【BRAIN STORM】リフトアップから本格派まで思い描くイメージをカタチに
今回紹介するデリカは4インチのリフトアップを施しビードロックホイールにオーバーフェンダーを合わせた本格派オフローダー仕立てと、約1インチのマイルドリフトアップに抑えつつ、グラインダータトゥーのアクセントやガーニッシュのメッキ化、バグガードの装着などオーナーのセンスを可能な限り優先させたスタイル。上げ幅だけで見ると先に紹介したビードロックに軍配が上がるが、2台が並ぶとどちらも甲乙付けがたいインパクトを放つ。ブレインストームでは特別これが一番と順位づけするのではなく、まずはお客様がどんなスタイルを求めているかをヒアリング。その際出来るだけ奥様やご家族も同席してもらい、家族ぐるみでデリカカスタムを楽しんでもらえるのが理想とのこと。例えば妻が何の断りも無くネイルや美容にお金を費やして帰ってきて「綺麗になったね!」と言い放てる真摯な男性はひと握り。大半は「オイオイ!」と心の底で思ってしまうはず。家族で乗る機会が多いデリカに限っては、ある意味、その逆転現象も十分にあり得る。妻や家族の理解、そして家族と一緒にデリカの理想形を作り上げていく事こそ最善なのだ。ブレインストームなら女性スタッフの宮崎さんを筆頭に、女性側の目線や意見を尊重しながらも四輪駆動車専門店として確かな技術、そして抜群のセンスでお客様のイメージをカタチにしてくれる。
上げ幅に応じたボリューム感を確保
デリカをリフトアップすると妙に高さと車幅がアンバランスに見えがちである。そこを克服すべくオーバーフェンダーで高さに応じたボリューム感を演出し、さらに本物のビードロックホイールで相応しいボトムスを履きこなすのがここで紹介するデモカー。フロントのGOQBUTOに合わせて、左右にパイプをレイアウトしたBUCK ARMERを取り入れるなど、メーカーで合わせるよりもスタイリング重視で仕立てた1台である。
ジープやジムニーを筆頭にアイアン×パイプ仕立てのワイルドな仕様はここ最近のトレンド。リフトアップを施すデリカならこれくらい逞しく仕立てた方がバランスが良い。
サッパリとしがちなルーフ上にはLEDバーライトをレイアウトし、サイドドアアンダー部分にオリジナルデカールを装飾する事でどのアングルから見てもスタイリングに隙を与えない。
最近再びブームの兆しがあるビードロックホイール。大口径化ではなく16インチのビードロックホイールなのがキモ。ブラックリムにシルバーポリッシュのワイルドなカラーコントラストがオフローダーとしてのボトムスを強調する。
リヤアングルも御覧の通りスッキリとスタイリッシュに。
245/70R16に見合うルックス
純正サイズ225/55R18に対して245/70R16となればさすがに純正車高では無理がある。しかし極端なリフトアップでは無く、フェンダーとタイヤのクリアランスや太くなったボトムスに対してバランスよく車体側のインパクトも引き立てたい。豪快なリフトアップよりもむしろ、こうした作業の方がセンスを問われる部分だったりするが、ルーフLEDバーやリヤウィングで上部にボリューム感をもたせ、フェイス周りにバグガードやGOQBUTO、リヤ周りはマフラーにマッドフラップと絶妙なさじ加減でトータルフォルムを整えた。グラインダータトゥーのアクセントも相まって、上げ幅以上のインパクトを放つ。お客様のセンスを尊重しながら手を加えた代表的な一台と言える。
GOQBUTOにあわせて、グリル左右にレイアウトするガーニッシュをメッキ加工。クローム部分を脱クロームするのではなく、足していく逆の発想でフェイス周りの印象を煌びやかに一新しつつ、LEDバーやバグガードでワイルドさを演出する。
X4Xのマッドフラップやガナドールマフラーによってボディアンダーも効果的にアクセントを導入。半ツヤマットな質感のグラインダータトゥテールも雰囲気抜群!
ヴェスパーリフテッドコイルM32をいち早く装着。30㎜の上げ幅でも十分な車格を実現しており、乗り心地や乗降性もちょうど良い!
デリカに限らず、様々な車種のリフトアップkitを組み、豊富な経験と実績を誇るブレインストーム。自社オリジナルの車種専用リフトアップコイルスプリングも多数リリースしており車種に応じて弱点を克服しつつ乗り心地と走破性を両立する。最近ではスペックの向上のみならず、ビジュアル面にもこだわっており、今回リリースする30mmリフトアップスプリングのカラーは同店の宮崎さんが考案したモノ。赤や黄色、青と言った定番のコイルカラーではなく、ネイルカラーのようなギラッと大粒のラメのような質感を持たせつつ、全体のバランスを邪魔しないカラーも拘りのポイント。色彩感覚に優れた女性ならではの逸品といえる。
リフテッドコイル
デリカの事なら何でもお任せ!と頼りになるアンバサダー的な女性スタッフ宮崎さんの存在は大きい。女性側の視点をカスタムにプラスすることで、妻や家族を良い意味で巻き込める。家族での来店も大歓迎とのことなので気軽に相談してみよう。