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【セカンドハウス】これがあのハイラックス!?まさに劇的かつ大胆なアレンジ

 ハイエースなどをベースとしたカスタマイズカーの人気は、アウトドアブームの再興もあってまさに右肩上がり。まさに群雄割拠という状況だが、その中でラグジュアリー性を強調した個性的なカスタムスタイルを展開するのが福岡の「セカンドハウス」。そんなセカンドハウスが、ハイラックスのカスタマイズパーツも数多く提案中だ。
 現行型のハイラックスは、比較的丸みを帯びたデザインを採用しており、敢えて名前を出すとタンドラと比較してしまうとやや押し出しに欠ける印象を禁じ得ない。だが、セカンドハウスが取り扱うパーツ(タイから厳選したものを直輸入)を装着したデモカーを見ると「これがハイラックス!?」と思えるほど、アグレッシブで個性的なスタイリングへと生まれ変わっている。エクステリアではフロントメガバンパー/オーバーフェンダー/LEDルーフバーを追加しており、他にもフードスクープをラインアップ。バンパーやオーバーフェンダーの素材はABSを採用しており、細かな造形に加えフィッティングの良さも追求している。
 車内を見るとウッドパネルやドアの内側のアームレストなどを追加するが、これらは海外トヨタの純正オプション品で、セカンドハウスでは海外トヨタの純正部品の取り寄せも各種販売中だ。

バンパーからグリルまでを一体構造とすることで、ノーマルのイメージを完全に払拭するフロントメガバンパー。ハイラックスとは思えないほどアグレッシブなフロントマスクで、非常に個性的なスタイリングを演出する。LEDのフォグランプも付属しており、デザインだけでなく機能面も追求する。デモカーにはマットブラックを装着するが、他にもホワイトやブラック&ホワイトのツートンも設定するので、愛車に最適なカラーを選択できるのもありがたい。
35年以上に渡り、1BOXカーの様々なカスタムを提案し続ける老舗ブランドのセカンドハウス。四駆業界とは異なる新しい視点で、ハイラックスのカスタムを提案する。
リヤのリーフスプリングはメインとヘルパーの2枚に変更し、エアー式のスプリングをセット。リーフは板が何枚も重なることで板間密着が起こり摩擦抵抗が生まれるが、それが解消されることでスムーズな動きを実現する。
リヤショックは単筒式を採用。減衰力は32段階で調整が可能なので、使用するタイヤやホイールの重さに合わせ、最適な乗り味に調整することが可能だ。

エアサスで乗り心地を改善他に類を見ない大胆な発想!

ワイルドとかタフといった言葉では表現できない、まさに唯一無二のスタイル。オンリーワンなカスタムを目指すには、セカンドハウスのアイテムはマストだ。

 セカンドハウスが、サスペンション部分で長年タッグを組んでいるのが、車高調やエアサスで定評のある岡山のボルドワールド。「ハイラックスの乗り心地を改善したい!」という想いから、何とエアサスを開発してしまった!
 エアサスと聞くとローダウンのイメージが非常に強いが、現在開発中の物は、ハイラックスの機動力を損なわない仕様となっており、最大165㎜のリフト量を確保。リーフスプリングがメインとヘルパーだけとなるので、しなやかな動きを実現しており、半ば諦めていた乗り心地を格段に改善することが可能だ。フロントサスペンションはコイルオーバーの車高調を装着しているが、夏頃までには4輪のエアサスキットが完成する予定とのこと。スタイルは気に入っているけど、乗り心地を何とかしたい…と思っているハイラックスのオーナー諸君にとって、まさに吉報と言えるだろう。

エアサスのタンクはベッドの下にセット。ピックアップの実用性や、4WDとしての機動力をスポイルしないよう、タンクを取り付ける場所もに配慮されている。
エアサスのコントローラーは2輪用と4輪用を設定。またスマホのアプリでも制御可能で、車外からでも車校の調整が可能。荷物の量や乗り心地など、好みに合わせて調整可能だ。
フロントサスペンションは、コイルオーバー式の車高調タイプを装着。こちらも追ってエアサスをリリースする予定。ちなみにボルドワールドでは、フロントの強化ドライブシャフトブーツの発売も計画中とのこと。
ただ横に張り出させるだけでなく、下側を切り詰めフロントバンパーとの一体感を演出するオーバーフェンダー。フロントは120㎜ワイドで、リヤは150㎜ワイドとなる。
フロントウインドーの上には、LEDのルーフバーを追加。ボディと一体化させたデザインを採用することで、非常にスマートでスポーティな印象を与える。
トノカバーはCARRY BOY社のシャッター式を装着。簡単に開閉可能で、ロック機構も備わる実用アイテム。セカンドハウスではこちらの製品も取り寄せ可能だ。
ドアの内側のアームレストやウッド調パネルなどもセカンドハウスでは販売中。海外トヨタの純正オプションなので、そのクオリティは申し分ないと言える。

フロントマスクの変更やオーバーフェンダーの装着で、フルサイズピックアップに匹敵する存在感を実現。全体的にモノトーンで仕上げることで、ダースベイダー的なダークな雰囲気を醸し出しているとも言える。
今回のデモカーには装着していないが、大型のフードスクープも販売中。無加工で取り付け可能なので、手軽にイメージチェンジを図ることが可能だ。