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Jeep JLラングラー

2022.02.24

【FALKEN】WILDPEAKの技術が4WDの乗り心地や走りの実力を変える!

 住友ゴム工業の4WD・SUV専用タイヤブランドと言えば、「GRANDTREK(グラントレック)」がお馴染みだが、要注目の存在が他にある。それが〝ON THE PULSE〟をコンセプトとする「FALKEN(ファルケン)」 ブランドだ。とくに選択肢に加えておきたいのが、2019年から日本に導入されている4WD・SUVタイヤ「WILD PEAK(ワイルドピーク)」シリーズである。過酷な路面状況でも高いトラクション性能を発揮するオフロードタイヤ「WILD PEAK M/T01」、さまざまな路面状況・天候において高いオールラウンド性能を発揮するオールテレーンタイヤ「WILD PEAK A/T3W」が、ワイルドピークのラインナップとなり、日本の4WD・SUV市場を活性化させているモデルだ。
 ちなみに、かつて三菱自動車がワークス体制で挑んだクロスカントリーラリー「バハ・ポルタレグレ500」では、増岡選手がドライブしたマシン「アウトランダーPHEVスペシャル仕様」をFALKEN WILDPEAK M/T01がサポート。約500㎞ものハイスピードラリーをトラブルなく完走に導いた。この実力は特筆モノである。

■WILD PEAK A/T 3W

剛性を高めたトレッドパターンと専用開発されたシリカコンパウンドを組み合わせているファルケン流のオールテレインタイヤ。オンロードからオフロードまでを高いレベルでカバーする、オールラウンドなキャラクターが持ち味で、サイズも豊富で4WD&SUVに向けた様々なカスタマイズにも対応する。
 トレッドパターンやサイドウォールからは、ラフロードを攻めるためと、街乗りの快適さを両立するために開発されたことが見て取れる。一般道ではソフトな乗り心地で、タイヤノイズも小さく、コツコツ感や振動もまったく気にならない。高速クルージングに至っては快適そのもの。一方、ダート路面での素直なハンドリングや、蹴り返しの強さは十分に体感できる。また、ウェット時のグリップ感も間違いなく信頼できるものだ。乗る機会に恵まれたなら、純正タイヤの代わりにも、本気の遊びにも使えるタイヤであることを強く実感できるはずだ。

ラギッド&リジッドトレッドブロック

ブロック端の階段状の傾斜がパターン剛性を向上させる。オフロード路面a、排石性を高めながら安定した走破性を実現する。

アグレッシブアッパーサイドウォール

タイヤサイドのブロックが鋭利な石からのタイヤカットを防ぐ。オフロードの走行では、トラクション性能を向上させる役割も果たしてくれる。

3D キャニオンサイプ テクノロジー

スタッドレスタイヤにも使われる3Dサイプ技術を応用し、ブロックの倒れこみを抑え、ドライ路面で軽快なハンドリング、ウエット路面では優れたエッジ効果を発揮。
 タイガーオート代表・山中哲治さんもワイルドピークとラングラーの組合せを絶賛した。
●取材協力:TIGER AUTO(https://www.tigerauto.com

■WILD PEAK M/T01

ワイルドピークM/T01は、過酷な路面状況でも高いトラクション性能を発揮するオフロードタイヤである。世界最高峰オフローダーのラングラールビコン(JL型)に純正採用されるほど、評価は高い。
 マッドテレーンならではのアグレッシブなルックスと個性的なトレッドパターンは、ラギッド&リジッド トレッドブロックと名付けられ、ブロック端の階段状の傾斜がパターン剛性を向上させながら、マッド、ロックといったハードなオフロード路面で優れたトラクションを発揮する。さらに、マッド路面では主溝の排泥をサポートしてグリップを確保。ロック路面ではトレッド溝底への石噛みによるダメージを緩和するマッド&ロック ディフェンス フューチャーにより、オフロードでの安定感を高めている。サイドはA/T3Wにも採用するアグレッシブ アッパー サイドウォールにより、耐カット性を確保したほか、若干の低空気圧走行にも対応できる剛性を確保している。

マッド&ロックディフェンスフィーチャー

マッド路面ではメイン溝の琲泥性能をサポートしてトラクション性能を発揮。ロック路面ではトレッド溝底の石噛みダメージを緩和する。

アグレッシブアッパーサイドウォール

鋭利な石などからのカットを防ぐためタイヤサイドにブロックを採用。これは同時にマッド路面でのトラクション性能の確保にも貢献する。

ラギッド&リジッドトレッドブロック

ブロックエンドの階段状の傾斜によって、パターン剛性を向上。また、マッド・ロックといったあらゆるオフロードでトラクションを発揮。