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「ギブソン」車中泊でもない、テント泊でもない、屋根の上での快適〝車上泊〟

キャンパーだったとしたら、ルーフラックの装備と共に検討したいのが、オーバーランドスタイルでのテント泊。簡単設営で快適、なおかつ空に近くて自然をより身近に感じれるルーフテントは、オートキャンパーなら一度は憧れたことがあるはず。ただし、ルーフテントは、海外の大陸を延々と走るような目的から成り立ったシロモノであるため、市場の大部分は海外製で占められている。確かにカッコイイが、使用するとちょっと足りない部分を感じたりもする…。日本人にピッタリと合うルーフテントはないものだろうか?
そんな風に考えるユーザーに朗報だ!すべてが国内生産のMADE IN JAPANのルーフテントがある。それこそが、ハイエースのエアロパーツなどで有名な老舗ブランドのギブソンからリリースされている「GRAVIS(グラヴィス)ルーフテント」だ。
今回の撮影車・エブリイのような軽自動車でも搭載できるコンパクト&スタイリッシュなデザインに加え、日本人に向けた純国産クオリティによって、居住性・収納性・機能性には一切隙がない。しかも価格も魅力的だ。流通している相場に対して、15万円近くリーズナブルなのである。
かさばるテントやマット類をまとめてルーフに積載し、簡単な設営でフィールドでゆっくりする時間が増える純国産のルーフテントが、現実的な価格で手に入るとは…。これは選択肢として視野に入れたいところだ。

GRAVISルーフテント

アウトドアでのクルマ遊びの可能性を広げてくれるルーフテント。ここで紹介するGRAVISルーフテントは、エアロメイクで培ったスタイリッシュ・薄型のハードシェルの中に、結露対策も万全の防水生地・防水ファスナーの2重構造の天幕を採用。テント内に敷かれるマットは3分割式でクッション性も十分、さらに丸洗いもOKと、日本製らしい配慮があることも嬉しい。GRAVISルーフテントは展開も非常に簡単で、大人2名が快適に車中泊を楽しめる機能性をロープライスで提案している。
開口部を入口のほか左右に設定。2枚構造で防虫ネットを装備しているため、風通しもバッチリで快適に過ごせる。
FRP製のハードシェル内に収まるテントの天幕部分には、防水生地と防水ファスナーを採用するこだわりよう。不意の雨にも対応させている。
安全性を考慮して自然降下を防止するダンパーストッパーを装備。こうした細やかさにも「MADE IN JAPAN」の高品質さが表れている。
大人2名が快適に就寝できるルーフテント内部には、靴やスマホ、小物などを収納できる便利なポケット付き。これが意外と重宝する装備なのだ。
ルーフテントへのアクセスは付属のハシゴで行なう。最長2.6mまで伸ばせる伸縮タイプだが、通常時は写真のようにコンパクトに収納することが可能。
ルーフキャリアのベースはは角型形状で装着する。今回撮影したエブリイのほか、ハイエースやジムニーなどの車両は、レインガーターを使って取り付ける。
エアロパーツの老舗であるギブソンが手掛けたルーフテントだけに、テントを収納するハードシェルには同社が培ったFRP成型技術が存分に活かされている。薄型でスタイリッシュなところも◎。
インパクト大のジムニー顔を〝ジムリィフェイスキット〟により実現したほか、4インチのリフトアップや14インチのエクストリームJ XJ04&ホワイトレターのMAXXIS MT-754バックショットマッダー(195R14C)で武装して、オフロードテイスト溢れるエブリイが爆誕!この仕様ならルーフテントを活用できるシーンも多いだろう。
3月に新たにオープンしたばかりの「GRAVIS(グラビス)」は、ハイエースをメインとした新車・中古車コンプリート販売を行なうショップとして、ギブソンと近い関係にある。ハイエースだけでなく、今回の撮影車となったエブリイやハスラーといった軽カスタム・ドレスアップもお手の物。メンテナンス工場・パーツコーナーも完備しているため、ルーフテントに興味があるなら、GRAVISで新車コンプリートとして、手に入れるのもアリだ!

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  • GIBSON GRAVIS /ギブソン グラヴィス