツをメインにコンプリートされることになった。
なんと言っても印象的なのは、前後に装着されたチューブバンパー。試作ながら72φという極太なスチールパイプを備え、スパルタンなイメージをさらに増幅させる。さらにフロントには電動ウインチまで備えた。またルーフラックもチューブが基調のデザインを選び(INNO製)、全体のマッチングを図っている。エクステリアはその他、アピオやジャオスのアイテムも併用していて、ショップとしてのセンスを追求。
サスペンションはオリジナルの「NEW CROSS 40㎜アップキット」でセットアップ。ストローク量の多さは40㎜アップとは思えないほどで、アーティキュレーションの強さが印象的な設定。実際、クロスメンバーの補正(前プロペラシャフトが動きすぎてしまうゆえ)も行なわれていて、14段減衰力可変式ショックアブソーバーとの組み合わせも含め、オールマイティなパフォーマンスに仕上がっている。どこかレトロさも感じさせる、ワイルドなテイスト。新しいジムニーユーザーには新鮮に映るかも。

バンパーは試作、72φという太さのスチールチューブタイプ。かなり屈強な、ヘビーデューティ仕様でワイルドに使えるぞ。
フロントグリルにアピオ製、フェンダーモールはジャオス製を採用して、トータルでオリジナリティあふれるフォルムを造り上げている。
リヤもチューブバンパー、フロントと同じ72φのスチール製だ。センター部分にはステップも配置、テールランプはノーマルを使える。ナンバープレートは移動済み。
ルーフキャリアはINNOの、こちらもチューブパイプをメインにデザインされた、フラットデッキタイプを採用。ロングツーリングも意識したコンプリートなのだ。
フロントには「カムアップ」電動ウインチも備えている。シンセティックロープ仕様で、ジムニーには十分な牽引力。重さもさほど負担ではない。

こだわりのサスペンションNEW CROSS 40 ㎜アップ

サスペンションは試行錯誤を重ね、完成した「NEW CROSS 40㎜アップキット」。14段減衰力可変式ロング/ショックアブソーバーや前後ラテラルロッド、ロングブレーキホース、キャスタードリームなどがキットに。40㎜としてはクラス最高レベルのストローク量を実現。