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「auto ruby’s」レトロフューチャーな仕立てが多くのレトロファンを魅了する!

美しい海岸に恵まれた鳥取県岩美郡のガソリンスタンド跡地に店舗を構えるオートルビーズ。道路を挟んで向かいのストックヤードにはJB23、JB11・12など旧モデルのジムニーがずらりと並び、同社がジムニーカスタムに注ぐ情熱の熱量がうかがえる。主役のJB64を差し置いて語るのもなんだが、旧ジムニーのスタイリングも目を見張るものがあり、マットカラーのコントラストや、ハイルーフをあえてセレクトする目利きの良さなど、定番とは一線を画すマニアや個性はユーザー達を唸らせるセンスの良さは特筆物だ。
そんな独自のカスタムセンスを余すことなく注ぎ込んだJB64用のカスタムパーツは、同社看板アイテムのグリル淵の塗り分けによってランドクルーザー40を彷彿させるヴィンテージ風味なスズスポグリルや、22世代のフェイスを復刻させたクラシック22スタイルグリルを筆頭に懐古主義、すなわちレトロフューチャーな仕立ての良さが際立つものばかり。アイアンバンパーやイラスト風に描かれたむき出し背面タイヤ風のカバーなど、どれもがどこか懐かしく、それでいて新鮮に映る。定番のオフロードスタイルとは一風変わった味わい深き一台に仕立てたい方に是非、お勧めしたいショップと言える。

◆JIMNY JB64

シンプルな造形美のストレートスチールバンパーと、丸いヘッドライトを絶妙にトリミングするランクル40風のスズスポグリルの醸し出す70`sテイストは実に味わい深い。
ホワイトバンパーとマッチするクリムソンのディーンにMONSTARのホワイトレタータイヤが絶妙にマッチ。1インチアップの恩恵を受けて純正では不可能なワンランク上のタイヤサイズを選択。
むき出しのままだとタイヤの油分が溶け出してバンパーが変色してしまうため、愛車をいたわる意味ではカバーが必須。ルビーズタイヤのイラストならむき出しタイヤ風味を存分に堪能可能だ!

◆JIMNY SIERRA JB74

鉄の質感がリアビューの印象をワイルドに引き立てるオリジナルのスチールバンパー。LEDの丸型4灯テールで存在感を高める。
こちらは他社製品の2インチリフトアップキットを装着。要望があれば自社製品のみならず様々なパーツメーカーのアイテムを使って車輛制作やカスタムコンプリートも可能だ。
バンパー部が変更されたことで行き場を失ったナンバーは背面タイヤ横に移設。この絶妙な位置関係のバランスもセンスが際立つポイント!
JA22を彷彿させるコンセプトの元で制作されたこちらのデモカーは、ボトムスも当時のトレンドを汲んだデイトナブラックをチョイス。軽いと噂のOPEN COUNTRY R/Tとの組み合わせもベストマッチ!

◆注目のカスタマイズ

ジムニーらしさを色濃く表現するフェイスアレンジに注目!

上がJA22をオマージュしてデザインされたクラシック22スタイルグリル、そして下側がCALなテイストを取り入れ、ランクル40風味にアレンジを加えたスズスポグリル。70年代、80年代を彷彿させる端正な顔立ちは注目の的!

他車種へのオマージュフェイスが多いJB64のグリルカスタムにおいて、同社がリリースするグリルは旧ジムニーを思わせる懐古主義的なデザインを際立たせる。その表情をより色濃くすべくスチールバンパーや、エンブレムの字体にまで当時らしさを追求する姿勢もお見事。新しいのにどこか懐かしい「レトロフューチャーコンセプト」がJB64のカスタムシーンの新たな刺客として注目を集める。