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【エクシズルライン】どこへでも行ける気がするアドベンチャービークルの魅力

ピックアップ大国と言えばアメリカだが、実はアジア各国をはじめオーストラリアなど世界各国がその機動力、そして積載性に魅了されて様々な分野で活用している。中にはスタイル云々は二の次で、荷物を積んで走ることに徹したパターンもあるが、いずれにせよSUVでもミニバンでもない、ピックアップでなければならない理由がそこに存在する。日本のハイラックスカスタマーの大半も、きっとそうしたピックアップじゃなきゃ困る何かがあるのだろう。

 紹介するエクシズルラインのデモカーは、そんなピックアップ乗りたちが求める多種多様な需要を、可能な限り網羅したオールマイティな装備が際立つ。
 単純に荷台を有効活用と言ったレベルではなく、スタイリングの向上も踏まえつつ然るべき装備と、いざと言うときの許容範囲が格別に高い。それでいて街中を走らせていてもクールな装いは特筆物だ。これはレイトナーのFORGEDモデルACSのラックにギアポッド、そして270度展開のライノラック・バットウィングなど、一点一点がモノ作りに対するこだわりとクォリティーを追求している証。組み合わせるFORCEホイールのデナリ18インチやタコマックスの相性で人気を博すフェイスキット、オーバーフェンダーなど、どの国を走らせても絵になるスタイルは、まさに〝多国籍アドベンチャービークル〞として世界各国でも注目の的だ。

ハワイを走るタコマがモチーフのフェイス!

海外仕様と言えばロッコくらいしか存在しなかったハイラックスのフェイスコンバートに、新たな刺客としてリリースされたTACOMAX FRONT FACE kit。ミリ波レーダーやフォグランプなど機能をスポイルすることなくバンパー本体を直線基調にアレンジ。まるでアンダーガードを装着しているかの様な立体デザインがオフローダーらしさに拍車を掛ける。TRDのアンダーガード装着も可能だ。

片側35㎜ワイド化で285サイズをカバー

本国のピックアップは大胆なハミタイもOKだけど、ここは日本。だけどリフトアップやホイールの換装を考えるとタイヤサイズもボリューム感が欲しいところ。また、TACOMAX FRONT FACE kitを装着した場合、フェンダー部分のシルエットが純正のパネルラインでは貧弱。MC後期はなおさらその傾向なので、フェイスキットと一緒に取り入れたいアイテム。何より285はスタイリングも抜群にキマる!

8本スポークで構成されるFORCE WHEELSDENARI。17インチ、18インチとラインナップしておりスポークをリムエンドまで延ばして大径感を演出しつつ、マッドテレーンタイヤに合うタフネスなイメージを高次元で両立。組み合わせるタイヤは同社が正規販売代理店として手掛けているMONSTAで、ラックと同様にオーストラリアのブランドだ。
丸パイプストレート構造のシンプルなサイドステップバー。ステップ面積を必要最低限のコンパクトな設計とすることで純正ステップよりも薄くデザインし、視覚効果も相まって車高が高く見える効果も!

BATWING AWNING [LEFT]

夏場のデイキャンプやアウトドアシーンにおいて日陰はオアシス。その日陰をわずか2分程度で簡単に、一人でも展開できてしまう優れものがバットウィングだ。リアゲート部分までをカバーする270度展開で太陽の向きが多少傾いていても影エリアを保てることはもちろん、雨天時でも気兼ねなくテーブルとチェアを用意してBBQを楽しめる。紫外線が日本の約7倍とされるオーストラリアを基準にUVカット素材を採用しており、頑丈で骨太な3本のポールはペグをクロスにして打てる様に工夫を凝らしており、多少の風でも浮き上がりを抑制する。

ルーフ上の積載や洗車に大活躍

ホイールステップの名のごとく本来は足をかけるステップとしてのアイテムではあるが、ウォータータンクで簡易手洗い場として愛用する方も続出。その他スマホやドリンクを置くサイドテーブルとしても有効。33インチ程度までのタイヤなら装着が可能なので過剰なリフトアップ&規格外なタイヤ、またはタイヤハ
ウスが極端に狭い車種以外は使える便利アイテム。

溝に挟まった石を取るギアも拘るべし

ストーンリムーバーと聞くとピンとくる方もいるだろうが、ほとんどの方はこの絵を見てアウトドアシーンで使えるナイフを連想したのではないだろうか。たかがタイヤの溝に挟まった石と侮るなかれ。走行中に石が飛んでフェンダーやボディアンダーに傷を作る可能性もある。取り除く際はぜひ!カッコいいストーンリムーバーでクールに!

ベッド部分を犠牲にしない優秀なシステムラックは強靭で質感の高い鍛造製!

一昔前まではキー付トノカバーでベッド部分をトランクの様に愛用するか、シェルを装着して室内化させるのがピックアップ上級者のステイタスだったが、ここ数年のアウトドアブームも相まって、積載能力の向上をいかにスタイリッシュにこなせるかが“ベッドメイキング”の腕の見せどころ。紹介するACSFORGEDはその名の通り鍛造製のベースラックで様々なオプションアイテムによって拡張可能。片側をギアポッドにして登山用の靴やウェアを小分けにしたり、シェラフや調理器具などを収納すればそのままバックごと取り出して使える優れもの。撮影車両は反対側にバットウィングオーニングをセットしているが両側セットすればさらに積載力UP。お好みに応じて様々なアレンジが楽しめる点も特筆物だ。