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オンでの優れた安定性はオフでも高い接地感を得られる「ショウワガレージ」のカスタム術!

スズキのサブディーラーであると同時に、ジムニー用のオリジナルパーツを数多く開発し、新車保証が受けられるカスタムコンプリートカーの販売も積極的に行っているのがショウワガレージ。
 その最新デモカーは、快適なオンロード走行を可能にしながら、オフロードもちゃんと楽しめるというJB64だ。オンロードは快適に走り、オフロードはノーマル以上の確かなトラクションを得る。相反するふたつの目的を取り入れることは、ショウワガレージの経験からすると決して矛盾することではない。開発に深く携わった同社の伊神店長いわく「オンロードでの安定感を持つ足は、オフロードでもしっかり走ることが可能です」と話してくれた。
 オンとオフの両立、この問題をクリアするために製作されたのが、3インチのリフトアップコイル。JB23用で培った経験をもとに製作されたこれは、線間密着部分がカット可能なタイプで、これにより前後左右の車高調整が可能なタイプとなっている。14段階の減衰力調整式ダンパーは、現在開発中の試作品だが、2020年1月に販売開始となった。

これに調整式のラテラルロッド、強化トレーリングアーム、大容量バンプラバーを組み込み、正しくセットすることでオンもオフも高い接地感を得る3インチアップ仕様を実現している。
 この足に加えて、ミドルサイズのアルミルーフラックや前後バンパー、5次元と共同開発のマフラーなどがインストールされる。

複雑なエッジラインを持たせた前後バンパーはFRP製。フォグランプは純正のそれがそのまま使用できるものとなっている。フロントのスキッドプレートは、ボディに穴開け加工などを行う必要のない、完全なボルトオンでの取り付けが可能となっている。

フロントサスペンション

リアサスペンション

3インチアップのリフトアップコイル、14段調整式ダンパー(2020年1月販売開始)、調整式ラテラルローッド、強化アーム、大容量バンプラバーを装着し、最適なセッティングを施す。
排気効率を高めつつ、デパーチャアングル角を犠牲にしない、メインパイプ50φ、70φエンドのLinksマフラー。
バンパーからリアドアにナンバーを移動するキット。リアドアに穴を開けることなく装着が可能なアイテムである
ピッチ角、ロール角、外気温、標高、方位、電圧、時計、速度を示すデジタルクリノメーター。電源はアクセサリーから取る。
オリジナルのリアバンパーにセットされる、シーケンシャルウインカーのLEDテールランプ。クリスタルサイドマーカーはエクステリアをスタイリッシュに演出。ハイマウントストップランプはLED式。
JB64&JB74の幅広いルーフに合わせた、MサイズスーパーワイドのA-X(エークロス)シリーズ・アルミ製ルーフラック。ベースキャリアを使わず装着可能で、軽量かつサビの心配が不要なアルミ製の人気アイテムである。

ワンポイントカスタマイズ

◆リバースリムが生み出す大きさと深さを持つホイール

大きさを強調しながらディープリムも可能にするリバーズリムを採用しているX-Line(クロスライン)ホイール。これはショウワガレージのオリジナルホイールで、サイズは5.5J×16+20となる。