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デリカD:5 イベント

2026.06.10

【ROAD HOUSE】後期型デリカD:5デビュー後初のDDSを開催! 早速カスタムに挑むオーナーで〝デリカ〟だらけ

デリカやランクルをはじめとして、あらゆる4WD・SUVのカスタムを30年以上にわたって手掛けてきたプロショップだが、近年はパーツメーカーとしての地位も確立している。通常は自社デモカーが店頭に並ぶが、DDS開催時は日本のデリカカスタムを代表する各社のデモカー襲来し、さらにデリカファンも大集合! デリカオーナーなら、これを見るだけでもDDSに行く価値がある。

全国にデリカを専門的に扱うメーカーやショップは数多いが、埼玉県のロードハウスはパーツや新車コンプリートカーの販売に加え、カスタムパーツの大商談会とオーナー同志の交流を深めるために尽力している。それが『DDS(デリカで集合)』というイベントだ。

この4月18〜19日、ついに通算30回目となるDDSが開催された! 関東圏だけでなく、今回は何と北海道からもユーザーが来店。後期型デリカD:5の納車が順調に進んでいるようで、1週間前に納車された人、1時間前に納車されたばかりのピカピカのデリカオーナーの姿も見られた。さらに少しずつデリカミニのカスタムも注目されているようで、今回が初めての参加というミニオーナーも多かった。

さて、イベント会場となるロードハウスの店頭には恒例のデリカ界隈各社のデモカーやブースが大集合! 各社のカスタムデリカを一度に見比べられるまたとない機会であり、さらに自分の目と各メーカーのスタッフの説明を聞いて納得してパーツを選べるのはDDSの醍醐味だ。

もちろんデリカオーナーはファミリー層が多いので、一緒に来場した子供たちが楽しめるように、ぬり絵やお菓子のプレゼントといった企画を実施。さらに会場での購入金額に応じて参加できるガラガラくじには大人も大興奮! 30 th記念ということで特賞にMKWのアルミホイールが用意されたほか、出展ブースから素敵なアイテムが協賛され、お父さんたちはいつも以上に真剣な表情で抽選に挑んでいた。

通常は立ち入り禁止のカーピットだが、DDS開催時はここも解放。たくさんのタイヤ&ホイールが展示されて見比べることができる。さらに掘り出し物やアウトレットパーツの販売など、宝探しをするような楽しさがある。

当日展示された出店社のデモカー&商品

ROAD HOUSE / KADDIS
いち早く後期型デリカD:5のカスタムに着手したロードハウスは、5.2インチリフトアップしたKADDISエクストリームスタイルを披露。このデモカーに装着されているパーツは、細部の調整を行なっているものもあり、形状変更される可能性がある。もちろんさらなる新パーツが登場するかもしれないし、最終的な完成形はもう少し先になりそうだ。他にも新型デリカミニAR4スタイルや、東京オートサロン2024のドレスアップコンテストSUV部門で優秀賞を受賞したオレンジの中期型D:5も展示。装着パーツも多数用意して、違いを見比べられるように配慮していた。

JAOS
従来のスタイルを踏襲しつつ、新型D:5用パーツを展開するJAOS。DDSではオーバーフェンダーはノーマルだが、その後期型用が完成。詳細は76ページをチェック!

MKW/BRUT
MKW&BRUTは、オーバーフェンダーが標準装着された後期型のデリカD:5に向けた専用サイズを新開発! M204にはLT235/70R16サイズのタイヤにマッチする16×7.0J+25を用意。一方のBR-70は16×6.5J+20を設定(タイヤは225/70R16サイズとコンビしていた)。またM204のカスタムサイズ16×8.0J+7は展示初披露。

ELFORD
マッドフラップやマフラー、注目の18インチホイールのブラッドストック・フェイズなど、新型デリカD:5に向けたパーツをラインアップ。ちなみに今回のデモカーはロードハウスのKADDISブランドとMIXしたコラボカスタム仕様で、軽量エアロボンネットやスモークレンズのルーフマーカーランプなども装着。

輝オート
新型デリカD:5用のヘッドライトプロテクターやスモークテールランプカバーを装備したデモカーを展示した輝オート。前者はDDS会場で先行予約受付開始した。

TDI Tuning
カプラーオン装着で、簡単にノーマルに復帰できるTDIチューニングのサブコンピューター。今回も自分の愛車で体感できる試乗&即売会で、皆さん違いを実感。

