兵庫三菱自動車から特別なブランド「ラリーアート神戸」を立ち上げ本格的に動き出したのが一昨年。あれから一年が経過して遂にフルスロットルで加速し始めた。
昨年紹介した車高調に関しては、今年の6月末まで1年間に及ぶセッティングを積み重ねて満を持してのリリースとなった。既に関西圏を中心に10台ほど取り付け実績を持ち、実際にデリカを普段使いしているオーナーさんからの声も上々。街乗りユーザーからアウトドア、オフローダーまで様々な仕様用途を持つオーナーさんが、挙って「良い!」と好評化を受けて、この8月からは、全国展開を予定しているそうだ。
また、サスペンションでは車高調以外に1.2インチアップキットもリリースしているが、こちらは車高を上げると自ずとタイヤもインチアップする事を前提に見い出した上げ幅としており、40㎜未満で収まる様に計算されたもの。
車高調のリリースを皮切りにラリーアート神戸オリジナルホイールも新作が登場。チタンのマフラーエンドがスポーティなマフラーカッターにオリジナルサイドライン、リアエンブレムと続々アフターパーツをリリース。今後HM‐Rとしてコンプリートカーの製作、販売の他、パーツの拡張に全力を注いでいくそうだ。
■三菱自動車を元気に!その想いが原動力
元々腰高なデリカD:5をさらに30㎜上げるとなると、腰砕け感が心配。特に後部座席に乗車する方には乗り心地がダイレクトに伝わってくる部分なのでファミリーユースとして愛用するD:5のリフトアップは、同乗者が如何に快適な乗り心地と満足してもらえるかも大事な部分。
同社の車高調キットは、ツインチューブ20段減衰力調整式のショックアブソーバー(リアはコイルオーバー式)と純正コイルサスペンションの組み合わせでストローク量を確保しつつ、仕様用途やドライバー、同乗者の求める理想の乗り味に合わせてプリロードの情勢による路面凹凸の拾い具合や、減衰力の調整でロールスピードのコントロールを可能に。また、ツィンチューブバーを採用した事でアウトドアギアの積載やフル乗車で高負荷がかかっても性能劣化の原因となる熱の発生を抑制している。
ここまでこだわるのは、ラリーアートピット神戸、コンプリートカーグループの丸山氏が生粋の四駆フリークだからである。かつては8インチリフトアップしたスペースギアでオフロードを楽しんでいた経歴を持ち、ここ数年はパジェロを歴代乗り継いでいる。ディーラーはコンプリートカーやカスタムに消極的といったイメージを打破して、業界全体を活性化したいとの想いから情熱を注ぐ。
1.2inch Lift Up Suspension kit
ORIGINAL WHEEL
Titanium Muffler Cutter
■コンプリートカー販売開始!
RALLI ART KOBE ORIGINAL PACK
- 兵庫三菱自動車販売株式会社 ラリーアート神戸
- 078-452-0166
- 兵庫県神戸市東灘区深江南町2-14-10
- https://www.hyogo-mitsubishi.com/