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【Weed】サーフ専門店・ウェードの〝極上サーフ〟で始める四駆ライフ!

トヨタや三菱の4WDの新車コンプリートカーを販売する会社として、その名を全国的に轟かせるWeed(ウィード)。現材、兵庫県で2店舗、福井県で1店舗を展開するが、本社ショールーム以外はオートバックスの店内にショールームを設けるという、今までにないスタイルを採用。「カーディーラーやショップには行きにくいが、カー用品店になら気軽に足を運べる」という、ハードルの低さが最大のポイントだ。
 現在の取扱い車種は、新車ベースのカスタムコンプリートのイメージが強いかも知れないが、ウィードの主軸車は、今も昔も一貫してハイラックスサーフ。2001年の創業以来、20年以上に渡りハイラックスサーフの専門店を運営。その間に豊富なノウハウを蓄積した国内NO1サーフ専門店なのだ。
 ここで改めてハイラックスサーフという四駆をおさらいしておこう。初代モデルは1983年に登場。ハイラックスのベッド部分にFRP製のトップを装着。その意匠は今のSUVスタイルへと繋がる。1989年に登場した130サーフは4WDでありながら乗用車的なシートポジションやRVブームもあり、若いオーナーに受け入れられ、好調なセールスを記録。
 そのイキオイを受けて1995年に登場したのが185サーフだ。洗練されたスタイルに、電動格納式のリアアンダーミラーなど、当時は画期的な装備を満載。ちなみに90系プラドとは兄弟車にあたる。その後登場した215サーフが2009年に販売終了となり、以後は国内の販売が途絶えている…。
 そして現在、昨今の四駆ブームや、人と違う個性的なクルマに乗りたいという要望に反応して、サーフの人気もまたうなぎ登りだ。185サーフの場合、新しくても2002年が最終型で、20年以上経過したクルマだ。どんなに保存状態が良くても、ボディ各部や機関部に経年劣化は発生し、リフレッシュせねば性能や安全性の低下は否めない。だが残念なことに、ウィードの成功例に追従するショップも数多く、そういったお店では走るための機能は放置され、見た目だけリフレッシュした車両を販売しているのも事実…。
 そう言った見た目だけ綺麗に厚化粧した車両と比べると、どうしてもウィードのサーフは高額に思えるかも知れない。だが、ウィードが追求するサーフは「購入して10年間安心して乗れるユーズドカー」というもの。それを実現するためにウィードでは、ほぼレストアと言えるほどの手順を経て車両を徹底的に仕上げる。具体的には、まずガラスを含めて外せる部品は外し、しっかりと防錆処理を施した上で、ボディの再塗装を実施。この作業があるからこそ純正色だけでなく、スペシャルなボディカラーの車両の購入も可能。またラジエターは全車新品に交換される。
 20年以上前のクルマと言うことを考慮すれば、メンテナンスは非常に重要である。だからこそ壊れてから修理するのでなく、前もって部品を交換する「予防整備」を行なう方が、結果的にリーズナブルとなるだろう。何より、毎日安心して、そして気持ち良く乗れる。そのための対価と思えば、決して高くないし、ウィードのサーフはむしろ新車同然のクオリティを提供していると考えれば、このプライスになるのも肯けるはずだ。

CHECK 1 ウィード流185サーフのオールペイント作業工程

知っておいてもらいたいのが、全てのサーフ販売店が、徹底的に車両を分解して再塗装しているのかと言うと、答えは「否」ということ。それらのショップとウィードの大きな違いのひとつが徹底的な「オールペイント塗装」だ。ウィードは自社でオールペイントの専門工場を設けており、ここで分解/ボディ補修/下地処理/塗装を一貫して施工する。車両をまずしっかりと分解して、丁寧過ぎるほどの塗装工程を経るため、オーバーフェンダーを外したナロー化や好みの色へのペイントがバッチリ仕上がるのだ。

 様々な工程を経て最終的に本塗装ではガラスまでを取り外して徹底的にマスキングを施し、ドアの内側までしっかり塗装。ここまでやってこそ〝オールペン〟。これもまたウィードが強く支持される理由なのだ。

クルマとしての根本的な部分をリフレッシュした上でWeedで販売される185サーフは、主に『BKスタイル』『XCスタイル』『ナロースタイル』と呼ばれるカスタムコンプリートで販売中だ。全車ナビやETCといった現代のクルマに必須の装備が付き、さらにガラスコーティングも施工済み。加えてアルミホイールやシートカバー、ステアリングといった様々なカスタムパーツの選択肢も豊富に用意されている。しかもウィードはiKamper(アイキャンパー)の正規販売総代理店を務めるなど、ルーフトップテントの取扱いもしているため、流行のオーバーランドスタイルでさえも実現が可能だ。
 唯一無二のスタイルはもちろん、自分の使い勝手に合わせたカスタマイズも可能、さらに安心して乗れる信頼性……まさに言うことなし!185サーフを選ぶならば、こうしたウィードの手腕を基準と考えた上でぜひ購入を検討してもらいたい。

CHECK 2 ウィード流185サーフの主な整備・メンテナンス

フレーム部分では、下回りのサビをしっかりと落とす処理を施した上で、シャシーブラックによる再塗装も実施。また車両の納車前にはブレーキの点検・整備も抜かりなしだ。エンジンルームでは、ラジエターは新品に交換済み。なお、最終型でも20年以上前のクルマとなる185サーフには今のクルマのような診断機はないが、端子を短絡させてパルスを読み取ることで現状を把握するノウハウがあるという。そしてトラブルは放置せず、しっかりと対策を施す。
 またヘッドライトなどは特に劣化が顕著なため、各灯火類は新品に交換し、さらにグリルやUSメッキバンパーなども新品へ交換。細部まで徹底的にリフレッシュ&メンテナンスすることで、〝Weedの極上サーフ〟は完成するのだ。

※今回取材に訪ねたのはWeed本社・ショールームとなります。

  • Weed 本社・ショールーム
  • 兵庫県三木市府内町401-1
  • 0794-73-8000
  • 営業時間●10:00~19:00
  • 定休日●火曜・水曜
  • https://www.weed10.com

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  • Weed 土山店
  • 所在地●兵庫県加古川市平岡町土山776-6
  • TEL●078-942-1600
  • 営業時間●10:00~19:00
  • 定休日●火曜・水曜

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  • Weed 鯖江店
  • 所在地●福井県鯖江市神中町2-9-26
  • TEL●0778-52-3333
  • 営業時間●10:00~19:00
  • 定休日●火曜・水曜