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【JAOS】四駆カスタムの定番アプローチから新機軸のパーツまで全方位カスタム

アウトドアのトランスポーターらしさを高めた〝JAOSスタイル〟のスタンスは、先代JB23/43の頃からブレていない。“クロカン”というより、オールラウンドな“ダートランナースタイル”だ。
 そうしたJAOS流アプローチを、象徴するアイテムが『JAOSスポーツカウル(フロント&リヤ)』。シャープな開口をモチーフとするGTカー系デザインのカウルはとにかくスポーティで、対地アングルにも有効だ。一方でフロングリルやボンネットディフレクターはAESという素材を採用し、カーボン柄のレーシーさを演出しているのもトピックだ。また、ジムニーシリーズの弱点のひとつでもある〝積載性能〟については、王道の四駆スタイルも同時に両立する、JAOSフラットラックを搭載することで解消済みだ。
 今回の足回りはマルチパーパスな性能のオリジナルサスペンションで約40㎜アップしているが、 この〝BATTLEZの足回り〟にも気になるスクープが!それが、 プラドなどに設定されるJAOS最高峰のサスペンション「VF-R」を、JB64/JB74用に開発中であること。これはリザーバータンクを付属する効果もあり、これまで以上にしなやかな足回りを実現。高速道路などにあるアスファルトのつなぎ目などでは突き上げ感を吸収して心地良い走りをサポートする。また単に柔らかいだけでなく、ロールした時のクセを解消した走りを披露するという。
 フィールドで安心の各種ガードやプロテクター類も充実するなど、人と荷物を乗せて悪路を安全に走るというジャオス流のテーマがさらに極まった感がある。

JAOSフラットラック1250×1400

新世代のJAOSスタイルを構築すべくリリースされたJAOSフラットラック。これは車内に積みきれない荷物や収納できない大物・長物・汚れ物を運ぶ際に重宝する〝拡張型〟ルーフラックだ。本体は薄型・軽量なアルミ製ながら頑丈な仕様とし、フロアバーに設けたTスロットにオプションを追加装着することで、用途に合わせたアレンジや自分好みのスタイルへ拡張できる。スマートに装着するも良し、デモカーのようにワイルドさを高めるアレンジも良し。オプションパーツも随時拡大中だ。JAOSはその設計思想に「安心」「高品質」「高耐久」というキーワードを掲げ、自動車メーカーの厳しい品質基準に準拠した試験を実施。信頼性の高い〝純国産品〟製品なのだ。
実はJAOSフラットラックは日本有数のランプメーカー「IPF」との共同開発アイテムでもある。そのため、IPFの作業灯やドライビングランプの装着にも対応するライトブラケットもオプション設定。これを介すれば、デモカーと同様にIPF 2インチCUBEドライビングランプ S-632などを簡単に実装可能。
ジムニーJB64&ジムニーシエラJB74に対応するJAOSフラットラックは、ルーフ上にあるレインモールを利用して取付けるため、フットもそれに合わせた形状だ。今回撮影した仕様ではラック本体のTスロットに、荷物の固定に便利なアイナットを追加したほか、荷物がズリ落ちないような〝アオリ〟とでもいうべき、ウォールバーをオプションで追加していた。
JAOSのジムニー(&シエラ)に対するスタンスを具現したスポーツカウル。どの角度から調和するデザインワークやウレタン素材を使用した製品クオリティの高さが魅力だ。なお、フロントアンダーには専用のスキッドプレートやけん引フックも実装。
フロントと同じくJB64用のリヤスポーツカウルをベースに、全体をボリュームアップしてJB74専用にフィッティング。対地アングルを向上させながら、立体的な造形を演出。テールランプはECE規格に適合するサークルタイプ。よく見ると「JAOS」ロゴが刻まれている。
大型開口部がスポーティなJAOSフロントグリルには、AES製カーボン調モデルが登場!よりレーシーなフェイスを構築できる注目アイテムだ。
スポーツマフラーらしい軽快な吹け上がりとレスポンス、小気味いいサウンドを楽しめるBATTLEZマフラーZS。デモカーはチタンカラーを装着。
アメリカンデューリーランプ風のLEDライトとカーボン柄が、アクティブ感を高めるボンネットディフレクター。3連LEDがボンネットから照射されるなど、迫力のフロントビューをアピールできる。LEDランプも「その他灯火類」のためデイライトとして使用可能だ。
スポーティな2×5スポークデザインのJAOSエクセルJX3は、ジムニーとシエラそれぞれに専用サイズを設定。特に今回のシエラ用は16×6.0 (±0)として、より深いディープリムをアピール。コンビしたタイヤはオープンカントリーM/Tのホワイトレター仕様。
スペアタイヤのブラケット部分を隠すホイールセンタープレート。
ジムニーというキャラクターを考慮して、タンクガード、トランスファガード、キャニスターガード、アームプロテクター、ダンパープロテクターといったステンレス製のガードパーツも充実。さらにカーボン調PVC材を使用したドアハンドルプロテクター、ドアインナープロテクターに加え、JB74専用のオーバーフェンダープロテクター、サイドシルプロテクター、フューエルリッドプロテクターなども装着している。

すでに高評価を得ているVFSダンパーに加えて高みを目指したリザーバータンク付き仕様を開発中

40㎜アップのリフトアップスプリングをベースにオリジナルダンパーをセットし、ラテラルロッドや補正パーツまでを同梱した「BATTLEZリフトアップセットVFSコンプリート」。対地アングルとホイールクリアランス量を向上することで、シエラにふさわしい走りとルックスを提供する。なお、ダンパー(ショックアブソーバー)は上質な乗り心地をもたらす“ハーモフレック®機構”を採用し、快適性と高い操縦安定性を両立する。取材車が装着しているのは減衰力固定式だが、ほかに減衰力調整式を設定。さらにJAOS最高峰のリザーバータンク付ダンパー「VF-R」のJB64/JB74用モデルも鋭意開発中だ。

フロント

リア

純正ステアリングダンパーから機能を強化したBATTLEZステアリングダンパーをフロントに装備。減衰力を15%UPし、操安性を向上。