X-Fang
X-Fangは熟成された中期型D:5のデモカーを展示。もちろん新型D:5のパーツも開発中で、デリカファンミーティングの会場で最新のデモカーをお披露目予定だ。

当日来場されたユーザーカー(新型車)

DELICA D:5 今(こん)さん
まだシートにビニールが掛かったままの状態で来場した今さん。これまでパジェロ、パジェロミニ、パジェロイオを乗り継いできた三菱SUV党でデリカはこの後期型D:5が初めて。なんと「1時間前に納車されました」と語った。DDSではブラウンのマッドフラップを早速購入し、今後もカスタムを楽しんでいくとか。

DELICA D:5 辻(つじ)さんファミリー
20年にわたってハイラックスサーフを所有していたが、家族全員が快適に移動できるようにと新型デリカD:5にチェンジした辻さん。1週間前に納車されたばかりだが、マッドフラップ/マフラー/サイドステップ/コンビランププロテクターなどを一気に購入! カスタムした姿もぜひ見せてくださいね。

DELICA MINI たまぴさん
初代デリカミニを買うまではカスタムにまったく関心がなかったたまぴさんだが、今はデリカを存分に楽しんでいる。さらに新型デリカミニに乗り換えてその勢いは増すばかり! 今回のDDSではモードセレクターリングを購入したが、いずれグリルマーカーランプの装着も考えているとか。

デリカのトップブランドが一堂に会するカスタム祭りでもあるDDSでは、ネットの画面越しでは分からないリフトアップの車高感やタイヤ・ホイールのツライチ具合、パーツの質感を見て、触って、リアルに体感できる。また新製品から掘り出し物のパーツまで、メーカー直販のイベント限定プライスで購入できるため、カスタム欲が爆発するオーナーも多い。ただの展示・販売会ではなく、パーツ開発のプロと直接コミュニケーションが取れるのもDDSならでは。マニアックなカスタム相談にも親身に応えてもらえるため、安心してカスタムの一歩を踏み出せる。

年2回ペースで回数を重ね、ついにSTAGE30を迎えたDDS。単なるカスタム商談会ではなく、全国から集まるデリカオーナーのミーティングでもある。駐車場は「デリカモーターショー」状態。お互いの愛車を見てこだわりを語り合う、アットホームな空気感こそが、DDSが30回も愛され続けている最大の理由だ。

DDSステージ30に集まってくれた明日のデリカを担うキッズたちが楽しんだぬり絵と笑顔が素敵です♪

DDSはオーナーだけでなく家族連れも大歓迎のイベントだ。子供たちが退屈しないように毎回趣向が凝らされているが、今回はデリカD:5&デリカミニのぬり絵にチャレンジ! お菓子の配布もあって、子供も親も家族全員がニコニコ楽しんでいたのが印象的だった。

SpeciaL Interview

DDS企画立案・運営
ロードハウスゼネラルマネージャー 守 浩之さん

ロードハウスのゼネラルマネージャーを務めるとともに、ロードハウスが擁するブランドのKADDISでデリカD:5やデリカミニなどのパーツ開発担当をする守さんがDDSの企画立案や運営も行なう。自身もデリカD:5のオーナーであり、D:5を「家族を色々な場所に連れて行ってくれて、カスタムする楽しさが凝縮された唯一無二の相棒」と評価している。

