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「ショウワガレージ」アルミの軽さとハードな質感を融合した新世代ルーフラック

アウトドアユーザーに今オススメの提案が〝ルーフラックの装着〟だ。ただし、一般的に流通している汎用ラックは乗用車向けのデザインで、4WD・SUVには貧弱な印象があったりする。そこで軽量なアルミ素材を使用しつつ、特殊塗装によってスチール製の重厚さやスタイリングを融合させたのが、ショウワガレージがリリースしているルーフラック「A‐X(エー・クロス)」シリーズ。
もちろん日本のユーザーが使用する際に感じがちなネガティブな要素はさまざまなギミックによって、払拭されている。
 そうした見た目と機能性もさることながら、A‐Xルーフラックシリーズの最大の魅力は、バリエーションやサイズが豊富であること。今回ランドクルーザープラド150系に装着したのは「スタンダードタイプ・Mサイズスーパーワイド」。このベースキャリアを使って取り付ける「スタンダードタイプ」のほか、レインガーターのある車種ではベースキャリア不要で取り付けできる「フット付きタイプ」をラインナップ。サイズも多く、全10種類の中から車種に合わせたマッチングを実現できる。
 キャンプやアウトドアフィールドに出掛ける際、荷物が想像以上に多くて後席を倒さないと入らない…なんてことは意外とよくある。仮に入っても荷崩れも心配だったりするので、ぜひルーフラックライフを検討してみたい。

軽量なアルミ製でありながら、粉体焼き付けのリンクル塗装(結晶塗装)によって、スチール製のような重厚感あるスタイリングを実現するA-Xルーフラック。この〝軽さ〟にはメリットが多数ある。そのひとつが、スチール製ラックと比較して圧倒的に走行時の出足の重さが払拭されているということ。また、走行安定性や燃費の向上にも貢献するなど、装着時のネガティブな要素は軽減されている。もちろん、耐荷重性や強度も十二分だ。
 なお、特殊塗装の効果は見た目だけにあらず!キズに強くさらにアルミ製であることで、サビにくいのもメリットだ。サビが出ると非常に落ちにくい茶色いサビ汁がボディを汚してしまうことがあるが、こうした心配は無用だ。また約10㎝間隔でクロスバーを設けることで、荷物を確実に固定できるなど、ラックとしての機能性も重視されている。
※2020年1月ブラケットがスチール製からステンレス製に変更となり、取り付け金具はすべて錆の発生しない材質に。さらに本体はアルミ製のため、スチール製ルーフラックの様にサビは発生しにくい。
積載性の検証のため、キャンプに必要なテーブルやチェアー、ギアボックスなどをラックに積載してみた! まだまだスペースには余裕があるが、同じアイテムを荷室に入れるとかなりの空間を占拠してしまった…。ルーフラックの有効性がよく分かるだろう。
ルーフラックのルックスは、とにかくワイルド! プラドへMサイズスーパーワイドを装着したスタイリングはバランスも絶妙だ。
カスタマイズしたランドクルーザープラドにA-Xルーフラック(Mサイズスーパーワイド)を装着してみた。2インチアップ(50㎜)タイヤサイズ285/70R17(タイヤ外径:832㎜)で車高は約1850㎜。ルーフラックを装着した車高は約2030㎜となるため、一般的な2100㎜の自走式立体駐車場に入ることもできるのだ。
プラドに装着したMサイズ スーパーワイドの重さは9.0㎏と軽量。両手で軽々と持ち上げることができるため、取付けも楽々!車重増加という、ネガティブな要素も軽減されている。
プラドのほか、RAV4やデリカD:5はベースキャリアを使用して取り付ける。一方ジムニー&ジムニーシエラやハイエース、Jeepラングラー、そしてエブリイやキャリイといったレインガーター付き車への取り付けはベースキャリアが不要で、フットレスト付属タイプの装着が可能だ。