現行型のジムニーが登場した事で、実に様々なブランドからカスタムパーツがリリースされている。ここで紹介するオートルビーズは実は15年ほど前からジムニーのカスタムに力を入れており、JB64/74が登場した事がきっかけで、オリジナルパーツの製作を開始したそうだ。
代表の野澤さんは歴代ジムニーの中でJA22が一番好きで、愛着のあるJA22をオマージュした22スタイルグリルを産み出したのも実に自然な流れと言える。ジムニーを詳しく知らない人が見たら、これがノーマルと思うほど高いクオリティを実現している。他にもクラシカルな雰囲気を醸し出すバンパーなど、比較的女子ウケしそうなアイテムを発売中だ。
それとは対照的な、ゴツさや逞しさを強調した新製品が続々と登場！超極太なパイプを採用したアームストロングバンパーは、JB23が登場するまで、定番のスタイルで、原点回帰的な雰囲気。JB74には試作品だが、牢屋の檻をイメージした監獄リヤバンパーを装着。一方JB64には巨大なステップを備え、使い勝手も考慮したリヤバンパーに変更し、個性的で機能的でもある。他にもタイヤとホイールのイラストをプリントしたタイヤカバーを4種類発売中だ。
オートルビーズの基本コンセプトはクラシカルテイストだが、可愛らしくも、逞しくもアレンジ可能。ジムニーを思い通りのスタイルにカスタムすれば、クルマへの愛情がより一層増す事だろう。
◆JB74
現在開発中の4インチリフトアップキットで車高をUPし、ミドルクラス4WDの標準的なタイヤサイズに匹敵する265/75R16のMTタイヤを装着。前後共金属性のバンパーに交換し、フロントグリルはスズスポグリルを装着。古めかしくも新しいスタイルを提案する。ちなみにボディはラプターライナーでオールペンを施し、独特な光沢を放つ。
ランクル40的なデザインを採用し、クラシカルな雰囲気を演出するスズスポグリル。素材はFRPで、デモカーのように単色でペイントするだけでなく、グリルの中央だけ別の色で塗り分けるのもアリだ。直径15cmはあろうかと言うほど、極太なパイプを使用したアームストロングバンパー。第一印象はやりすぎのように思ったが、見慣れるとこれはこれでアリ。シエラにはフォグランプユニットが付いた仕様を装着する。
独特なネーミングの監獄リヤバンパー。牢屋の檻をイメージした形状で、単なるパイプバンパーと違い、個性を主張可能。LEDテールランプもセット。こちらも試作品で、形状が変更になる可能性もある。
ノーマルよりも車高をUPしたら、やはりサイドステップは必要不可欠な装備。写真は試作品で形状が変わる可能性もあるが、近日中に発売される予定となっている。
現在開発中の、4インチリフトアップキット。スプリングだけでなく、ショックもオリジナルで開発する予定。スタイルだけでなく快適性も重視した仕様となる予定だ。
スペアタイヤを表向きにし、ノーマルよりも大きなタイヤが装着できるスペアタイヤ＆ナンバー移動キット。デモカーのように265/75R16を装着することも可能だ。
ホイールはアメリカンレーシングのAR127 BAJA。モンスタタイヤのマッドウォーリアは、圧巻の265サイズを組み合わせ、シエラを2回り以上大きく見せてくれる。
◆JB64
2インチのリフトアップを行ない、215/70R16のマッドウォーリアを装着。22スタイルグリルはどちらかと言うと可愛らしさを主張できるアイテムだが、前後のバンパーをスチールタイプにするだけで、ワイルドな雰囲気へと180度イメージを転換。往年の王道的なカスタムスタイルを提案する。
フロントグリルはJA22のデザインを採用した、22スタイルグリルを装着。ありそうでなかったアイテムで、リフトアップを行わなくてもこれだけでオシャレ度が格段にUP！64にもアームストロングバンパーを装着。スキッドプレートは標準装備となっており、バンパーとの一体感が感じられるデザイン。なおこちらはフォグなしタイプとなる。
ストレートでシンプルなリヤバンパーに、使い勝手を考慮して、ステップも装着。オフロードと言うよりはアウトドア派なユーザーに最適。なおステップなしタイプの設定はない。
タイヤとホイールを交換しても、スペアはそのままという人は意外と多い。でも、ルビーズタイヤデザインのカバーなら、一味違うカスタムがリーズナブルに楽しめる。オートルビーズとHonestがコラボした、内側が見えるフューエルリッド。燃料キャップの色を変えることで、その効果をより一層引き出すことが可能だ。タイヤパターンとホイールデザインの違いで4種類ラインアップしており、好みのタイプが選択可能。素材はPVCレザーで、耐候性も高い。
- オートルビーズ
- 0857-72-0727
- https://www.autorubys.com/