「デリカで集合!」から始まった30回もの〝絆〟

デリカカスタムの雄『ロードハウス』が主催するイベント『DDS』に参加したデリカファンとその家族は、本当に楽しんでいる。みなさんの笑顔はとにかく素敵である。ここでは記念すべき30回目『DDSステージ30』を終えたタイミングで、ロードハウスのゼネラルマネージャーである守 浩之さんにDDSを振り返ってもらいつつ、イベントへの想いを聞いてみた。
*  *  *
————まず『DDS』というイベントはどういうものか教えてください。
守:当初は「デリカD:5で集合(DeLica D:5 de Shugo)」の頭文字でDDSとしていました。4WDカスタム専門店であるロードハウスが主催するイベントですが、今では全国から多くのカスタムされたデリカが集まってきて、オーナー同士の情報交換や交流の場としても機能しています。
————初回はいつ開催されたのでしょうか?
守:2010年が初開催でした。そこから基本的には年2回開催してきました。
————ステージ30の今年が16年目でしたが、その間変わったことはありますか?
守:名称を「デリカで集合(DeLica De Shugo)」へ緩やかに変えています。今はデリカミニオーナーもウェルカムですからね。また今回会場を分かりやすくするため「デリカカスタムパーツ大商談会」というノボリも飾りましたが、人によってはそれで〝DDS〟と思ってもらうのもアリです。
————JAOSやELFORDをはじめ、有名メーカーが多数出展していますね。
守:数々のカスタムデリカ展示に加え、新製品から掘り出し物まで様々なパーツを直接見たり相談したり、さらにイベント特別価格で購入できることもDDSならではのメリットといえます。
————話は変わりますが、ここまで蜜月関係になった〝ロードハウスとデリカ〟が関わるキッカケは?
守:デリカのカスタムを始めたのはスターワゴンからでした。当時、タイヤとホイールの交換によってホイールが割れる事例が世間でまぁまぁあり、その対策ができないかということでデモカーを導入したんです。そして主流だったサイズがディスクに負担がかかりやすいインセットだったため、インセット±0にすると負担が軽減できると分かりました。ただ、それだとタイヤがはみ出してしまうので、収めるためにオーバーフェンダーを開発しました。これが現在のデリカカスタムの源流ですね。
————なるほど。
守:さらにオリジナルで強化トーションバーをつくりました。ロードハウスの経営理念は「新たなライフスタイルの提案」です。そこでユーザーがカスタムしやすい環境を生み出すため、オリジナルブランドの『KADDIS(カディス)』を立ち上げて今に至ります。
————DDSで多数のメーカーが集まるスタイルはいつからですか?
守:DDSステージ1の当時は、こうした合同イベントはまだ珍しかったんです。だからデリカのパーツを手掛けるメーカーやショップとタッグを組んで「全体でデリカカスタムを盛り上げていきましょう!」となりました。そのスタンスは当初からブレていません。
メーカーが常駐してユーザーと直接コミュニケーションできればパーツ開発にフィードバックできることもあるし、お客さんも納得して購入できます。もちろんメーカー同士は仲間でありライバルなので、切磋琢磨することで品質やアイデアを含め、それぞれの強味を活かした〝いいもの〟が生まれるようになりました。今回出展しているメーカーも、基本的にはずっと協力してくれている仲間です。
————これだけ長くやっていると、イベント規模の拡大もありえるのでは?
守:今のところは考えていません。DDSの第一の目的はユーザーの交流の場です。製品に質問があればメーカーのスタッフに直接聞ける環境を考えると、いたずらにイベントを大きくしない方が、ファンとの密なコミュニケーションが薄くならないと考えています。
————ファミリーでの来場者が多いのも特徴ですね。
守:多くのデリカファンがファミリーユースで乗られています。そのため、子供に目の届く規模感で実施したという判断もあります。さらにお子さんが飽きないようにぬり絵やくじ引きを用意したりしていますが、お子さんに喜んでもらえればママが喜ぶし、ママが喜べばパパは買い物しやすい(笑)。ファミリーでDDSをいい思い出にして欲しいなと思っています。
*  *  *
 今回の取材中に過去のDDSの画像を拝見させてもらった。個人情報保護法の観点から掲載は差し控えさせていただいたが、初回の開催からステージ30まで、開場となるロードハウスの駐車場はずっと「デリカで集合!」しており、その熱量はいい意味で変わっていなかった。その写真を眺めている時に、守さんからこんな素敵なエピソードがあったので、付け加えておきたい。
*  *  *
守:ステージ30まで「DDSを継続してやってきて良かったな」と思うことがたくさんありました。
 ひとつは前期型D:5でカスタムしていた方が、現行の新型D:5に乗り替えてまたDDSに帰ってきてくれたことです。
さらに、かつて父親と小学生の息子さんという親子で来場していたユーザーさんが、再び来てくれまして。しかも今度は息子さんがデリカD:5オーナーとなり、お父さんが付き添いというカタチで。今回は息子さんが新型のカスタムをするということで、ロードハウスとDDSのことを教えてくれたみたいなんですよね。
想いを引き継げるのは、デリカというクルマだからこそ。DDSはファミリーで楽しめるイベントなんだなと、改めてオーナーさんから教えてもらえました。今後も協力してくれる出展メーカーとともに、年2回ペースでDDSを続けていきますので、デリカに興味があるオーナーさんは、ぜひいらしてみてください。